【山形県米沢市】米沢市の図書館が素敵かも!居心地もよさそう。
目次
図書館好きの人たちの中で、話題になっている山形県の米沢市立図書館をリサーチしてみました。
早速入ってみたら、圧巻の高さ!まるでタワーのように立ち並ぶ書簡。ぐるっと一周、巨大な本棚に囲まれているような空間が現れました。
驚きと共に浮かぶ疑問。『上の本どうやって取るの?』ですよね、疑問は聞くにかぎる。ということで館長さんにお聞きしてみました。
今回は、米沢市の新生図書館をご紹介したいと思います。
本好き、図書館好きなかたは行きたくなること間違いなし!可愛いステンドグラスも紹介していますので、どうぞ最後までお読みください。
蔵書が前面に?圧巻の高さ!
館内2階が図書室になっていて、階下から見上げるともうすでに、スゴイ!と声が漏れてしまいました。
館内全般がコンクリート打ちっぱなしのような造りで、足音もせず静寂そのものでした。
1階にギャラリーや自習室も備えており、エレベーターも設置されているので、2階図書室に車いすでもスムーズに行くことができるように、全館バリアフリーになっています。
検索用のパソコンデスクも受付前にモニターが4台あり、車いすのまま扱えるよう、全体に低めの設置となっています。
じつは、図書館大好きな自分は、館内に足を踏み入れた時からワクワクが止まりませんでした。
上の方の本はどうやって取るの?
お聞きしましたら、図書館職員の方に取ってもらうのだそうです。
こちらの図書館の蔵書は約15万冊もあるので、パソコンで検索し手に取りたい本が上の棚にある場合は、職員の方が脚立などに上がり取り出してくださいます。
かなりの高さがあるので、万が一落としてしまいますと、たった一冊でも大変なことになりかねませんから、利用者が上部の書棚に近づくことはできません。
下から眺めながら職員の方にお任せですね。
さながら”本の塔”を見上げている状態です。
図書館の名称は米沢にゆかりのあるあの偉人の言葉から選んだの?
「ナセBAは」成せば=なせば→ナセBAと、「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」米沢藩主『上杉鷹山』の言葉にあやかり名付けたそうです。
日々努力、何事も前向きにとの鷹山公の教えは、学びの場でもある図書館の名称にぴったりですね。
米沢市の図書館はいつできたの?場所はどこ
米沢市の図書館の開館は、明治42年ですから歴史がうかがえますね。その後「米沢市立図書館」となり現在の図書館の前身となったのは、昭和13年だそうです。
米沢市の都市再生整備計画により、文化複合施設としてナセBA(図書館・市民ギャラリー)が平成28年に街の中心部に開館しました。
旧図書館は小さく利用者にとっても少し不便だったのですが、移転リニューアルされたことで県外から訪れた方からも、SNSを通して話題にされたりしています。
お年寄りから小さなお子さんにも親しまれる図書館、誰でも気軽に訪れ利用できる図書館を目指し実践しています。
車で訪れ利用する場合も、道路挟んだ向かい側に市営の有料駐車場があります。しかも図書館利用であれば3時間まで無料で使うことができるようになっていますので、利用しやすいですね。
幼い子どもをつれても大丈夫?
絵本など児童書も大変充実していて、お子様コーナーには上の画像のステンドグラスが、部屋全体を明るくしてくれています。
お話し会(読み聞かせ)なども定期的に行われ人気があります。子どもたちの真剣なまなざしが目に映るようです。
上の画像のステンドグラスの原画作者は、米沢市出身の『ますむらひろし』氏です。
夏休み期間中ですので、お子さまと一緒にいかがですか?
まとめ
全国各所に図書館はありますよね。しかし蔵書の一部は、書庫やバックヤードにしまわれていることがほとんどではないでしょうか。
米沢市のように全蔵書を、見える配置にしているところは珍しく、本の大海のようでなります。また、全館バリアフリーで天井も高く、解放感を感じられる造りはとても気持ち良いです。
広々としていてゆっくりと読書を楽しめ、1階に学習室もあることから学生の自主学習にも使え、調べものにも集中できる環境はたいへんありがたいですね!
このような図書館なら、何時間でも居たくなりますね。
米沢の図書館まで出かけられなくても、お近くの図書館でも新たな発見があるかもしれません。ぜひお近くの図書館に出かけてみてください。日常から離れた読書タイムもいいですよ。おススメします!