【岩手県】見つけたら即ゲット!佐々木朗希投手お気に入りのご当地調味料「酢の素」とは

岩手県大船渡市周辺地域の食卓に欠かせない超ローカル調味料「酢の素」が全国的に話題になっているのをご存じですか?

今回は岩手県出身の野球選手 佐々木朗希投手のふるさとの味、酢の素について実際に食べてみた感想とともに紹介します。


酢の素とは

酢の素は4倍に希釈して使う合成酢のことで、岩手県大船渡市の水野醤油店が販売するご当地調味料です。

一番の特徴はなんといっても目が覚めるような強烈な酸っぱさ。
希釈せず原液のまま使用するのが地元流です。

赤身の刺身にかけると身が白くなるほどの酸味


酢の素が品薄の理由

佐々木朗希投手の恋しい味

酢の素はあまりの人気に注文が殺到し、地元岩手県内でもめったにお目にかかれない時期が続くほどの大ヒット商品となりました。

その理由は令和の怪物こと千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、2020年に球団SNSのQ&A企画で「関東に来て恋しい味」の問いに「酢の素」と回答したことにあります。朗希投手いわく、「一度これに慣れたら、普通の酢は物足りない」んだとか。

酢の素を製造する水野醤油店は昔ながらの地元密着型の販売を行っており、ネット注文はおろか電話番号も公開していません。
それにも関わらず、全国各地から電話の問い合わせが殺到するほどの注目度だったといわれています。

完全試合達成とともに酢の素の人気もうなぎのぼり!

2022年4月、佐々木朗希投手が28年ぶり史上16人目となる完全試合を達成したことで再び酢の素に注目が集まります。

佐々木朗希投手お気に入りの調味料として日本テレビ系列朝の情報番組「ZIP!」やテレビ朝日系列「家事ヤロウ」など次々にメディアでも紹介され、知名度が一気に高まりました。

東京都銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」では、限定60本が約1時間半で完売する大盛況ぶりをみせるほどだったといわれています。

完全試合の達成から数か月、地元大船渡市でも酢の素は品切れ状態。どこのスーパーを回っても入手が困難な日々が続いていました。

2022年6月にZOZOマリン球場で開催された「黄金の國いわて・大船渡ナイター」で300本を限定販売した際には、試合に招待されていた大船渡市民が球場で酢の素を購入する逆転現象も起きるほどだったといいます。


佐々木朗希投手の使い方は地元流

佐々木朗希投手のお気に入りは「カニを酢の素につけて食べる」ことです。酢の素のお膝元、大船渡市民と同じくもちろん原液をつけて食べます。

初めて食べた人はあまりの酸っぱさにむせると言われている酢の素。薄めず使う朗希投手の食べ方は地元流のツウな食べ方なんですね。


酢の素レビュー

岩手県内でも依然として品薄状態が続く2022年6月、地元大船渡ではなく岩手県南の内陸地域にある道の駅でたまたま数量限定で販売されているところに遭遇し、迷わず購入しました。

ボトルから見えるアメ色の液体。普通のお酢と比べて段違いの酸味を持つことが伺い知れます。

フタを開けて少し鼻を近づけると強烈な刺激臭が!突き刺さるようなツンとした香りです。

酢の素の原液と醤油を混ぜたタレを餃子につけて食べてみました。

一口食べた瞬間、視界に火花が!!
少し入れすぎてしまったのか、食べ終わったあとも舌に違和感を感じます。初心者は分量に注意です。

醤油の割合を多くして食べてみると爽やかな香りがクセになりハマるお味でした。脂っこい料理をさっぱりと食べるときの強い味方になりそうです。

購入から約5ヵ月。気付けば朗希選手と同じく普通のお酢では物足りない体質に。酢豚や甘酢あんかけなどの料理にも利用して、今では食卓に欠かせない存在になっています。


佐々木朗希投手の故郷の味はほかにも

佐々木朗希投手は「めんこちゃんゼリー」も恋しい味と答えており、「わんこそば」や「盛岡冷麺」は実は食べたことがなかったんだとか。これは盛岡周辺地域以外に暮らす岩手県民あるあるかもしれません。

故郷を離れて恋しくなる味は日常の食卓に当たり前に並んでいたふるさとの食べ物なんですね。

あなたの恋しくなる味はなんですか?

佐々木朗希投手のふるさとの味、酢の素は強烈な酸っぱさとさわやかがクセになる調味料でした。
一度ぜひ試してみてくださいね。

INFORMATION


  • 製造者:水野醤油店
  • 住 所:岩手県大船渡市盛町木町8-16

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