【福島県】福島駅から福島交通飯坂線(いい電)で飯坂温泉日帰り観光!
目次
仙台から一泊二日プチグルメ旅の二日目【飯坂温泉編】です!
飯坂温泉は東北地方有数の古湯で、1689年には松尾芭蕉があの有名な「奥の細道」の途中で立ち寄ったとされています。
鳴子温泉、秋保温泉と共に奥州(東北)三名湯に数えられ、歴史ある温泉地です
福島交通のローカル線「飯坂線(いい電)」で飯坂温泉へ!
飯坂温泉へとつながる福島交通のローカル線「飯坂線(いい電)」は、JRとは運営会社が違うので駅の入り口が違います。
福島交通が運営する阿武隈急行線・飯坂線(通称:いい電)の入り口はJR福島駅から少し北側、JR福島駅東口を背にして左側に少し歩いていくと見えてきます。
レトロ感溢れるこの感じ、既にワクワクします
今回はこの「いい電フリー切符(共同浴場入浴券付)」800円を改札横の窓口にて購入!
一枚で大人1名、小学生1名、乳児2名までが乗車可能で、1日フリー切符なので好きな駅で何度でも乗り降りできます。
さらにこのチケットで飯坂温泉の9箇所の共同浴場から1箇所入浴できるうえ(温泉入場券は1名分のみ)、協賛店舗にてこの切符を見せるとお得なサービス特典を得ることも出来ます。
季節ごとに4種類の切符があり、コンプリートをすると記念品が貰えるのだとか。
入浴可能な共同浴場
- 鯖湖湯
- 天王子寺穴原温泉
- 仙気の湯
- 八幡の湯
- 大門の湯
- 十網の湯
- 波来湯
- 切湯
- 導専の湯
リンク:飯坂温泉オフィシャルサイト「共同浴場一覧」
通常の乗車券券売機は窓口に横にあります
いざ、入場!いい電を待ちます。
飯坂線電車こと「いい電」は、平日1時間に2本〜4本、土日祝は1時間2本〜3本ペースで運行しています。
いい電へ乗り込み23分、終点の飯坂温泉駅へ到着!
改札を抜け階段を登り、外へ出ます。やって来ました!飯坂温泉。
駅を出ると正面の駅舎北側広場に松尾芭蕉の銅像があります。1982年(昭和57年)12/21日建立されたそうです。
飯坂温泉駅から480メートル先の旧堀切邸へ
旧堀切邸は、江戸時代から続いていた旧家を補修・復元・一部新築により整備し、2010年5月に開館した飯坂温泉の観光地です。
当時からあった建物は、表門・主屋・十間蔵・井戸小屋で、主屋は1880年の火災により焼失、翌年の1881年に再建されました。その他の建物は新築されたものだそうです。
1578年に現在の福井県から飯坂温泉へ移り住んだ梅宮太郎左衛門菅原治善という人物が、約39,700㎡を開拓し、農業・養蚕に励みました。
当時の村を流れていた赤川が度々氾濫をおこし被害が出ていたため、この梅宮太郎左衛門菅原治善が「堀を切って」赤川の流れを変え、埋め立てた場所を住宅などにした事から、ここの地名を「堀切」とし、梅宮太郎左衛門菅原治善の事を「堀切」と呼ぶようになったそうです。
中には手湯や足湯などもあり、中庭の木々達で四季を感じながらゆっくりとした時間を過ごす事ができます。入場無料なので気軽に利用できます。
旧堀切邸<Information>
- 住 所:〒960-0201 福島県福島市飯坂町東滝ノ町16−16
- 電話番号:024-542-8188
- 公式URL:https://kyu-horikiritei.fckk.jp/
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飯坂温泉名物の共同浴場へ
今回は飯坂温泉に九つある共同浴場から、波来湯(はこゆ)へ行ってきました。
松尾芭蕉も利用したことで有名な鯖湖湯(さばこゆ)の次に長い歴史があり、1200年に渡って人々に愛され続けています。
平成23年1月に新しく建築された波来湯は、太鼓ややぐらが設けられた和風の外観となっており、地下1階には浴室があります。
男女共に飯坂温泉ならではの、源泉掛け流しの熱い湯と、適温に調節され誰でも入浴が出来る温かい湯の2つの浴槽が楽しめます。
レンタル品がある唯一の共同浴場
波来湯は9つある共同浴場の中で唯一バスタオルのレンタルを行っており、手ぶらで行き手ぶらで帰る事ができるので観光客におすすめの共同浴場です。
レンタル品一覧
- バスタオル180円
- その他フェイスタオル120円
- 貸しタオルセット380円(フェイスタオル、バスタオル、石鹸、シャンプー、コンディショナー)
その他の共同浴場は販売のみとなります。波来湯でも購入も出来ます。
共同浴場の入浴のルールが分からない、熱いお湯に入れるかが不安、タオルが荷物になる、という方も波来湯なら気軽に利用できます。
波来湯(はこゆ)<Information>
- 住 所:〒960-0201 福島県福島市飯坂町十綱町30
- 電話番号:024-542-5223
- 公式URL:https://www.iizaka-onsen.jp/
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温泉の後は飯坂ラーメンを求めて「笑楽庵」へ
温泉の後は飯坂ラーメンを求めて飯坂温泉駅から徒歩3分の笑楽庵へ。昭和23年創業の老舗です。
店内は昭和感が溢れ、とても良い雰囲気。蕎麦やうどん、ラーメンと豊富なメニューから、えび天ぷらラーメンをチョイス
熱々のスープにツルツルの麺。その上にブリンブリンのえび天ぷら!
笑楽庵のチャーシューは鶏チャーシューであっさりとしていて美味しかったです。ラーメン650円〜とお値段も良心的です。
笑楽庵<Information>
- 住 所:〒960-0201 福島県福島市飯坂町旭町3
- 電話番号:024-542-4326
- グルメサイト
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飯坂温泉名物!円盤餃子
飯坂温泉の名物と言えば「円盤餃子」!
しかし夜からの営業のお店が殆どで、お昼から食べられるお店は2〜3店舗ほどしか無いそう。
その中から今回はランチ営業で円盤餃子が食べられるという保原屋食堂へ
保原屋食堂もまた、蕎麦うどん中華と種類豊富。
円盤餃子のカタチで届くのは、2人前からです。
円盤餃子は野菜がたっぷりと入っており、皮も薄くあっさりパクパクと食べられるので、1人で3人前食べても少ないくらいでした。
人気のラーメンやカツ丼と一緒に餃子を楽しむ方が多かったです。
メニューには載っていませんが、瓶ビールを注文する事が出来るので、餃子とビールを一緒に楽しむ事も出来ちゃいます!
保原屋食堂<Information>
- 住 所:〒960-0201 福島県福島市飯坂町東堀切11
- 電話番号:024-542-4348
- グルメサイト
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まとめ
今回は昼間の飯坂温泉日帰り旅の様子をお届けしました。
福島駅から電車で23分で行くことができ、温泉やグルメ、自然や歴史に触れる事ができます。夜の飯坂温泉では見られない新たな発見があるかもしれません!