郷土料理

【山形県米沢市】うこぎとは?由来やおいしい食べ方を紹介

「うこぎ」と聞いて何を指すかわからない人も多いはずです。山形で古くから食されている「うこぎ」について、今回は由来やおいしい食べ方を紹介していきます。

うこぎとは?

うこぎとは、米沢地方で昔から栽培されている植物で、3~6月の間に見られる新芽や5~9月の間に見られる若葉を摘み取って食べます。おひたしや天ぷら、うこぎ飯など幅広い方法に適していて、味わいはほろ苦く、特有の香りも特徴的です。うこぎと一口にいっても、ヤマウコギやヒメウコギといった品種があり、現在食材として用いられているのはクセが控えめなヒメウコギとなっています。

うこぎの由来

うこぎは戦国時代に直江兼続公の命で栽培が始まり、その後に米沢藩九代藩主であった上杉鷹山公が家屋の垣根としてうこぎの活用を推奨したことから普及したといわれています。現在広く流通しているヒメウコギは、中国原産でもともとは薬用で日本に持ち込まれたそうです。荒地にも対応できて背丈が低く、トゲが生えているため防犯にも適しており、いざという時に非常食にもなるという便利さが着目されたのでしょう。

うこぎをおいしく食べるには?おすすめの調理法を紹介

うこぎは少しばかりクセのある食材ですが、下処理をすればおいしく味わうことができます。ここからは、うこぎの下処理と代表的なレシピ2つを紹介していきます。

うこぎの下処理方法

うこぎはアクが強い食材のため、揚げ物以外は下茹でしてから使用するのが基本です。まずは軸の付け根の固い部分を取り除きます。次に沸騰させたお湯の1%ほどの塩を入れ、1~2分茹でます。

お湯から取り出して冷水にさらして水気を切ったら完了です。保存する場合は小分けにして冷凍保存しておけば色見も変わりません。

うこぎ飯

塩ゆでしたうこぎを刻んでご飯に混ぜるだけの簡単料理です。緑色が鮮やかで食卓に彩りが加わりますよ。

材料

▪うこぎ 50g(下処理済み)
▪ご飯 1.5合
▪塩 少々

作り方

1.下処理したばっけを細かく刻む。
2.塩を軽く振ったご飯に刻んだうこぎを入れてよく混ぜたら完成。

うこぎの切り合え

炊き立てご飯やおにぎりの具材にもぴったりな一品です。お酒のつまみにも最適ですよ。

材料

▪うこぎ 50g(下処理済み)
▪味噌 15g
▪砂糖 大1/2

作り方

1.味噌・砂糖を小鍋に入れ、弱火にして5分ほど混ぜたら粗熱をとる。
2.うこぎと1をまな板の上で混ぜながら細かく刻んで、きれいに混ざったら完成。

山形の味覚「うこぎ」を味わってみて

今回は山形県米沢市で古くから親しまれている食材「うこぎ」について紹介しました。ほろ苦さが特徴でさまざまな食べ方が楽しめるので、ぜひお好みの調理法で味わってみてください。

HiroyukiOka

投稿者の記事一覧

宮城県出身のフリーライター。言葉や文字が好きで毎月15冊以上の本を読む読書好きでもある。読書を楽しめるカフェや本に合うスイーツを探すのが最近の趣味。

関連記事

  1. 【福島県郡山市】鯉に恋する都市を目指して|郷土の味「鯉料理」を広…
  2. 【山形県米沢市】「上杉雪灯篭まつり」に行って白銀の世界に輝くオレ…
  3. 秋田の冬のシンボル「ハタハタ」
  4. 【山形県】山形県の山寺、立石寺から紅花文化の歴史を眺めて楽しみま…
  5. 宮城風芋煮 【宮城県】宮城のライターが説明する芋煮戦争とは【山形県】
  6. 【秋田】幻の日本酒を立ち飲みで!秋田駅の新スタイル!
  7. 十和田バラ焼き 青森に行ったら絶対食べたい!他県では食べられないB級グルメ!5選…
  8. 戦利品 【宮城】買ったその場でオリジナル海鮮丼づくり!塩釜水産物仲卸市場…

ピックアップ

  1. 試飲

ランダムピックアップ

  1. 中尊寺
  2. 仙台駅東口
  3. 原方刺し子
PAGE TOP