【宮城県】お土産にも最適!「仙台長なす漬」とは?買える場所も紹介

宮城県の名物といえば、笹かまぼこや牛タンを思い浮かべる人も多いでしょうが、実は「仙台長なす漬」も古くから県内で親しまれている名産品なのです。

今回は旅行土産にもぴったりな「仙台長なす漬」の特徴や味わい、購入できるスポットなどを紹介していきます。


仙台名物「仙台長なす漬」とは?

まずは「仙台長なす漬」をよく知らない人に向けて、特徴を紹介していきます。


400年以上の歴史あるお漬物

「仙台長なす」は文禄2年(1593年)に仙台藩が博多から種子を持ち帰り、領地にて栽培を始めたのが起源とされています。

すらりとして小ぶりな見た目をしており、切らずに1本まるまる漬け込むのも特徴です。一番馴染みのある味付けは、薄口のしょうゆベースで漬け込んだあっさりとしたもので、メーカーによっては味噌漬けやからし漬けを提供しています。

一口噛むとパリッとした食感で、味が濃すぎないため、ご飯やそうめんのお供から、お茶うけまでさまざまな場面で食べられています。


「仙台長なす」と普通のなすの違い

漬物に使う「仙台長なす」と一般的ななすの違いは見た目とデリケートさにあります。見た目でいえば、「仙台長なす漬」に用いるなすは8~11cmのかわいらしいサイズで収穫をするため、成長途中かな?と感じるかもしれません。

そしてデリケートさでいえば、「仙台長なす」は皮が非常に薄くて傷付きやすいのが特徴です。そのため生産者も少なく、県内のスーパーでも目にすることは滅多にありません。


ここで買えば間違いなし!「仙台長なす漬」の有名メーカー2社

県外の人にはまだまだ知名度の低い「仙台長なす漬」ですが、お土産コーナーなどに行くと複数のメーカーが販売をしています。そこで初めて「仙台長なす漬」を購入する人でも迷わないように、有名メーカー2社を紹介していきます。


岡田の仙台長なす漬

「岡田の仙台長なす漬」は在来種を使ったこだわりの長なすと、無着色によってなす本来の鮮やかな色見を楽しめるのが特徴です。

昭和34(1959)年から「仙台長なす漬」を製造販売しており、宮城県産のなすだけを使用した「岡田の仙台長なす漬 140g」は594円で買える人気商品となっています。

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仙台長茄子のゆたかや

「仙台長茄子のゆたかや」は1937年創業の老舗漬物屋で、長茄子漬けはもちろん牛タン定食の名脇役としても有名な南蛮味噌漬けなども販売しています。

ベーシックな味以外にも仙台みそを使用した「みそ漬」や、和からしを使用した「辛子漬」も人気の商品です。

INFORMATION

  • 店舗名:仙台長茄子のゆたかや
  • 住 所:宮城県柴田郡柴田町下名生字八剣20-20
  • 電話番号:022-282-3646
  • URL:https://www.yutakaya-shop.com/

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「仙台長なす漬」はどこで買える?

「仙台長なす漬」の特徴や有名メーカーを紹介してきましたが、工場まで行かずとも手軽に買うことができます。特に観光客でもすぐに立ち寄れる場所を3つ紹介します。


宮城県内各地のお土産コーナー

1つ目は県内各地にあるお土産コーナーです。仙台駅内ならエスパル仙台東館2Fにある「東北めぐり いろといろ」や新幹線改札そばにある「おみやげ処せんだい4号店」で購入できます。

また、県内のイオンやイトーヨーカドーなど大規模型スーパーにお土産コーナーが設置されている場合も購入可能です。


エスパル仙台店

エスパル仙台店には「岡田の仙台長なす漬」の直営店舗があります。場所は地下1階のおみやげ通りにあるため、観光終わりにふらっと寄ったり時間がないときでもパパっと買ったりできておすすです。


県内スーパーの漬物売り場

県内各地のスーパーの食品売り場でも「仙台長なす漬」は購入できます。爽やかな味わいから夏場に需要が増えるので、夏ころに宮城県を訪れた際には覗いてみることをおすすめします。


「仙台長なす漬」を一度味わってみて

今回は宮城県の名産品である「仙台長なす漬」の特徴や有名メーカー、購入できる場所について紹介してきました。あっさりとしていてポリポリとした食感がやみつきになるおいしい漬物です。お土産や贈答品にも最適なので、ぜひ一度試してみてください!



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