【青森県】青森の寒さはどれくらい?冬の青森旅行の防寒対策を紹介!

目次

雪と言えば東北!特に青森の冬の寒さと雪の量は他の県とは異なります。

初めて青森旅行を計画している方の中には「青森ってどれくらいの寒さなの?」と思う方もいるかもしません。

今回は青森の寒さ、防寒対策について紹介していきます。


青森の冬は地域によって寒さが異なる

青森県は太平洋と日本海側で異なる気候を楽しめる、数少ない県です。冬の寒さも地域によって大きく異なります。地域ごとの寒さの違いを紹介します。


下北地方

下北地方は、むつ市周辺の地域となり、青森県の右上にあたる地域になります。マグロ漁が有名な大間町も含まれています。

下北地方の1月の最高・最低気温、積雪などは以下の通りです。

今年の寒さは入っていないのでさらに低く、積雪も多いでしょう。東京の最高/最低気温が9.8℃/1.2℃というのでかなり寒いのがわかりますね。

下北地方(むつ市)の1月の最高・最低気温、積雪(1981~2010の平均値)

  • 最高気温:1.6℃
  • 平均気温:-1.4℃
  • 最低気温:-5.2℃
  • 平均積雪(降水量):103.1mm

冬日・真冬日等の日数(※集計期間:2019年8月1日~2020年7月31日)

  • 最低気温0度未満(冬日)の日数:108日
  • 平均気温0度未満の日数:40日
  • 最高気温0度未満(真冬日)の日数:5日

データ引用:気温と雨量の統計(https://weather.time-j.net/)

観測地点:むつ特別地域気象観測所


南部(三八上北)地方

南部地方は「三八上北(さんぱちかみきた)」などとも呼ばれ、十和田市や八戸市を含む県の南に位置する地域です。

下北・津軽地方に比べて降雪量が少なく、雪の日よりも晴れの日の方が多いのが特徴になります。

他の地域よりも暖かく感じるかもしれませんが、最高/最低気温は下北地方と変わらないので、太平洋側だからと気を抜いた防寒対策をしてしまうと、痛い目に遭う可能性もあります。

三八上北地方(八戸市)の1月の最高・最低気温、積雪(1981~2010の平均値)

  • 最高気温:2.6℃
  • 平均気温:-0.9℃
  • 最低気温:-4.2℃
  • 平均積雪(降水量):42.8mm

冬日・真冬日等の日数(※集計期間:2019年8月1日~2020年7月31日)

  • 最低気温0度未満(冬日)の日数:95日
  • 平均気温0度未満の日数:25日
  • 最高気温0度未満(真冬日)の日数:4日

データ引用:気温と雨量の統計(https://weather.time-j.net/)

観測地点:八戸特別地域気象観測所


三八上北地方(十和田市)の1月の最高・最低気温、積雪(1981~2010の平均値)

  • 最高気温:1.8℃
  • 平均気温:-1.9℃
  • 最低気温:-6.3℃
  • 平均積雪(降水量):32.8mm

冬日・真冬日等の日数(※集計期間:2019年8月1日~2020年7月31日)

  • 最低気温0度未満(冬日)の日数:123日
  • 平均気温0度未満の日数:48日
  • 最高気温0度未満(真冬日)の日数:9日

データ引用:気温と雨量の統計(https://weather.time-j.net/)

観測地点:十和田地域気象観測所 (アメダス)


津軽(東青・西北・中南)地方

津軽は青森市・弘前市・五所川原市などの都市を含む日本海側の地域です。冬は冷たく湿った空気によって雪の降る日が多く、降雪量も100㎝以上などの地域がたくさんあります。冬のニュースで耳にする酸ヶ湯も津軽地方にあたります。

ちなみに青森市は、人口10万人以上の都市の年間降雪量世界一といわれています。世界一雪が降るというのは驚きですね。

寒さが世界一ではありませんが、日本海側の津軽山地から北西季節風が吹き、八甲田山からは南西風が吹くため、青森市上空で上昇気流ができ、雪を降らせる条件がそろっているので雪が降るとされています。


津軽地方(青森市)の1月の最高・最低気温、積雪(1981~2010の平均値)

  • 最高気温:1.6℃
  • 平均気温:-1.2℃
  • 最低気温:-3.9℃
  • 平均積雪(降水量):144.9mm

冬日・真冬日等の日数(※集計期間:2019年8月1日~2020年7月31日)

  • 最低気温0度未満(冬日)の日数:85日
  • 平均気温0度未満の日数:25日
  • 最高気温0度未満(真冬日)の日数:7日

データ引用:気温と雨量の統計(https://weather.time-j.net/)

観測地点:アメダス 青森地方気象観測所


津軽地方(弘前市)の1月の最高・最低気温、積雪(1981~2010の平均値)

  • 最高気温:1.5℃
  • 平均気温:-1.8℃
  • 最低気温:-5.0℃
  • 平均積雪(降水量):120.7mm

冬日・真冬日等の日数(※集計期間:2019年8月1日~2020年7月31日)

  • 最低気温0度未満(冬日)の日数:98日
  • 平均気温0度未満の日数:37日
  • 最高気温0度未満(真冬日)の日数:6日

データ引用:気温と雨量の統計(https://weather.time-j.net/)

観測地点:アメダス 弘前観測所


津軽地方(五所川原市)の1月の最高・最低気温、積雪(1981~2010の平均値)

  • 最高気温:1.5℃
  • 平均気温:-1.4℃
  • 最低気温:-4.6℃
  • 平均積雪(降水量):119.4cm

冬日・真冬日等の日数(※集計期間:2019年8月1日~2020年7月31日)

  • 最低気温0度未満(冬日)の日数:95日
  • 平均気温0度未満の日数:28日
  • 最高気温0度未満(真冬日)の日数:6日

データ引用:気温と雨量の統計(https://weather.time-j.net/)

観測地点:アメダス 五所川原地域気象観測所


青森の防寒対策はどうする?

青森県各地の気温や雪の多さは伝わったかと思います。しかし、実際に青森の寒さを体験したことがないから防寒対策がわからないと心配している方もいるかもしれませんね。

寒さ対策をする上で筆者が重要だと思うポイントをいくつか列記します。


  1. 外は寒いが室内はかなり暑い!
  2. 雪は一日中やまないこともあるし、突然吹雪になったりもする。
  3. 車道の除雪は行き届いているが、歩道は歩くのが困難な場所が結構ある。

この辺りが押さえておくべきポイントかなと思います。

外は寒いが室内はかなり暑い!

まず(1)ですが、北海道しかり青森しかり、寒い地方の人は室内を極限に温めて薄着で過ごす傾向が強いです。なので極端な重ね着で寒さ対策をしてしまうと温度調節ができずに汗だくになって、その後外に出て汗が冷えて風邪を引く…なんていうこともあるかもしれません。なので脱ぎ着がしやすい防寒対策が重要になってきます。

雪は一日中やまないこともあるし、突然吹雪になったりもする。

次に(2)は雪の量です。「やまない雨はない」…なんて言葉がありますが、青森の雪は一日中降り続けることも結構あります。突然風が出てきて吹雪になることもあります。そんな時はフード付きの服であることが結構重要だったりします。

顔にバチバチ雪が当たってくるのは結構なストレスです…そんな時はフードをかぶってうつむき加減で歩きましょう!

車道の除雪は行き届いているが、歩道は歩くのが困難な場所が結構ある。

(3)は足元です。とにかく雪が降るので、午前中に除雪されていてもお昼にはまた積もるなんてことはざらにあります。車道は車の事故に繋がるので小まめな除雪がされていますが歩道はそうはいきません。青森の中心部でも雪をかき分けて歩かなければならない可能性は十分にあります。なので足元も十分に準備する必要があります。

新青森駅

ちなみに上の写真は筆者が2022年12月に青森に行った時の東北新幹線の新青森駅のタクシー乗り場、バス乗り場側の様子です。時間帯や天候にもよりますが、こんな感じで雪道を歩くことはよくあります。


【防寒対策】基本はダウンジャケット

コートの場合だと、中に重ね着をして防寒対策が必要ですが、ダウンジャケットは薄着に羽織るだけ、脱ぐだけ!車の乗り降りや室内・室外への移動など、旅行でよくあるシチュエーションでも暖かい上に温度調節が容易です。

脱ぎ着がしやすい・フードがついている・暖かいの3拍子が揃っているダウンジャケットはかなり必須アイテムだと思います。


【防寒対策】足元はスノーブーツがおすすめ

スノーブーツ

雪国ではない地域に住んでいる方は手持ちがない人がほとんどだと思いますが、スノーブーツはかなりいいアイテムです。まず前述したポイントの(1)にあたる脱ぎ着が容易です。一般的なブーツでも問題はないんですが、例えば居酒屋で座敷に上がったり、旅館・ホテルで靴を脱ぐなど、ブーツだと煩わしい場面が結構あると思います。そういった点で脱ぎ着がしやすい靴というのはかなり高ポイントです。

さらに(3)の雪道を歩くとき。スノーブーツであれば余程積もっていなければ問題なく歩くことができます。なにより通常のブーツよりだいぶ軽いので歩きやすいです。

履きなれないから恥ずかしい…なんていう人もいるかもしれませんが全く問題なしです!青森に着くと高確率でみんな履いてます!


【防寒対策】寒さに弱い人はダウンパンツも要検討

ダウンパンツ

ここまでは必要ないと思いますがどうしても寒さに弱い!という人はダウンパンツも検討してみてもいいかもしれません。要はダウンジャケットの素材でできたズボンです。

ここまですれば余程の山岳地帯に行かない限り寒さの問題は解決すると思います。少しかさばりますが薄めのダウンパンツを通常のパンツの下に重ね着するのもありですね!


【防寒対策】手袋・耳当て・ニット帽も結構重要

手袋は皆さん持ち歩くと思いますが耳当て、ニット帽も忍ばせておくといいかもしれません。寒いときには耳・頭を防寒するとかなり違いますよ!カイロなんかもいくつか持ち歩いているといざというときに役に立ちます。


青森で体験できる冬の風物詩

冬の青森旅行をする場合は、青森の雪や寒さを楽しむことが必要です。寒さに震えている暇はなさそうですね。青森の冬の風物詩を3つ紹介します。

地吹雪

地吹雪自体は耳にしたことがあるかもしれませんが、地吹雪を経験するチャンスは東北やその他地域でも滅多にありません。

地吹雪とは強風によって雪が舞い上げられ、視界が遮られてしまう現象です。地吹雪は前が見えなくなるだけではなく、立っていられない、息もしづらくなり、体感温度は気温より-10℃ほど下がります。

地吹雪はできれば体験したくありませんが、青森では「地吹雪体験ツアー」があるので、興味のある方は、参加して地吹雪を実際に体験してみてはいかがですか?

参照:雪国地吹雪体験|青森県観光情報サイト

ストーブ列車

ストーブ列車というのをご存じですか?ストーブ列車とは、奥津軽地方を走る津軽鉄道の名物列車です。

運転期間は12月から3月末まで。列車の中にダルマストーブが設置され、車窓から地吹雪の景色を眺めることができます。他の地域では体験できない青森ならではの列車です。

ストーブ列車は運転日が限られているので、ストーブ列車に乗ってみたい方は、津軽鉄道のホームページをチェックしてください。

参照:ストーブ列車|津軽鉄道株式会社

雪灯籠

雪がたくさん降る地域では、雪灯籠を設置しているところも多いですが、弘前城で行われる「弘前城雪灯籠祭り」はお城と雪灯籠、ねぷたの錦絵が美しい「津軽錦絵大回廊」が見られます。会場は弘前公園になります。

2023年は2月9日~12日の開催であり、雪灯籠は公園全体で約150基設置され、ミニかまくらも300基設置されます。

夜間には雪灯籠がライトアップされるので、幻想的な空間を楽しんでみてはいかがでしょうか?

参照:弘前城雪灯籠まつり|弘前観光コンベンション協会


寒い時こそ食べたい青森の郷土料理

寒い冬の旅行時にはぜひ青森の温かい郷土料理を食べて欲しい!温かい料理を食べて温泉に入る。ぜひ身も心もぽっかぽかになってください。

けの汁(粥の汁)

冷えた体を温めるには温かい汁ものが欲しくなりますね。けの汁は津軽地方で愛されてきた郷土料理です。

大根、人参、ごぼう等の野菜類、ふき、わらびなどの山菜類、油揚げ、凍み豆腐などを細かく刻んで煮込み、味噌で味付けした汁物で「津軽の七草粥」などともいわれています。

冬場にたくさん作っておき、何日間も温めなおしながら食べたといわれています。

具だくさんの、けの汁は心の中も温めてくれますよ。

せんべい汁

せんべい汁は南部地方・八戸で食べられる郷土料理であり、南部せんべいを割り入れて煮込んで食べる料理になります。南部せんべい以外の具は、鶏肉・野菜・きのこなどが入っています。

せんべい汁用の南部せんべいは味のないせんべいです。餅や麩とは異なる触感で、一度食べると病みつきになる味です。

参照:青森の文化(郷土料理)|青森県


まとめ:冬の青森は完全防備で温かく!足元ブーツが一番

青森の冬の寒さと防寒対策などについて詳しく紹介しました。

青森県は人口10万人以上の都市の中では、世界一寒い都市です。青森市から少し離れると積雪300cm以上の地域もあり、日常と異なる体験をたくさん楽しめます。

「冬」にしかできない体験を、ぜひ体験してください。

ただし、青森旅行をする際は、防寒対策をしてください。完全防備で温かくして青森に遊びに行きましょう。


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