【宮城県】宮城県のワイナリー5選!若いワイナリーの成長に期待しよう!

ササニシキの本場宮城県は、果実生産量では東北で最も少ないことをご存知でしょうか?

ワイナリーもなかったのですが、東日本大震災からの復興で元気を取り戻そうと、県内に5つのワイナリーが立ち上げられ、ブドウ栽培からのワイン造りが始まっています。


秋保ワイナリー(仙台市)

2015年オープンですが県内では最古で、仙台市内で唯一のワイナリーです。JR仙台駅から車で30分ほどの秋保温泉街の真ん中、名取川北岸の山すそに広がるブドウ畑の中に醸造所があります。

レストラン・カフェが併設され、ブドウ畑を眺めながら食事とワインを楽しめます。

秋保の谷と川に吹く涼やかな風で、ここのブドウは酸味を保ったまま完熟し、そのブドウによる赤・白・ロゼは甘さと酸味のバランスが絶妙です。

ワインのほかにはリンゴのシールドが醸造されています。

RIVER WINDS BLANC 2021(白:デラウェア、ネオマスカット)

RIVER WINDS BLANC 2021(白:デラウェア、ネオマスカット)
RIVER WINDS BLANC 2021(白:デラウェア、ネオマスカット)

リバーウィンズブランには、酸味を残したものと完熟したものの両方のデラウェアをブレンドしています。

輝く淡い黄色で、はちみつ・洋ナシと花やハーブなど複雑な香りで、口当たりよい酸味と優しい甘味を楽しめるフルーティな白ワインです。

Information

  • 施設名称:秋保ワイナリー
  • 住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元枇杷原西6
  • 電話番号:022-226-7475
  • URL:秋保ワイナリー

Google Map


Fattoria AL FIORE(ファットリア・アル・フィオーレ:川崎町)

宮城蔵王の麓にある自然豊かな小さな町のワイナリーです。

仙台市内のイタリアンレストラン「AL FIORE」のシェフ夫妻が、過疎に悩む川崎町にワイン造りで人を集めようと、農園を拓いてブドウを植樹しました。

自家栽培のブドウだけでなく、近郊農家や、山形県高畠町などのブドウも醸しています。

温度管理は自然任せ、ブドウ付きの野生酵母で醸すワインは、ブドウ本来の味と香りが活きていて、酸化防止剤などを加えずに出荷されています。 フラッグシップとして、手間ひまかけて熟成させたハレの日のための「FATTORIA AL FIORE SERIES」と、ブドウの果実味を手軽に楽しめる「NECO SERIES」がラインアップされています。

かもしかわいん2021(赤:スチューベン80%、ベーリーA11%、ピノ・ノワール9%)

「醸す」と、川崎町の動物「かもしか」にかけた名のワインは、毎年さまざまなブドウを混ぜて造られる人気銘柄です。

ワイナリーのご夫妻が、川崎町や住民に感謝の気持ちを込めて造る、その年にしか出会えないワインです。これまで2018年が赤ワイン、2019年は白、2020年と2021年は赤でしたが、2022年がどうなるかは、発売されてのお楽しみです。

Information

Google Map


南三陸ワイナリー(南三陸町)

2017年4月、海と山に囲まれた南三陸町でブドウを植樹するワインプロジェクトが始まり、2020年10月に醸造所が完成して、海の見えるワイナリーとして志津川地区にオープンしました。 2020年にはレストランの営業が始まり、志津川湾を眺めながら南三陸の海の幸、山の幸とのマリアージュを楽しめます。

南三陸町の畑から収穫されたブドウや、山形や山梨のブドウを使ったワインが多種販売されています。

おすすめは、志津川湾の美味しい牡蠣と一緒に海中棚で半年熟成された「海中熟成ワイン」で、シャルドネやメルローなどが海で眠って美味しくなっています。

志津川湾海中熟成ワイン CHARDONNAY 2021(白:シャルドネ100%)

海中のさまざまな音を子守歌にして、まろやかな味わいに熟成された辛口のシャルドネです。 ほかにもメルローの赤ワインも海中熟成され、地上熟成のワインと飲み比べができます。

Information

  • 施設名称:南三陸ワイナリー
  • 住所:宮城県本吉郡南三陸町志津川字旭ケ浦7-3
  • 電話番号:0226-48-5519
  • URL:南三陸ワイナリー

Google Map


了美(りょうみ)Vineyard & Winery(大和町)

山と水の自然に包まれた大和町の、水はけのよい牧草地で育ったブドウで良質のワインを醸しています。

また敷地内の栽培野菜や地元の食材を活かした料理とのマリアージュを楽しむレストランや、ブドウ畑の中で宿泊できる1棟1室のコンドミニアムなどもあります。

名称の「了美」とは、ご当地ご出身のオーナーと奥様の名から1字ずつとったものです。赤ワイン用6品種、白ワイン用5品種が栽培されていますが、いずれも収穫ができるようになったばかりで、県外のブドウも仕込まれています。

そのなかでおすすめしたいのは、厳選されたメルローのフラッグシップとされる1本です。

ゼフィール メルロー プライベートリザーヴ 2020(赤:メルロー100%)

品質のよいメルローで造られ、スミレやプラムなどベリー系果実の芳香が豊かで、しっかりとした肉付きのボディと繊細で上質なタンニンを楽しめる赤ワインです。

Information

  • 施設名称:了美 Vineyard & Winery
  • 住所:〒981-3625 宮城県黒川郡大和町吉田旦ノ原36-15
  • 電話番号:0227-25-8370
  • URL:了美 Vineyard & Winery

Google Map


大崎ワイナリー(大崎市)

生食用ブドウを栽培している農家が、2019年に開設した小さなワイナリーです。醸造所はJR古川駅近くのガレージのようなこじんまりした建物で、フレッシュで飲みやすい手軽なワインが造られています。

以前から栽培している生食用のブドウを醸した赤、白、ロゼの3種類のワインがあります。

生食用ブドウは果汁が多くても糖度や凝縮感がもの足りなく、食べやすくするため果皮が薄いので色合いや味わいが薄くなりますが、その分誰でも飲みやすいフレッシュなワインになります。

大崎ハーヴェスト2021(赤:キャンベルアーリー100%)

赤ワインのほか、白とロゼもおすすめです。大崎ブリュー2021(白:ナイアガラ100%)大崎バンケット2021(ロゼ:スチューベン100%)どれもが飲みやすいながらもしっかりした美味しいワインです。

なお、2021年からは白とロゼの2種のスパークリングワインも発売されました。

Information

  • 施設名称:大崎ワイナリー
  • 住所:宮城県大崎市古川台町3-15
  • 電話番号:0229-25-6048
  • URL:大崎ワイナリー

Google Map


まとめ

人口の割にワイナリーが少ない宮城県ですが、ワインの大消費地・仙台のおひざ元では個性豊かなワイナリーが育ちつつあります。

あと10年も経てば東北一のワイン王国になっているかもしれませんね。


東北他県のワイナリー記事


その他の記事