青森県にピラミッド?大石神ピラミッドを見に行こう!
皆さんは、青森県にピラミッドがあることをご存知でしょうか?「知る人ぞ知る場所」ですが、実は青森県には不思議なスポットが多いのです。今回は青森県三戸郡新郷村に存在する「大石神ピラミッド」の謎に迫ります!
青森県のピラミッド、それは大石神ピラミッド!
正に「知る人ぞ知る」なのですが、この「大石神ピラミッド」は、昭和3年に平群真鳥の子孫であるとされる竹内家に養子に入ったと自称する竹内巨麿(たけうち きよまろ)が公開した、竹内家に伝わる代々伝わる古文書「竹内文書」の内容に由来します。(昭和10年代以降に加筆されたという説もあり)
発見に至る状況には諸説あり、
- 竹内文書の内容を解読していた巨麿が青森県戸来村(現新郷村大字戸来)を訪れた際に「キリストの墓」を発見。そしてその翌日に、同行していた青森県出身の日本画家、鳥谷幡山(とや ばんざん)が「大石神ピラミッド」を発見した。
- 竹内文書を参考に、日本にピラミッドがあると提唱し各地を調査したオカルティスト、酒井勝軍(さかい かつとき)が発見した。
どちらが正しいのかはわかりませんが、どちらの説もその根拠としているのは「竹内文書」という部分は共通しています。
大石神ピラミッドとは
この大石神ピラミッドは、昭和10年に発見されたといわれています。
実はこの大石神ピラミッドは、一般的に想像するような三角錐型ではありません。日本ピラミッドの第一人者、酒井勝軍が提唱する日本のピラミッドの定義は
1、整然とした三角形の山であること。それは、自然・人工を問わない。
2、頂上付近に球体の太陽石とそれを取り巻く環状の列石がある。
3、本体の本殿とは別に拝殿がある。
とされています。
「1」の条件に該当するのは少し難しいですが、「大石神ピラミッド」には、方位石、星座石、鏡石など巨石があることから「2」の条件には該当します。さらに「3」に該当するために、近隣にある「十和利山」と結ぶことで「大石神ピラミッド」が成り立つという説もあります。
方位石には割れ目があり、正確に東西南北を指していたり、鏡石は10メートル以上もある平べったい巨石で、安政4年の大地震で倒れてしまったとのこと。
石の表面には神代文字が掘られていたそうです。何度かこの鏡石を立ち上げようと試みたそうですが、その都度大雨が振り、鏡石を立ち上げることを断念しなくてはならなかったという説もあります。
星座石は、石の壁面に主だった星座を刻んでいる。そして、この大石神ピラミッドには登ることができます。山を登っていくと巨石群があるので、間近で巨石群を見て、説明看板などで情報を得て、ピラミッドを堪能することができます。
まとめ
大石神ピラミッドのある新郷村には、度々登場している「竹内文書」に同じく記されていたという「キリストの墓」も存在します。そちらの内容は以下の別記事にまとめてあります。
「単なるオカルト・都市伝説じゃないか!」という意見もあると思いますが、パワースポットと捉えることもできます。
想像力と包容力があればオカルト・都市伝説はもっと楽しむことができると思います!
大石神ピラミッド<Information>
- 名 称:大石神ピラミッド
- 住 所:日本、〒039-1801 青森県三戸郡新郷村戸来雨池11−41
- URL:新郷村HP
- アクセス
- JR東日本東北新幹線・八戸線・青い森鉄道青い森鉄道線八戸駅から車で約45分。
- 道の駅しんごうから車で約20分。