【山形県】山形市日帰り一人旅、仙山線での山形駅から半径2~5kmの観光、前編
目次
ふと思い立ち今回山形へ仙山線を利用しての日帰り一人旅をする事にしました。
理由は単純です。
年齢も月日も重ね最近は山形へ向かう時はいつも車、
確かにそれも良い、、
だが仙山線に乗車し山形市内を日帰りでゆっくり散策するのも良いのでは?
と考えたからです。
まぁ、正直
「仙山線久々に乗りたいなぁ、気を使わず酒飲みたいなぁ。」
てのが大半を占めるんですがね。
という事で行ってきました山形日帰り!本音は泊まりたい!だが次の日仕事が!
参考になるかは分かりませんが前編、後編に分けますので是非お付き合いくださいませ。
出発は国見駅から!
国見駅スタートは特に理由ありません。ただただ国見駅に行きたかっただけです。
家も国見駅から遠いです。
何なんですかね?このワクワク感、
まずは山形駅行きのチケットを購入します。
料金は片道990円です。
もちろん先頭車両を狙います。
仙山線とは?
ここで簡単に仙山線の説明をします。
「仙山線とは文字通り宮城県仙台市青葉区の仙台駅と山形県山形市の羽前千歳駅を結ぶ幹線になります。
路線の終点は羽前千歳駅ですが全列車が山形駅まで直通します。
全駅が県庁所在地(山形市、仙台市)に位置する珍しい路線であり、また日本で最初の交流電化路線でもあります。
ちなみにこの仙山線、乗車した方、又は地元の方なら誰もが知っていますが天候にかなり左右される路線です。」
て説明しましたがこの仙山線の醍醐味は何と言ってもその景色が一番の魅力です。
山の中を駆け抜けるこの路線は本当に魅力的です。
個人的には初夏の今ぐらいの季節が一番好きです。
午前10時20分、山形駅に到着!
仙台駅ー山形駅間だと今日乗車した快速列車で大凡1時間くらいで着きます。
仙山線は景色も良いし正直車で来るよりかは気も楽で良いかもしれませんね。
ちなみに車だと仙台駅ー山形駅間でも有料道路で1時間ちょいは掛かります。
正直あまり時間差は無いし。ガソリン代、有料道路の料金、街中の駐車場代など考えると、、。
「まずは何処へ行こうか?」
山形に着いたのは良いが何処に行くか考えてませんでした。
街だもん、何かあるでしょ?くらいのノリで来てしまったもので、、。
まずは地図を広げて、、
、、、、。
山形市には駅の近くに霞城公園がある!
山形城址霞城公園
山形市の霞城公園は国指定の史跡で山形城址の公園となっています。
公園内は山形城址という事もあり本当にいろいろなものがあります。
霞城公園内には出羽山形藩の初代藩主、最上義光公の像ももちろんあります。
この像は世界的にも珍しい像で見ればすぐに分かるように馬の後ろ足二本だけで立っているのです。
重さ3トンの像を支え無しにに立たせているのは正に歴史900年の「山形鋳物」だからこそ為せる技なのです。
体育館や武道館に弓道場、野球場、テニスコート、それに山形県立の博物館や郷土館まで本当他にも様々な建築や資料館がそろっています。
山形城址霞城公園内、山形市郷土館(旧済生館本館)
済生館は、1878年(明治11)に山形県立病院として建設されたもので、明治の宮大工たちにより文明開化の象徴として建築され、昭和の時代の職人たちの努力と技術により移築復原された建物です。
旧済生館本館は入場無料で誰でも自由に見学する事が出来ますのでぜひ立ち寄ってみてください。
元は県立病院だったという事もあり当時の医療や市民の生活に関する資料などを閲覧する事ができます。
旧済生館本館も見学した事だしそろそろ移動しようと思います。
帰りはちょっと寄りたいところがあるので東大手門から出ます。
写真でもそうなんですが市民の皆さん普通に交通の便として利用しているんですよね。
確かに街の中心部にこんな大きな城址公園があったらそりゃ利用するよな、と、山形城址が市民といかに密接な状態にあるかを再認識しました。
山形美術館へ
山形美術館は霞城公園、東大手門を出てすぐの場所にあり、主に日本画とフランス近代絵画が常設で展示されているのが特徴です。
今回の日帰り旅行ではここは必ず寄ろうと思っていた場所でもあります。
ここの所蔵品は近隣の美術館と比べても群を抜いています。
もちろん好みや趣味趣向などあれどここまでしっかりと力を入れてくれるのは本当に有難い事です。
山形美術館は常設で吉野石膏コレクションの
ミレー、ピサロ、マネ、ドガ、セザンヌ、モネ、マティスなどなど他多数、珠玉のフランス近代絵画を閲覧することができます。
これって凄いですよね。
山形美術館隣、最上義光歴史館
最上義光は戦国時代に活躍した出羽山形藩の初代藩主です。
関ヶ原の戦いにおいて東軍につき、慶長出羽合戦にて上杉家の直江兼続を退け、57万石の版図を築いた戦にめっぽう強い殿様です。
ここも閲覧無料なので中に入り見学しているとスタッフのお姉さんから
「何処から来たの?」
と聞かれ「仙台から旅行で来ました。」と答えると。
「仙台だったら親戚だね、伊達政宗のお母さんは最上義光の妹だもんね、」と気さくに声を掛けてもらえました。
史実としては知ってはいましたがよくよく考えると伊達政宗の戦の強さと統率力は最上義光の遺伝かもな、と少し考えさせられました。
上の話とは関係ありませんが話の流れでお姉さんに
「近隣でオススメの蕎麦屋さんはありますか?」
て聞いた時に
「あたしは蕎麦はあんまり好きじゃないの、ラーメンが好きだね」て感想言われたことは忘れませんからね。
ここの資料館は最上義光もお姉さんも好きになってしまう場所です。
前編はここまで
長くなってしまうので前編はここまでにします。
後編はお昼を食べるところからスタートします。
後編はもう少し七日町界隈や文翔館に行ったお話をしますのでもう少し付き合いくださいね。