【東北】行ってきました!鉄道開業150年記念!JR東日本パスの旅。2日目前編
目次
の続きになります。
JR東日本パスの旅も2日目になります。
昨日の旅の疲れもキレイなシーツのお陰で取れたので今日も張り切って参ります!
行先は仙台に帰りがてら途中下車の旅!
2日目は観光しながら仙台に帰る予定です。
行先は昨日少ししか寄れなかった岩手です。
時刻は午前10時、では向かいます。
まずは秋田新幹線で盛岡駅へ
午前10時7分の秋田新幹線、こまち18号に乗車しまずは盛岡を目指します。
昨日は田沢湖線、奥羽本線を利用して秋田へと向かいましたが今日は真っ直ぐに向かいます。
乗車時間は秋田駅ー盛岡駅間で1時間48分です。
今年は開業記念の節目の年!駅弁も豪華絢爛!
朝食はまだ食べてなかったので秋田駅で駅弁を購入し、遅めの朝食とします。
久々に駅弁購入しましたがいやぁ〜ワクワクしますね!食べたいのばかりですが流石に2個も3個も、とはいけませんので気合の入れた一品を選びました。
その名も「秋田駅開業120周年記念 秋田のターミナル弁当」
JR東日本150年ではないじゃないか!と声が聞こえてきそうですが秋田駅も今年は記念すべき年となります。
そう、120周年記念なのです。中身も120年分の気合いを感じます。
全ては説明できないのでお品書きの写真をどうぞ、
見てくださいこのお品書き、こんな豪華なの友人の結婚式ぶりくらいです。
これを見るだけで秋田がいかに海、山の食材に恵まれているかが分かります。
そして面白いのが各品目が秋田の各路線の沿線をイメージした幕の内弁当なんですよね。
全てが本当に美味しく大満足でしたが蒲鉾県(宮城)に住んでる私もとんぶり入蒲鉾は初めて食べました。
独特な食感で蒲鉾本来の風味を邪魔せず寄り添う味は絶品です。
盛岡駅へ到着、目指すは平泉
遅めの朝食も食べウトウトしていると盛岡駅に到着しました。時刻は11時47分、ここからは乗り換えをし、一関へと向かいます。
そうです。仙台への帰路で途中下車しながら〜とは言ってはいましたが目的地はある程度決めています。
「一関」と「平泉」です。
乗り換えの時刻は12時8分、平泉まではまず一ノ関駅で乗り換えが必要なので東北新幹線やまびこ60号で向かう事にします。
一ノ関駅へ到着!
一ノ関駅は1890年に日本鉄道の駅として開業し、東北新幹線と、在来線の東北本線および大船渡線が乗り入れがある接続駅となっているため路線数の多い大きな駅になります。
そしてここの発車メロディは一関工業高等専門学校出身のNSP(ニュー・サディスティック・ピンク)の代表曲、「夕暮れ時はさびしそう」をアレンジしたものを発車メロディとして使用しています。哀愁漂う曲で心にグッと来ますので一関に立ち寄った際には是非聞いてみてくださいね。
そう言えば一ノ関駅では写真に撮れませんでしたが次世代新幹線の「ALFA-X」が試験運転で通過する所を見れて興奮しました。報道陣を載せた試験運転の際には一関付近で時速388kmを計測したみたいですね。
一ノ関?一関?
そういえば皆さんは呼び名は「いちのせき」だけど一ノ関と一関、2つ書き名があるのにお気づきでしたか?
私も少し前まで一ノ関?一関?とどちらがどうだか分からずにいました。
そもそも一ノ関の地名にはいくつか説があり、平安後期まで俘囚の長として奥六郡を支配した安倍氏が一の関、二の関、三の関と砦を築いた事によるというお話があり、そのため1889年(明治22年)に町村制が施行されるまでは地名が今の「一関」ではなく「一ノ関村」でした。
1889年以降は「西磐井郡一関町」となり、翌年の1890年に現在の一ノ関駅が開業となりましたが駅建設時地名が「一ノ関」だったことと、一般的に「一関駅」と言う書き名が町民になじまなかったため町村制施行前の「一ノ関駅」で表記する事となったみたいです。
現在の地名はもちろん「岩手県一関市」です。
ただ一関の駅を表記する時だけ「一ノ関」となります。
ややこしいですが明治、いや、もっとずっと前の平安後期からの地名が残っている名でもあります。
では、いざ平泉へ!
一ノ関駅から平泉へ向かうにはバスなど様々な交通機関を利用することが可能ですが乗り換えをし東北本線で平泉へと向かいます。
ただ時刻表を見ると乗り換えには待ち時間が1時間、、。微妙な時間ですが駅前の喫茶店でコーヒーを飲みながら待つことにします。
喫茶店で休息していると時刻は13時45分、そろそろ向かうことにします。
一ノ関駅から平泉駅までは東北本線で山ノ目駅を挟んで2駅、乗車時間は7分程度なのであっという間に到着します。
平泉駅へ到着!
平泉駅へは本当にあっ!という間に到着です。
思えば平泉駅に降りたのは初めてです。
平泉へ観光で訪れたことは何度かありますがいつも車で来てたので駅は初めてです。写真でもわかる通り平泉駅は掃除、気遣いの行き届いた本当にキレイな駅です。
平泉駅は1898年に日本鉄道の駅として開業し、1945年の第二次世界大戦ではアメリカ軍の機銃掃射により被災している駅です。その際には駅周辺の民家45戸も炎上したとのことです。
1966年には現在の鉄筋コンクリート構造の平家建となりましたが2011年の東北地方太平洋沖地震で柱の座屈破壊、壁や柱等の構造体のひび割れや崩落など、駅舎が多大な被害を受けこれと前後して、平泉が中尊寺や毛越寺を始めとした文化遺産を世界遺産へ登録することを目指していたことにあわせて、駅舎を外部、内部ともにリニューアルする計画を立て同年5月よりリニューアル工事が実施され現在の駅舎へとなりました。
長い歴史の中2度の大きな被災を受けながらも復興してきた力強い駅です。写真は撮り忘れてしまいましたが駅構内には1945年の機銃掃射の跡が残る柱も展示されてありますので平泉駅の歴史を知るためにも立ち寄る事お勧めします。
まずは中尊寺へ!
時刻は平泉へ着いた時点で14時、ずっと電車に揺られてたこともあり運動がてら取り敢えずは徒歩で中尊寺へと向かいます。
中尊寺までは距離が1.8km程度、徒歩で20分くらいです。
町営駐車場内のお食事所でまずは腹ごしらえ
中尊寺に無事到着しましたが午前の遅めの朝食で食べた駅弁から時間が経過しお腹も空いたので遅めの昼食を取ろうと思います。
町営の駐車場にはお土産屋さんや食事所が多く、一気に観光地感が増します。
平日ということもあり今回は町営駐車場内の「泉橋庵」でお昼を食べます。
メニューを見るとお蕎麦を中心に丼ものなどあり悩みましたが「わんこそば」のそば24杯を注文することにしました。
実は私「わんこそば」を食べるのは初めてです。体は大きいのですが同じものを食べ続けることが苦手なのと実は大食いでは無い、というのがあり盛岡周辺に出かけた際も少し避けてたんですよね。
ただ今回は意を決して挑戦します。
食した後に初めて知ったのですが平泉の「わんこそば」はテレビなどでよく見た延々と注がれる格闘しているようなのではなく、最初から決められた杯が配膳されているのが特徴みたいです。
24杯で通常のお蕎麦2枚分らしく、注文時にビビっていた私もスルッと食べることができ、付け合わせの漬物や薬味、とろろなどが途中で味変できて最後まで飽きずに美味しくいただけました。
INFORMATION
- 店舗名 : 泉橋庵
- 店舗住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関34−2
- 営業時間 : 11:00~15:30 ※季節により変動あり
- 定休日 : 月曜日
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お昼を食べたところで【東北】行ってきました!鉄道開業150年記念!JR東日本パスの旅。2日目前編はここまでとします。
2日目後編ではいよいよ世界遺産の中尊寺、毛越寺へと向かいます。一泊二日のJR東日本パスの旅もいよいよ大詰めです。皆様最後までお付き合いくださいませ。
本日の交通費1日目総まとめ(通常運賃の場合と比較して)
2日目の移動、運賃の総まとめになります。
出発は秋田駅で盛岡駅、一ノ関駅を経由しての平泉駅、最後にまとめ運賃表をどうぞ!
JR東日本開業150年記念、フリーパスチケット 22,150円
交通区間 | 電車 | 通常運賃 | 乗車時間 |
秋田駅ー盛岡駅 | こまち18号 | 4,620円 | 1時間48分 |
盛岡駅ー一ノ関駅 | やまびこ60号 | 3,560円 | 39分 |
一ノ関駅ー平泉駅 | 東北本線 | 200円 | 7分 |
2日目前編合計 | 8,380円 | 154分 |