【岩手県盛岡市】古き良きレトロ旅!歴史を感じるスポット5選!
岩手県の県庁所在地である盛岡市は都会的な街並みだけではなく、レトロな雰囲気も感じられる新旧一体型の街です。
石垣が残る盛岡城や明治の面影を残す赤レンガ館は、観光名所やフォトスポットとしても人気となっています。
そこで、今回は盛岡市内にある歴史を感じられるおすすめスポットを5ヵ所紹介していきます。盛岡駅から徒歩で15~20分ほどの場所ばかりなので、観光ルートに取り入れやすくなっていますよ。
盛岡八幡宮
盛岡八幡宮は、300年以上前の延宝8(1680)年に建立され、盛岡城のそばで街と人を見守り続けてきた神社です。
境内には本殿も含めると12もの社があり、商売繫盛・縁結び・安産祈願など、さまざまな神様が祀られています。
朱色が鮮やかな本社殿には、衣食住の生活の根源の神様である品阿和気命(ほんだわけのみこと)が祀られており、桐の花の彫刻があしらわれた装飾も見どころです。
また、グッズが豊富なのも特徴で、450種類ほどあるお守りや9頭の馬が描かれた「うまくいく」は見ているだけで楽しくなりますよ。
もりおか啄木・賢治青春館
1910年に建設された第九十銀行本店本館を再活用。館内では、共に青春時代の約10年を盛岡で過ごした石川啄木と宮沢賢治の作品や生涯を知ることができます。
建物は当時のヨーロッパの建築運動を反映させたデザインで、レンガ造りと盛岡名産の花崗岩を組み合わせている点が特徴的です。平成16年7月にはデザインの価値が認められ、国の重要文化財に指定されています。
入館料は無料となっているので、盛岡城跡周辺の観光と一緒に立ち寄るのも良いでしょう。
岩手銀行赤レンガ館
岩手銀行赤レンガ館は、1911年に盛岡銀行の本店行舎として建築されました。東京駅丸の内駅舎の設計者でもある辰野金吾らによって設計されており、どこか東京駅に近しいものを感じます。
館内は無料の岩手銀行ゾーンと有料の盛岡銀行ゾーンに分かれており、見どころは盛岡銀行ゾーン。300円は必要ですが、開館当時の状態が保存された赤レンガ造りの応接室や重役室・会議室を見学できます。
館外・館内は個人利用であれば撮影OKなので、フォトスポットとしてもおすすめです。
盛岡城跡公園(岩手公園)
安土桃山時代末期に建てられた盛岡城の跡を整備した公園です。城の周りはさまざまな木々に囲まれ、4月末は桜、6月はアジサイ、10月末は紅葉と季節ごとに彩り豊かな景色を堪能できます。
公園内にある修復が施された石垣も注目ポイントで、時代によって石の積み上げ方が3種類に分かれているのが面白いところです。
そば処 東家本店
旅には地元のグルメも欠かせません。盛岡の名物わんこそばを味わえる創業明治40年の老舗そば屋が「そば処 東家本店」です。
薬味やデザートがセットになって税込3,150円〜注文できるわんこそばは、「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん。」の掛け声に合わせて、お給仕さんがそばをお椀に入れてくれます。
15杯でかけそば1杯分、100杯以上だと手形も進呈されるそうなので、胃袋に自信のある方はチャレンジしてみると良い思い出になるでしょう。
きのこそば・かき揚げ天そばといった通常メニューも豊富に揃っているので、食事としての利用もおすすめです。
レトロ感あふれる盛岡を旅してみては?
今回は、昔ながらの風情ある街並みが楽しめる岩手県盛岡市のスポットを5つ紹介しました。建設当時の雰囲気が残った姿は、見ているだけで面白く時代の移ろいを感じさせてくれます。
歩き疲れたら、レトロな空間でお茶を楽しんだり、盛岡名物を堪能したりするのもおすすめです。ぜひ盛岡探索の参考にしてみてください。