【青森県弘前市】梅雨時期に癒しの絶景!開花前情報、大仏公園のあじさいが美しい!

弘前市・大仏公園とは?

春には桜、初夏には紫陽花が咲き乱れる弘前市・大仏公園。ここにはかつて大浦為信(津軽為信)が攻略した「石川城」、別名「大仏ヶ鼻城」がありました。寝ている大仏の鼻に似ていることからそう呼ばれるようになったそうで、現在は大仏公園として市民に親しまれています。公園とは言うものの、遠目から見ると小高い丘。起伏の激しい園内には33体もの観音様が隠れているので、散策しながら探すのも楽しそうですね。


紫陽花の名所・大仏公園に行ってみた

これから紫陽花の見頃を迎える大仏公園に行ってきました。駐車場や園内情報もお知らせしますので、ぜひ参考にしてみてください。

駐車場から入口

大仏公園第一駐車場

石川駅から徒歩10分にある大仏公園。目の前には第一駐車場があり、ここが満車の時は第二駐車場に止めることもできます。

階段を上っていくと大仏公園の説明があり、名前の由来が詳しく説明されていました。こちらの前に立つと岩木山を望むことができます。

この日は小雨が降る生憎の天気でしたが、晴れの日には岩木山がより鮮明に見えますよ!周辺にはりんご畑が広がっており、まさに津軽の原風景といった感じですね。

少し登ると右手側に石川三十三観音の参拝経路図がありました。写真右に見える石段を登っていくのですが、見てわかる通りかなりの急こう配。苔が生えていて滑りやすそうなので、気をつけて登ってくださいね。

園内地図

大仏公園の地図はこちら。多目的広場の周囲には約200本もの桜が植えられており、隠れた桜の名所として人気です。また、園内の至る所に紫陽花が植えられており、その数はなんと約2500本!種類は違いますが、日本一だと称えられる弘前公園の桜が約2600本だとすると、大仏公園の紫陽花がいかに多いか分かります。

紫陽花の植栽が始まったのは昭和47年頃。当時、弘前市市議会議員だった方が親戚から紫陽花の苗木を貰い大仏公園に植栽したことや、花好きだった石川町内会長が苗木を育成して植樹したことから、紫陽花の名所として知られるようになりました。

紫陽花の見頃は7月上旬から8月下旬。開花に合わせてあじさいまつりも開催され、今年は7月1日(月)〜31日(水)に行われるそうです。

ちなみに園内で花火や焚火は禁止されており、犬猫の入園も禁止なのでご注意ください。

園内施設

入口から入ってすぐに多目的広場があります。遊具や水飲み場、ベンチもあるので家族連れにもおすすめ。この日も家族連れがいたのですが、小雨が降っていたのですぐに帰ってしまいました。

広場には自販機も設置されており、すぐ近くにはゴミ箱もありました。近年、ゴミをどこに捨てるのか問題になるので、ゴミ箱があるのはありがたいですね。

トイレもありますが、桜と紫陽花の時期以外はトイレットペーパーがないので持参しなければなりません。

展望広場へ

道に沿って進んでいくと、多目的広場よりも少し小さめの広場がありました。こちらはお花見広場となっており、春には約200本もの桜を楽しめます。屋根のあるベンチもあるので、休憩するにはもってこい。

大仏公園展望広場左手側

さらに奥に進むと、ようやく展望広場に到着しました。入口から約5分くらいでしょうか?傾斜があるので少しきついですが、目の前に広がる景色に癒されます。

大仏公園展望広場右手側

田んぼやリンゴ畑が広がり、ゆったりと流れる時間に癒される絶景スポット!また、JRや弘南鉄道大鰐線がみえるので、電車の撮影スポットとしても有名なんだそうです。展望広場を左側に進めば散歩コース、右側に進めば石川三十三観音像参拝コースとなっていました。

6月上旬は残念ながら蕾

ここに来るまでたくさんの紫陽花がありましたが、6月撮影のためほとんどが蕾でした、残念。写真のあじさいの種類は不明ですが、園内には約20種類のあじさいが植えられているそうです。展望広場へ向かう道の脇には所狭しと紫陽花があり、満開になったらどれほど綺麗かと期待に胸躍ります。もちろん、石川三十三観音参拝経路にも紫陽花があるので、どこを歩いても紫陽花が目に入りますよ。

こちらはアナベルという品種。従来の紫陽花と違ってライムグリーンから白色に変化したり、薄ピンクだったり、花のサイズも豊富な人気の品種です。最近植えたばかりなので花が咲くか分かりませんが、来年には美しい姿を見せてくれるでしょう。

Information

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まとめ

ジメジメして気が滅入りがちになる梅雨時期。雨のせいでどこにも行きたくないと思うかもしれませんが、大仏公園のあじさいは一見の価値があります。7月1日からはあじさいまつりも始まりますので、雨のお出かけ先の候補にしてみてはいかがでしょうか?


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