【青森】田酒とは?最高級の日本酒を飲むのがもっと楽しくなるエピソードを3つご紹介

田酒というと青森で作られる最高級の日本酒というイメージが強いため、少し敷居が高いと感じている人も少なくないのではないでしょうか。

この記事ではそんな田酒はどのようなお酒なのかから飲むのが楽しくなるエピソードまで詳しくご紹介します。


田酒とは?

田酒の読み方は「でんしゅ」で、青森県青森市油川にある株式会社西田酒造店が製造する日本酒です。

「田」は日本酒の材料であるお米がとれる田んぼのことで、田んぼ以外で生産した醸造用アルコールや醸造用糖類を使用していない純米酒であるという意味が「田酒」という名前に込められています。

2022年5月現在の田酒の種類を表にまとめてみました。

 

原料米

精米歩合

日本酒度

酸度

アルコール度数

小売価格

備考

純米大吟醸 斗壜(とびん)取り 1.8l

山田錦

40%

±0

1.4

16.5度

12,100円

・数量限定出荷

・12月のみの限定出荷

純米大吟醸 山廃 1.8l

山田錦

40%

±0

1.5

16.5度

11,000円

・数量限定出荷

・11月のみの限定出荷

純米大吟醸 720ml

山田錦

40%

±0

1.4

16.8度

4,400円

・数量限定出荷

・10月のみの限定出荷

純米大吟醸 四割五分 1.8l

山田錦

45%

±0

1.6

16.5度

6,600円

・数量限定出荷

・10月のみの限定出荷

純米大吟醸 百四拾 1.8l/720ml

華想い

40%

±0

1.6

16.5度

6,050円

3,300円

・数量限定出荷

・5月のみの限定出荷

特別純米酒 山廃 1.8l

華吹雪

55%

±0

1.6

15.5度

3,300円

・11月から冬季のみの限定出荷

特別純米酒 1.8l/720ml

華吹雪

55%

±0

1.5

15.5度

2,970円

1,485円

・通年商品

どのお酒も日本酒度が±0、酸度が1.5前後であることから辛すぎず甘すぎず、飲みやすい日本酒であることがわかります。

参考:株式会社西田酒造店公式ホームページ「商品のご案内 田酒」


田酒を飲むのがもっと楽しくなる知っておきたいエピソード

田酒を飲むのがもっと楽しくなる、知っておきたいエピソードを3つご紹介します。


【episode1】手作りの様子がブログで読める

西田酒造店の公式ブログとしてexciteブログに「日直田酒」があるのですが、毎日更新で工場での日本酒造りにおける手作業の様子を画像で多数公開しています。

洗米の準備から瓶詰めまでひととおり見ることができるので、田酒がどのように醸造されているのか興味のある人はぜひチェックしてみてください。

参考:exciteブログ「日直田酒」


【episode2】日本酒豆知識がわかりやすい

西田酒造店のホームページには「日本酒豆知識」というページがあり、あいうえお順で日本酒に関する用語を解説しているのですが、難しい語句でも丁寧に解説されているため、日本酒を飲み始めたばかりの人でも少しずつ日本酒について知識を深めることができます。

例えば「秋上がり」の逆を示すのは「秋落ち」であるなど関連する用語も掲載しているため、日本酒について幅広く知ることができるのもメリットだと言えるでしょう。

参考:株式会社西田酒造店公式ホームページ「日本酒豆知識」


【episode3】津軽びいどろとコラボレーションしている

北洋硝子の吹き上げる漁業用の浮玉と色ガラスを掛け合わせた工芸品として1977年に誕生した津軽びいどろは、2020年3月に田酒とのコラボレーションを行いました。

田酒に専用のおちょこがついた、田酒× 津軽びいどろコラボおちょこギフトセットを発売したのです。

青森で作られた日本酒を津軽びいどろで飲むという粋な飲み方ができる上、西田酒造店での限定販売だったため人気ですぐになくなってしまいましたが、今後もこのようなコラボレーションは日本酒ファンにとって楽しみだと言えるでしょう。

参考:津軽びいどろ公式ホームページ


まとめ

田酒は株式会社西田酒造店が製造する日本酒で、田んぼ以外で生産した醸造用アルコールや醸造用糖類を使用せず純米酒であることにこだわって造られていることがわかりました。

日本酒に興味のある人はぜひ一度田酒を味わい、その深い旨味を感じてみてください。


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