【東北】行ってきました!鉄道開業150年記念!JR東日本パスの旅。1日目後編

【東北】行ってきました!鉄道開業150年記念!JR東日本パスの旅。1日目前編(盛岡〜角館編)

の続きになります。

14時過ぎに角館駅を出発し、秋田新幹線こまちで秋田へと向かいます。

時刻表を見ると角館駅から1時間ほどで秋田駅に到着します。

時刻は15時、秋田駅へ到着

1日目の目的地、秋田駅へ到着しました。

ホテルは市内のホテルを予約しましたがチェックインまでは時間に余裕があるので市内を散策します。

市内での大まかな目的地は「ねぶり流し館」とすぐ隣の「旧金子家住宅」

秋田駅から距離は1.2kmくらいですがどちらも閉館が16時30分なので急ぎ足で向かいます。

到着!民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)

秋田市の竿燈祭りは有名で東北の三大祭りの一つでもありますが私、竿燈祭りに遊びに行った事はありませんでしたのでここに来るのは結構楽しみにしてました。

ねぶり流し館は竿燈の起源といわれる七夕行事「ねぶり流し」にちなんだ愛称の民俗芸能伝承館です。

この「ねぶり流し」というのは真夏の邪気や睡魔を払う「眠り流し」が原型とされています。

眠り流し自体は江戸時代以前より行なわれており、宝暦年間には現在の原型があったとされ、五穀豊穣や無病息災、技芸上達を願って旧暦7月7日にあわせて行われる七夕行事とともに、旧暦7月15日のお盆を迎え入れるための一連の行事として現在の形になったとも言われています。

秋田市では「眠り流し」という言葉が訛り、「ねぶり流し」と呼んでいます。

ねぶり流し館では竿燈や土崎神明社祭の曳山車等を展示しており、竿燈に触れて実際にチャレンジできる体験用もあります。

竿燈祭りの竿燈は北国の黄金に輝く稲穂の明かりと言われています。

竿燈に使われる提灯には、鮮やかな町紋や社章が描かれています。

これを一挙に見れるのはねぶり流し館ならではです。

町紋には縁起物を描かれる事が多く、絵で町内が判断できるのも秋田竿燈ならではです。

民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)


  • 所在地 : 秋田市大町一丁目3番30号
  • 電話番号 : 018-866-7091
  • 利用料金 : 一般100円(20人以上の団体80円)高校生以下無料
  • 開館時間 : 午前9時30分から午後4時30分まで
  • 休館日 : 12月29日から1月3日まで

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ねぶり流し館すぐ隣、旧金子家住宅へ

旧金子家住宅はねぶり流し館に併設されている秋田市の有形文化財として指定されている建物です。

金子家は昭和57年まで、この建物で商売が営まれており、平成8年に所有者から秋田市へ寄贈されています。

金子家住宅は江戸時代後期に質屋・古着商を開き、明治初期に呉服・太物卸商を創業しています。

明治20年ごろの俵屋火事により主屋や米蔵などが焼失しましたが内蔵は耐え抜き再建され、江戸時代後期の秋田の町屋の建築様式を色濃く残した建物です。

写真では分かりづらいですが屋根の上には防火用の「天水甕」が乗っていたり、江戸時代に建てられた立派な内蔵は住宅と屋根続きで外へ出ることなく行き来ができるようになっています。

俵屋火事にも耐えた内蔵

旧金子家住宅は秋田市民俗芸能伝承館へ問い合わせれば趣味の教室や少人数の集まりごとにご利用する事ができます。

飲食などはもちろんできませんが人数を集めて趣ある建物で趣味や好きな事に没頭するのも良いですね。

旧金子家住宅


  • 所在地 : 秋田市大町一丁目3番31号
  • 電話番号 : 018-866-7091
  • 利用方法 : 隣接する民俗芸能伝承館から入館
  • 利用料金 : 料金は隣接のねぶり流し館との共通券で一般100円、高校生以下無料となります。
  • 開館時間 : 午前9時30分から午後4時30分まで
  • 休館日 : 12月29日から1月3日まで

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ねぶり流し館、旧金子家住宅より徒歩2分、秋田あくらビールブルワリーショップへ

秋田あくらビールブルワリーショップへ行って旅の疲れをビールで一気に流そう!と思いましたがタイミング悪く休業日でした、。

事前にしっかりと調べなかった私のせいです、。

「次回秋田へ来た際には必ずリベンジするぞ!」

と誓いお店をあとにしました。近くに立ち寄った際には是非寄ってみてください。

ビールコンテスト・審査会にて2006年から16年連続で入賞しているビールです。

関連記事 : 【秋田県】人気のクラフトビール|秋田あくらビールに個性的なビールが揃っている!

秋田あくらビールブルワリーショップ


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一度ホテルへ

時刻は18時前頃、ちょうど良い時間なので一度ホテルへとチェックインしに行きます。

今回は秋田駅より1.2kmと好立地の場所を選択しました。

小休止を挟み、市内駅前を中心に散策、予約していた秋田郷土料理と地酒を求め夜の市内へと繰り出そうと思います。

まだ目当てはあります。そう、秋田駅西口バスターミナル

これは個人的に見たかった場所の一つ、

「秋田駅西口バスターミナル」

これは2013年にデザイナーの南雲勝志氏がデザインしたバスターミナルです。

2014年に「GOOD DESIGN AWARD」を受賞しており、引用しますと

秋田駅西口バスターミナルは、「秋田杉」をふんだんに使った木造のバスターミナルです。日本三大美林の一つに数えられ、全国一の蓄積量を誇る「秋田杉」を活用し、県都秋田市の玄関口にふさわしい「お客様をおもてなしする空間」として、木の可能性を全国にアピールするとともに、秋田駅前の景観向上にも貢献しています。

WEB上とはなりますが初めて見た時にビビッときていつか見たいと思っていたんです。

知らない土地だから、というのもありますがここから何処かへ地名だけ見て出掛ける、何て事をしてみると面白いかもしれませんね、考えるとワクワクしてきます。

GOOGLE MAP (秋田駅西口バスターミナル)



夜ご飯はもちろん秋田の郷土料理と地酒

夜ご飯はもちろん旅の予定を組んでいる頃から目ぼしい所を選んでいました。

が!!!!

ここで災難?が、。

事前に予約していたお店があり、徒歩で店前まで向かうと明かりは点いておらず嫌ぁ〜な感じはしていたのですが店前には

「店主体調不良の為、臨時休業とさせていただきます」

とのこと。

「うん、しょうがない。こういうご時世ですから無理はせずゆっくりとお休みください。」

と心で唱えお店をあとにしましたよ。だがここからが大変、、世間は全国旅行支援やJRフリーパスなどで私同様観光客が多く郷土料理を食べれそうなお店はどこも満席!

1時間ほど路頭に迷い川反まで足を運びすずらん通り周辺で端からアポ無しで突撃する事にしました。

スマートフォンを片手に郷土料理を食べられそうなところに電話をしながら突撃する事4~5軒目、

やっとの事で出会いました!

「秋田きりたんぽ屋」さん

ダメ元で交渉しましたら予約のみの受付だったが席に空きができたので直ぐに通せるとの事。本当に助かりました。

秋田県の全蔵の各杜氏がお勧めする自慢の逸品が飲めるとの事。

最高です。(地酒を推しながら写真にビールが写ってるのはお許しください、、喉が乾いてたので、。)

メニューはまさに郷土料理!と言ったもの、知らないのばかりです。

注文したのは「きりたんぽ鍋」「秋田の山菜 みずの玉」「いぶりがっこ」に「しょっつる空上げ」に「えご」に他諸々!

言い訳ですが旅の疲れとあまりの美味しさに写真は撮り忘れてしまってます。

きりたんぽ鍋は本当にさすがご当地、私が普段食べてるきりたんぽ鍋とは別格ですね。

驚いたのは「鳥のきんかん」が入っていた事。鳥の全てを食らうような濃い目の出汁の効いた味は本当に忘れられません。そして主役のきりたんぽは柔らかい!これも違いにビックリです。

普段私は自宅できりたんぽ鍋をする時真空パックのきりたんぽを適当に購入するのですが中も外も少し固いんですよね。

それに比べ本場のきりたんぽは表面の固さは上質なおこげのような、それでいて中は柔らかい出来立ての新米のような旨さ!さすがです。

そしてこちらも、ご当地グルメの「えご」

一度「NEFT」内でも掲載した事がありますが実食するのは初です。

ざらっとしたこんにゃくの様であり、海苔の香りが食欲をそそるクセになる一品です。

ワサビとレモンの組み合わせに正直「え?」てなりましたがレモンをかけて食べると納得の味です。

これは旨いです。

関連記事 : 【秋田県】えごとは?海藻からできる低カロリーでヘルシーなお土産をご紹介

秋田きりたんぽ屋 秋田大町分店


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美味しい郷土料理にお酒をいただき大満足、「秋田きりたんぽ屋」さんを出てもう一軒だけ寄ってホテルへと戻ります。

朝まで〜と行きたいところですが明日も朝早いので程々にしました。

最後に寄ったお店でいただいた秋田県クラフトジンの「秋田杉GIN」、5種類のボタニカル(ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、オレンジピール、レモンピール)を使用した爽やかな風味のクラフトジンですがここまで香り強いジンは初めて飲みました。

謳い文句が「まるで森林浴をしているような清々しい香り」となっていますが嘘ではなく、本当に香り、味ともに素晴らしいです。

今も人気は凄いだろうけどこれからも伸びる事間違いなしのジン、WEBでも購入できるみたいなのでお勧めですよ。

本日の交通費1日目総まとめ(通常運賃の場合と比較して)

1日目の総まとめとなります。

出発は仙台駅で盛岡、角館を経由しての秋田市。まだ明日、明後日と旅は続きますが本日のまとめの表をどうぞ!

JR東日本開業150年記念、フリーパスチケット 22,150円

交通区間電車通常運賃乗車時間
仙台駅ー盛岡駅間はやぶさ6,790円39分
盛岡駅ー角館駅こまち2,830円55分
角館駅ー秋田駅こまち3,000円43分
1日目総合計12,620円137分

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@neft_tohoku 鉄道150年記念JR東日本パスで電車の旅に行ってきました。 三日間でどれくらいお得にできるか検証します! #鉄道150周年 #JR東日本パス #新幹線イヤー2022 #電車旅行 #東北 ♬ Walker – Official Sound Studio

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