【青森県弘前市】弘前の伝統を体験したければ津軽藩ねぷた村へGO!
目次
青森を代表するお祭りといえば、そう、『ねぶた』
夏になれば県内各地で、さまざまなかけ声が夜の町を賑やかします。
しかし、ねぶた祭のマップをよーく眺めてみてください。
各地で名前が微妙に異なることに気づくはずです。
中でも一番違いが分かりにくいのが、弘前市の『ねぷた』です。
今回は、そんな『ねぷた』をはじめとした弘前の名物を紹介する施設、『津軽藩ねぷた村』をご紹介します!
ねぷた太鼓生演奏!実際に体験してみることも!
施設に足を踏み入れると、いきなり山車が展示されています!
ここは『弘前ねぷたの館』
ねぷたの山車の展示やねぷたの歴史について学ぶことができるコーナーです。
ねぷたの山車の特徴は、巨大な扇形をしているという点。
青森のねぶたや、五所川原のタチネプタは人型という複雑な形状の山車なのに対し、弘前ねぷたはシンプルな形状。
これにはいくつかの説があるのですが、一番興味深いのが、修理しやすいから説です。
昔は山車同士の喧嘩が日常茶飯事だったため、ぶつかったり石を投げられたりと、山車が壊れることもしばしば。
そんなとき、複雑な形状をしていたら、すぐに修理することは不可能です。
弘前ねぷたのシンプルなデザインなら、破れた部分に和紙を貼り付ければ修理も完了。
ちなみにこの話、山車の展示会場で、スタッフに解説してもらえます!
ねぷたの名前の由来など、興味津々な内容なので、是非聴いていって下さい!
また、解説の最後には、ねぷた太鼓の生演奏を聴くことができます。
心臓の奥まで響く音の迫力は、1度聴いたらクセになること請け合い!
実際に太鼓を打たせてくれるので、お子様に貴重な体験をさせてあげたい方にオススメです!
ねぷた衣装で写真撮影&ねぷたの中身を観察!?
巨大ねぷたの展示スペースには、誰でも無料で着用して写真撮影ができるねぷたの衣装があります!
旅の思い出にどうぞ!
また、撮影コーナーの近くにある山車は中に入ることができます!
ねぷたの中身を生で見る機会なんてほとんどありません。
せっかくですので、じっくり観察してみてはいかがでしょうか。
ヤーヤ堂で、金魚ねぷたの製作実演を見よう!
弘前ねぷたの館を抜けると、ねぷたの間『ヤーヤ堂』にたどり着きます。
ヤーヤ堂は、ねぷたのかけ声「ヤーヤドー」を文字った、青森県内各地域のねぷた・ねぶたの展示コーナー。
津軽の霊峰『岩木山』周辺の観光情報も見ることが出来ます。
ヤーヤ堂の最後には、伝統工芸品『金魚ねぷた』の製作実演コーナーもあり、可愛い金魚ねぷたがどのように作られているかを間近で見ることができます!
絵付け体験もやっているので、旅の思い出を残したい方にもオススメです!
津軽の工芸品実演!津軽三味線生演奏も!
ねぷた紹介コーナーを抜けると、今度は津軽の伝統工芸の実演販売コーナーに突入。
津軽蔵工房「たくみ」では『津軽塗』『こぎん刺し』『こけし・こま』『津軽錦絵』の4つの工芸品の制作風景を見学できます。
なお、この蔵工房は「弘前市・趣のある建物指定」建造物に指定されています。
蔵工房「たくみ」の先にある山絃堂では、毎日津軽三味線の生演奏を行っています!
プロによる生演奏の迫力は、必聴の価値アリなので、演奏時間を逃さないように見学しましょう!
まとめ
津軽藩ねぷた村は、弘前ねぷたをはじめとした津軽藩の伝統を余すことなく伝える観光施設です。
今回紹介した他にも、まだまだ豊富なコーナーも存在し、体験施設も充実!
また、入場券は組み立てると弘前ねぷたのペーパークラフトになっています。
ミニチュアのねぷたは思った以上に可愛らしい仕上がりなので、インテリアに飾ってみてはいかがでしょうか。
津軽藩ねぷた村<Information>
- 名 称:津軽藩ねぷた村
- 住 所:〒036-8332 青森県弘前市亀甲町61
- 電話番号:0172-39-1511
- 公式URL:http://neputamura.com/