歴史

【山形県】米沢藩主『上杉鷹山』の歴史を紐とく旅「為せば成る」の言葉に込めた思いとは

山形県米沢市の歴史を語る上で、重要な人物の一人に上杉鷹山がいます。現代まで、鷹山公として敬意と親しみを持って呼ばれる人物です。

この記事では、上杉鷹山とはどのような人物なのか、歴史を紐解く上でおすすめのスポットを紹介します。

 

上杉鷹山とはどんな人物?

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上杉鷹山とは、江戸時代屈指の名君として知られる、米沢藩の9代藩主です。「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」鷹山の残したこの言葉が有名ですね。

鷹山は10歳で先代藩主の娘の婿養子となり、17歳で家督を相続します。若くして米沢の地をまとめるリーダーとなった鷹山は、様々な知略で米沢藩を盛り立てました。

 

上杉鷹山が守った地|米沢の基盤を築いた革命とは

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上杉鷹山は家督を継いでから、35歳で隠居するまでの期間に行った様々な改革。それらがもたらした効果は、後の米沢藩の経済産業基盤となっていきました。

 

大倹約令

鷹山が家督を相続した当時、米沢藩は莫大な負債を抱えていました。そこで、鷹山がまず行ったのは大倹約令です。自身や役人の贅沢や無駄を正すことが藩政改革への第一歩としました。重鎮からは米沢藩の対面に関わると反対を受けましたが、藩主自らが率先して倹約に努めたのです。

日常の食事は一汁一菜を基本とし、羽織袴から下着に至るまで木綿を使用。奥女中の数も50人から9人へと減らしました。その結果、江戸藩邸での藩主の生活費は半分以下となったそうです。

 

農業開発

大洪水やかんばつなどで荒れた田畑、希望を失って逃げる農民の現状に危機感をもった鷹山は、農業を盛り立てるために「籍田の礼」を行います。藩主自らが鍬を取って田畑を耕す姿で、農民・武士たちが田の開墾への意欲が向上し、農業振興へと繋がったようです。

 

殖産興業

米沢藩の経済再建を目標に、鷹山は産業開発にも取り組みます。

武家の婦女子に機織りを内職として推奨。そこに養蚕を広めることで絹織物へ、後の米沢織の技術への基盤を作りました。現在でも米沢織は、米沢市を代表する伝統工芸として知られています。

他にも、製塩・製紙・製陶などの技術開発も行われました。

 

学問

鷹山は学問の普及に重きをおき、藩校「興譲館」を創設しました。単なる読み書きのみではなく、政治や経済などの実践的な学問を学ばせることで、藩の優秀な人材育成の一端を担うこととなります。

 

飢饉対策

上杉鷹山の治世におきた天明の大飢饉では、東北地方では数えきれないほどの死者がでました。その中でも鷹山の治める米沢藩では、藩の財源を使って新潟や酒田の米を買い付け、餓死を少なくする努力をしました。また、この際の教訓を活かし、代用食となる動植物の調査や保存食づくりの手法を藩内に広めたとされます。

 

上杉鷹山の史跡の数々

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上杉鷹山の軌跡を辿るために、おすすめのスポットを紹介します。

  • 松岬神社
  • 米沢市上杉博物館

松岬神社は、歴代の米沢藩主が眠る上杉神社のほど近くに厳かに佇んでいます。上杉鷹山の他、上杉景勝・直江兼続ほか3名の重臣が祀られている神社です。鷹山の功績を称える人々によって、現代まで守られてきました。鷹山の歴史をたどる上では、是非参拝されてみてはいかがでしょうか。

米沢市上杉博物館には、鷹山シアターが常設されています。ドラマ仕立てでの映像や、ジオラマやタッチパネルなど、鷹山の改革を分かりやすく解説された展示を見ることが出来ます。同館では同時に、上杉氏ゆかりの品々や国宝が収蔵されています。歴史好きの方は、是非合わせてお楽しみください。

 

infomation

松岬神社

 

米沢市上杉博物館

公式サイト https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi.htm

 

まとめ

この記事では、山形県米沢市の名君と名高い上杉鷹山と、鷹山ゆかりのスポットについてご紹介しました。

鷹山公として後の世まで名を語り継がれてきた背景には、米沢市の経済産業基盤を築いた功績への感謝の念があると思われます。誠実に領民を守るために行動した鷹山の軌跡を、是非たどってみては如何でしょうか。

 

motohal

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30代女性/福島県/地域・グルメ・女性ライフスタイル等の執筆を手がけるライター

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