【山形県米沢市】米沢牛を温泉とともに満喫する贅沢の極み!
米沢牛と言えば、松坂牛や神戸牛と並んで日本三大和牛と言われています。そんな米沢牛を山形県の温泉と一緒に味わうことができれば、とても贅沢の極みですよね。山形県の米沢地域の地元では、米沢牛をすきやきで食べることが多く、おすすめとなっています。
そこで、米沢牛とそれがすき焼きで楽しめる米沢の温泉をご紹介します。
山形県が誇る米沢牛とは
米沢牛と言えば美味しい和牛として有名ですが、そもそも米沢牛とは、どこで獲れた牛なのかご存じですか。山形県米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、飯豊町、白鷹町、小国町の3市5町で肥育された黒毛和牛のことを言います。
この地域の特産品、ブランド牛が「米沢牛」として全国的にも有名になっています。
米沢牛は、山形県南部の「置賜(おきたま)盆地」を中心とした地域で育てられています。四方を山々に囲まれている自然豊かな盆地で、夏と冬の気温差が大きな地域で育てられているのが特徴です。特色のある気候、豊かな自然で育てられていることが米沢牛の美味しさに繋がっています。
そして、ゆっくりと育てられることがきめ細かな霜降りを作り上げ、脂の香りの良い肉となっています。また、甘みのある赤身とのバランスもいい肉です。
きめ細かな霜降りの脂は、人肌で溶けるとも言われていて、融点が低いのも特徴です。
米沢の地元ではすき焼きで食べるのが定番?
そして、米沢牛は口に入れると溶けて香りの良い脂のため、米沢の地元では米沢牛をすき焼きで食べて、口当たりのとろけるような食感を楽しむことが多いと言われています。
脂の融点が低いからこそ、とろけるような食感をすき焼きで味わってみるといいでしょう。
米沢には、米沢牛をすき焼きで楽しめる名店もたくさんあっておすすめです。そんな米沢牛らしい美味しさを私たちも地元の食べ方にならって体験してみたいでしょう。米沢牛のすき焼きを地元の温泉に浸かりながら、堪能できたら最高ではないでしょうか。
米沢牛が楽しめる温泉の宿をご紹介しますので、贅沢気分を味わってみませんか。
米沢の白布温泉で米沢牛の「牛すき焼きコース」を
米沢には「白布温泉」という温泉があっておすすめです。
白布温泉は、1312年に開湯された温泉で、米沢牛の産地「置賜」にあり、上杉家領の地区です。代々のお殿様が入ったとも言われている歴史ある温泉です。奥州三高湯「福島高湯温泉」「山形蔵王温泉」「白布高湯温泉(現在の白布温泉)」の一つと名付けられていた江戸時代には有名な温泉です。
そして、米沢牛の歴史もたどってみると、1871年(明治4年)から始まっていて、上杉鷹山が開校した 米沢の興譲館中学に英語教師で赴任した英国人貿易商のチャールズ・ヘンリー・ダラスが食用として食べたのが始まりです。
そんな歴史のある米沢牛を、歴史ある温泉地「白布温泉」で、温泉に浸かって楽しむのは贅沢と言えるでしょう。
白布温泉「東屋」の400年の滝風呂と米沢牛の「牛すき焼きコース」
ご紹介する白布温泉にある「東屋」には、400年前から使われている石で造られた浴槽があり、歴史のある温泉です。白布温泉の豊富な湯を滝のように上から浴びるような「滝風呂」に打たれると、長い歴史を一緒に感じることができます。
その「東屋」で出される料理が、地元の定番料理となっている米沢牛の「牛すき焼きコース」です。温泉宿で味わうすき焼きは、ゆっくり味わえておすすめです。
すき焼きの歴史は意外と新しく、それまでは「牛鍋」と言われていたものが「すき焼き」として定着しました。肉料理として「すき焼き」が一般化したのは大正中期と言われています。「米沢牛」の地元で味わう、美味しい「米沢牛」の味わい方をしてみるといいでしょう。
山形の寒い冬に開湯700年の歴史の温泉に浸かりながら、米沢牛のすきやきを一緒に堪能することができれば最高です。また、他にも「牛しゃぶしゃぶコース」でも米沢牛を堪能できますので、こちらもおすすめです。
【INFORMATION】
名称 | 白布温泉 東屋 |
所在地 | 山形県米沢市関1537 |
電話番号 | 0238-55-2011 |
営業時間 | チェックイン15:00、チェックアウト10:00 |
公式URL | http://www.shirabu-higashiya.com/ |
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