【福島県会津若松市】会津若松を中心に北会津エリアを巡る「会津三十三観音」
目次
「会津三十三観音」は、日本遺産(Japan Heritage)に認定されている『会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~』の中核をなす仏教文化です。
会津は、東北地方では最も早く仏教が伝搬し、花開いた地域です。東北地方が蝦夷(えみし)といわれ、大和朝廷を中心とした人たちにとって未開の地だった古墳時代には、会津地方はすでに朝廷との交流が始まっていました。
いち早く仏教の布教活動が始まった会津地方
古墳時代の538年(552年説あり)に朝鮮半島から伝来した仏教は、平安時代(794年~1185年頃)初期には会津で布教活動が行われていました。
約1200年前に創建された慧日寺
約1200年前には京都の高僧徳一(とくいつ)が『慧日寺(えにちじ)』を創建しています。
『慧日寺』は明治時代初めに廃寺となってしまい、寺としての機能は失われていまいましたが、1970年(昭和45年)に跡地が国の史跡となり、2008年(平成20年)には「金堂」、2015年(平成27年)には「中門」が復元されました。
隣接する「磐梯山慧日寺資料館」には、唯一残る徳一の遺品『白銅三鈷杵(はくどうさんこしょ)』(国指定重要文化財)や発掘の資料や文化財などが展示されています。
INFORMATION
- 施設名称:史跡慧日寺跡
- 住所:福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字本寺八幡4614-5 外
- 問い合わせ先:0242-73-3000(磐梯山慧日寺資料館)
- 開場期間:4月10日~11月30日(冬季休業)
- 開場時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
- 入場料:おとな(一般・大学生) 300円/磐梯山慧日寺資料館との共通入場券 おとな(一般・大学生 500円)
- 施設名称:磐梯山慧日寺資料館
- 住所:福島県磐梯町大字磐梯字寺西38
- 問い合わせ先:0242-73-3000
- 開館期間:4月10日~11月30日(冬季休業)
- 開館時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
- 入館料:おとな(一般・大学生) 300円/史跡慧日寺跡との共通入場券 おとな(一般・大学生 500円)
- URL:慧日寺
GOOGLE MAP
会津藩主保科正之が定めた「会津三十三観音」
仏教文化が根付いていた会津地方では、領民の間で“三十三観音巡り”が人気になっていました。奈良時代初期に大和国の長谷寺(奈良県桜井市)を創建した徳道上人(とくどうしょうにん)が始めたといわれる三十三観音巡りは、その後全国に霊場が設けられました。
会津地方には江戸時代になるまで霊場がなく、領民たちはわざわざ往復で数ヶ月もかかる他地域に出かけていました。江戸時代の1643年初代会津藩主となった保科正之(ほしなまさゆき)は、他地域へ出かけることによる領民の金銭的な負担や、大切な金が領外へ流れることを憂慮し、領地内に三十三観音を定めたのです。
会津三十三観音巡りは農村部を中心に大流行
保科正之は会津藩領地内の三十三観音を、城のある若松(会津若松)を中心に、北会津地方の三十三の観音堂を札所と定めました。この「会津三十三観音」が会津の三十三観音巡りの始まりで、領民、特に農村部の女性の親睦と娯楽を兼ねた小旅行として大人気となりました。
しかし、会津藩の領地は広く、最初定められた「会津三十三観音」は北会津に集まっていたため、会津若松から遠い地域でも三十三観音札所を作りたいとの機運が高まり、南会津地方には「御蔵入(おくらいり)三十三観音札所」、東エリアには「猪苗代三十三観音」などの三十三観音が誕生したのです。そのすべてが日本遺産『会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~』に認定されています。
33の観音堂のほか3か所番外札所がある「会津三十三観音」
保科正之によって最初に定められた「会津三十三観音」は、喜多方市にある『大木観音』を第1番札所として、ほぼ右回りに33か所の観音堂があります。さらに別に3か所の番外札所があり、あわせて「会津三十三観音」と呼ばれています。
36か寺は現在の市町村でいうと、喜多方市、湯川村(ゆがわむら)、会津坂下町(あいづばんげまち)、会津若松市、会津美里町(あいづみさとまち)、柳津町(やないづまち)、西会津町の2市4町1村に広く点在しています。人々は各観音様を表すご詠歌(ごえいか/短歌形式の仏教歌)を唱えながら、持参した願いを書いたお札を寺に納め、記念に寺から御朱印をいただく旅を楽しんでいました。
会津の三十三観音めぐり/極上の会津
- 電話番号:0242-39-1251(極上の会津プロジェクト協議会)
- URL:会津の三十三観音めぐり
日本遺産ポータルサイト 会津の三十三観音めぐり
- URL:日本遺産
会津三十三観音の見どころ
「会津三十三観音」には、国宝をはじめ国や自治体が指定する重要文化財を所有する寺院が数多くあり、“三十三観音巡りめぐり”とあわせてじっくりと文化財を見学することができます。
3躰の国宝、9躰の国指定重要文化財が鎮座する第10番札所『勝常観音』
第10番札所「勝常観音(しょうじょうかんのん)」のある『勝常寺(しょうじょうじ)』は、平安時代初期807年に徳一上人によって開かれた古刹で、最盛期には7つの堂宇伽藍(どううがらん)が建ち、100か所以上の末寺、12か所の宿坊があったとされる大寺院です。
現在の建物は元講堂だった薬師堂を除いて近世以降に建て替えられたものですが、薬師堂は平安時代の姿をとどめていて国の重要文化財に指定されています。
仏像は30躰あまりが残されていて、そのうち平安時代初期に彫られたと伝わる木造薬師如来坐像(もくぞうやくしにょらいぞう)とその両脇侍の月光菩薩立像(がっこうぼさつりゅうぞう)、日光菩薩立像(にっこうぼさつりょうぞう)は国宝に、聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)や十一面観音菩薩立像(じゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)など9躰は国の重要文化財に指定されています。
ほかにも木造徳一菩薩坐像(とくいつぼさつざぞう)など14躰の仏像、掛軸20幅、曼荼羅図(まんだらず)1幅が湯川村指定重要文化財です。
INFORMATION
- 施設名称:第10番札所 勝常観音/勝常寺
- 住所:福島県湯川村大字勝常字代舞
- 電話番号:0241-27-4566
- 拝観期間:4月1日~11月15日(冬季休館)
- 拝観時間:9:00~16:00
- 休館日:火曜日、11月16日~3月31日 ※拝観については直接勝常寺へ要問い合わせ
- URL:勝常寺
GOOGLE MAP
国宝の法華経文が展示されている番外札所の「浮身観音」
「会津三十三観音」でもうひとつの国宝が番外札所の1「浮身観音(うきみかんのん)」にあります。
国宝「一字蓮台法華経開結共(巻第六欠)(いちじれんだいほけきょう)」は、法華経の経文1文字1文字を蓮華座(れんげざ/蓮華の器)の上に乗せて書いたもので、平安時代後期の作と考えられています。国宝拝観には浮身観音(龍興寺)への事前予約と志(志納金)が必要です。
INFORMATION
- 施設名称:番外札所1 浮身観音(うきみかんのん)
- 住所:福島県会津美里町字龍興寺北甲2222-3
- 電話番号:0242-54-2446(龍興寺)
GOOGLE MAP
国の重要文化財に指定されている第6番札所「勝観音」
喜多方市にある第6番札所「勝観音(すぐれかんのん)」は、平安時代創建と伝わる『勝福寺(しょうふくじ)』にある観音堂で、永禄年間(1558年~1569年)に当時会津を治めていた蘆名氏(あしなし)により再建されたものです。
「勝観音(勝福寺観音堂)」は国の重要文化財に指定されています。『勝福寺』では、ほかに観音堂再建当時に寄進された銅製の梵鐘(ぼんしょう)や木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)、木造毘沙門天立像(もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)が福島県指定重要文化財となっています。
INFORMATION
- 施設名称:第6番札所 勝観音
- 住所:福島県喜多方市関柴町三津井堂ノ上630-1
- 電話番号:0241-24-3821教育委員会教育委員会文化課)
GOOGLE MAP
観音堂が国の重要文化財に指定されている第26番札所「冨岡観音」
第26番札所「冨岡観音」は、会津美里町にある『福生寺(ふくしょうじ)』の観音堂で、1997年(平成9年)からの解体修理で1446年の巡礼札が発見され、それ以前に建てられたものであることが分かりました。
「冨岡観音(福生寺観音堂)」は国の重要文化財に指定されています。観音堂に納められている木造十一面観音菩薩坐像は会津美里町指定重要文化財です。
INFORMATION
- 施設名称:第26番札所 冨岡観音
- 住所:福島県会津美里町冨川字冨岡27
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
GOOGLE MAP
国の重要文化財のある会津きっての古刹「法用寺」の観音堂・第29番札所「雀林観音」
第29番札所の「法用寺雀林観音(すずめばやしかんのん)」は、『慧日寺』創建より前の720年に徳道上人により建立された古刹で、かつては会津の中核をなす寺院でした。
観音堂は『慧日寺』を開山した徳一上人により800年代に再建されたものです。国の重要文化財を3点、福島県指定重要文化財2点を収蔵しています。
INFORMATION
- 施設名称:第29番札所 雀林観音(すずめばやしかんのん)
- 住所:福島県会津美里町雀林三番山下3554
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
GOOGLE MAP
本尊とそれを納めた観音堂が国の重要文化財。第31番札所「立木観音」
第31番札所の「立木観音(たちきかんのん)」には、立木観音のいわれとなった、弘法大師のお告げで立木のまま彫られたと伝わる像高7.42m、総高8.5mという十一面千手観音菩薩立像(じゅういちめんせんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)が安置されている観音堂があり、ともに国の重要文化財に指定されています。
観音堂のある『恵隆寺』は、1200年頃の創建と伝わる古刹で、本尊を守る木造二十八部衆立像(にじゅうはつぶしゅうりゅうぞう)・風神(ふうじん)・雷神(らいっじん)の仏像30躰は福島県指定重要文化財、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、大香炉(おおこうろ)、金剛力士立像2躰は会津坂下町指定重要文化財です。
INFORMATION
- 施設名称:第31番札所立木観音
- 住所:福島県会津坂下町塔寺字松原2944
- 電話:0242-83-3171
- URL:立木観音
GOOGLE MAP
「会津三十三観音」一覧
「会津三十三観音」の国宝、国指定重要文化財など代表的な観音堂をご紹介しましたが、このほかにもまだまだ国指定重要文化財や自治体指定重要文化財などが数多くあります。車社会の現代でも33+3か寺を1日で回ることは不可能でしょう。
ゆっくりと何日かかけて会津に花開いた日本の仏教文化の神髄に触れてみてはいかがでしょうか。
文化財の詳細は下記の「会津三十三観音」一覧でお確かめください。
- 第一番札所 大木観音(おおきかんのん)
- 住所:福島県喜多方市塩川町大田木字塚田3281-1
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:真言宗紅梅山常安寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第二番札所 松野観音(まつのかんのん)
- 住所:福島県喜多方市慶徳町松舞家字松野730
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:曹洞宗物宝山良縁寺
- 本尊:千手観音菩薩
- 第三番札所 綾金観音(あやがねかんのん)
- 住所:福島県喜多方市豊川町米室字綾金187-1
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:曹洞宗長流山金泉寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第四番札所 高吉観音(たかよしかんのん)
- 住所:福島県喜多方市豊川町米室字高吉4415
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:真言宗吉例山徳勝寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第五番札所 熱塩観音(あつしおかんのん)
- 住所:福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字熱塩甲795
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:曹洞宗護法山示現寺
- 本尊:千手観音菩薩
- 第六番札所 勝観音(すぐれかんのん)
- 住所:福島県喜多方市関柴町三津井堂ノ上630-1
- 電話番号:0241-24-5323(喜多方市文化課)
- 寺院:真言宗松島山勝福寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 文化財:
- 国指定重要文化財/勝福寺観音堂
- 福島県指定重要文化財/銅鐘・木造不動明王立像・木造毘沙門天立像
- 第七番札所 熊倉観音(くまぐらかんのん)
- 住所:福島県喜多方市熊倉町熊倉字熊倉837-1
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:浄土宗紫雲山光明寺
- 本尊:千手観音菩薩
- 第八番札所 竹屋観音(たけやかんのん)
- 住所:福島県喜多方市塩川町中屋沢字台畑丙697
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:曹洞宗大雲山観音寺
- 本尊:如意輪観音菩薩
- 文化財:
- 福島県指定重要文化財/木造如意輪観音坐像
- 第九番札所 遠田観音(とおたかんのん)
- 住所:福島県喜多方市塩川町遠田字谷地中3227
- 電話番号:0241-22-0001(旧甲斐家蔵住宅)
- 寺院:曹洞宗福聚山大光寺
- 本尊:千手観音菩薩
- 第十番札所 勝常観音(じょうしょうかんのん)
- 住所:福島県河沼郡湯川村大字勝常字代舞
- 電話番号:0241-27-4566
- 寺院:真言宗瑠璃光山勝常寺
- 文化財:
- 国宝/木造薬師如来及両脇侍像(木造薬師如来坐像・月光菩薩立像・日光菩薩立像)
- 国指定重要文化財/聖観音菩薩立像・十一面観音菩薩立像・虚空蔵菩薩立像・地蔵菩薩立像(延命地蔵尊)・地蔵菩薩立像(雨降り地蔵尊)・四天王像・薬師堂(会津中央薬師堂)
- 湯川町指定重要文化財/木造徳一菩薩坐像・絹本着色両界曼荼羅図・紙本着色真言八祖像掛軸
- 第十一番札所 束原観音(つかはらかんのん)
- 住所:福島県会津坂下町束原字東1516
- 電話番号:0242-83-2111(会津坂下町観光物産協会)
- 寺院:天台宗流古山万蔵寺
- 本尊:馬頭観音菩薩
- 第十二番札所 田村山観音(たむらやまかんのん)
- 住所:福島県会津若松市北会津町和合字堂の下甲147
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:真言宗福聚山養泉寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第十三番札所 舘観音(たてかんのん)
- 住所:福島県会津若松市北会津町舘17
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:真言宗福聚山観音寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第十四番札所 下荒井観音(しもあらいかんのん)
- 住所:福島県会津若松市北会津町下荒井60
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:真言宗松命山蓮華寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第十五番札所 高瀬観音(たかせかんのん)
- 住所:福島県会津若松市神指町高瀬81
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:曹洞宗吉高山福昌寺
- 本尊:十一面千手観音菩薩
- 文化財:
- 国指定天然記念物/高瀬の大木(ケヤキ)
- 第十六番札所 平沢観音(ひらさわかんのん)
- 住所:福島県会津若松市町北町中沢字平沢419
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:曹洞宗広沢山国姓寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第十七番札所 中ノ明観音(なかのみょうかんのん)
- 住所:福島県会津若松市町北町大字始字中ノ明119-2
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:真言宗妙吉山密蔵院
- 本尊:聖観音菩薩
- 第十八番札所 滝沢観音(たきざわかんのん)
- 住所:福島県会津若松市一箕町八幡滝沢
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:一箕山滝沢寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第十九番札所 石塚観音(いしづかかんのん)
- 住所:福島県会津若松市河原町5-50
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:真言宗石塚山蓮台寺
- 本尊:千手観音菩薩
- 第二十番札所 御山観音(おやまかんのん)
- 住所:福島県会津若松市門田町大字御山字館山甲3080
- 電話番号:0242-23-8000(会津若松観光ビューロー)
- 寺院:天台宗神護山照谷寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第二十一番札所 左下り観音(さくだりかんのん)
- 住所:福島県会津美里町大石字東左下り1173
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:臨済宗左下山観音寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 文化財:
- 福島県指定重要文化財/左下り観音堂
- 第二十二番札所 相川観音(あいかわかんのん)
- 住所:福島県会津美里町氷玉字前山丁365
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:曹洞宗空窪山自福寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 文化財:
- 会津美里町指定重要文化財/木造十一面観音立像
- 第二十三番札所 高倉観音(たかくらかんのん)
- 住所:福島県会津美里町字丸山乙691
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:天台宗高倉山(御朱印は円通寺)
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第二十四番札所 関山観音(せきやまかんのん)
- 住所:福島県会津美里町氷玉字上小松乙396
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:真言宗日當山日輪寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第二十五番札所 領家観音(りょうけかんのん)
- 住所:福島県会津美里町藤家館字領家194
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:曹洞宗延命山常楽寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第二十六番札所 冨岡観音(とみおかかんのん)
- 住所:福島県会津美里町冨川字冨岡27
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:天台宗日用山福生寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 文化財:
- 国指定重要文化財/福生寺観音堂
- 会津美里町指定重要文化財/木造十一面観音菩薩坐像
- 第二十七番札所 大岩観音(おおいわかんのん)
- 住所:福島県会津美里町吉田字村廻丙486
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:天台宗牛伏山仁王寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第二十八番札所 高田観音(たかだかんのん)
- 住所:福島県会津美里町字高田甲2968
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:天台宗高田山天王寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 第二十九番札所 雀林観音(すずめばやしかんのん)
- 住所:福島県会津美里町雀林三番山下3554
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:天台宗雷電山法用寺(御朱印は福泉寺)
- 本尊:十一面観音菩薩
- 文化財:
- 国指定重要文化財/法用寺本堂厨子及び仏壇・木造金剛力士立像
- 福島県指定重要文化財/木造十一面観音立像(桂)、木造十一面観音立像(欅)(いずれも秘仏)・伝 木造得道上人坐像・法用寺三重塔・銅鐘・十一面観音板木など
- 会津美里町指定重要文化財/法用寺観音堂内三十三観音像19躰など
- 第三十番札所 中田観音(なかだかんのん)
- 住所:福島県会津美里町米田字堂ノ後甲147
- 電話番号:0242-56-4882(会津美里町観光協会)
- 寺院:曹洞宗普門山弘安寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 文化財:
- 国指定重要文化財/弘安寺旧観音堂厨子・弘安寺銅造十一面観音及び脇侍・不動明王・地蔵菩薩立像
- 第三十一番札所立木観音(たちきかんのん)
- 住所:福島県会津坂下町塔寺字松原2944
- 電話:0242-83-3171
- 寺院:真言宗金塔山恵隆寺
- 本尊:千手観音菩薩
- 文化財:
- 国指定重要文化財/恵隆寺観音堂・木造千手観音立像
- 福島県指定重要文化財/木造二十八部衆立像・風神・雷神共30躰
- 会津坂下町指定重要文化財/木造阿弥陀如来坐像、木造薬師如来坐像、金剛力士立像2躰
- 第三十二番札所 青津観音(あおつかんのん)
- 住所:福島県会津坂下町大字青津字本丁71
- 電話番号:0242-83-2111(会津坂下町観光物産協会)
- 寺院:曹洞宗清光山浄泉寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 第三十三番札所 御池観音(おいけかんのん)
- 住所:会津坂下町大字御池田字寺ノ前152
- 電話番号:0242-83-2111(会津坂下町観光物産協会)
- 寺院:曹洞宗羽黒山西光寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 番外札所一 浮身観音(うきみかんのん)
- 住所:福島県会津美里町字龍興寺北甲2222-3
- 電話番号:0242-54-2446(龍興寺)
- 寺院:天台宗道樹山龍興寺
- 本尊:十一面観音菩薩
- 文化財:
- 国宝/一字蓮台法華経開結共(巻第六欠)
- 番外札所二 柳津観音(やないづかんのん)
- 住所:福島県柳津町大字柳津字寺家町甲176
- 電話番号:0241-42-2346(柳津観光協会観光案内所)
- 寺院:臨済宗霊巌山圓藏寺
- 本尊:聖観音菩薩ほか
- 文化財:
- 国指定重要文化財/圓藏寺奥之院弁天堂
- 番外札所三 鳥追観音(とりおいかんのん)
- 寺院:福島県西会津町野沢字如法寺乙3533
- 電話番号:0241-45-2061(鳥追観音如法寺)
- 寺院:真言宗金剛山如法寺
- 本尊:聖観音菩薩
- 文化財:
- 福島県指定重要文化財/如法寺観音堂附仁王門・木造金剛力士像・木造聖観音立像
- 福島県天然記念物/樹齢1200年の高野槙