宮城県の海沿いでは、風光明媚な絶景が楽しめると同時に、多彩な海の幸を味わうことができます。
三陸の海には周辺の山地から豊富な養分が河川を通じて流れ込むため、牡蠣などの養殖に適した漁場になっています。
日本三景の一つに選ばれている松島では、旬の時期に牡蠣の名物料理を堪能できます。
さらに、松尾芭蕉などの文人が絶賛した景色も特徴で、リアス式海岸の織り成す壮観な奇岩の数々を見ることができます。

・松島湾

松島湾
Photo by x768 – Matsushima Bay / Size-adapted.

松島湾には独特な形をして島がありますが、これらを総称して浦戸諸島と呼びます。離島らしい風景が特徴で、季節を通じて海の景色で癒される場所です。
春の浦戸諸島では、海に面した場所で菜の花が一斉に満開になり、景色は黄色い絨毯のような状態になります。
この絶景を眺めるために、遠くから訪れる観光客も多く、宮城県の花の名所の一つです。

・神割崎

宮城県の南三陸では、海沿いには荒々しい奇岩があり、独特な景観を作っています。神割崎は名前の通りで、神様の力によって崖が真っ二つに割られたものだと伝えられています。
神割崎には常に大きな波が押し寄せてきますが、硬い岩盤は侵食に耐えながら、現在でも堅牢な姿を保っています。
2月や10月の季節を選んで訪れる場合には、神割崎の崖の合間から朝日を眺めることができます。

・気仙沼大島

気仙沼大島
Photo by (一社)リアス観光創造プラットフォーム – 亀山 / Size-adapted.

宮城県の海沿いにある島々の中で、特に大きいものとしては気仙沼大島が有名です。
気仙沼大島は緑が豊かな環境になっていることから、別名では緑の真珠と呼ばれることがあります。
周辺が広大な海域に囲まれ、235メートルの標高があるため、気仙沼大島の頂上からは素晴らしいパノラマ風景を楽しめます。
気仙沼の周辺の地形についても、南三陸と同じように荒々しい奇岩が連なっています。
巨大な石が柱にように連なる場所もあるため、大自然の迫力を味わうための名所としてもおすすめできます。気仙沼へ訪れるときには、名産のフカヒレ料理を堪能できることも魅力になっています。