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【山形県大蔵村】豪雪の中の幻想!肘折温泉で恒例のイベント、魅惑の雪と温泉に浸ってみよう

山形県大蔵村にある肘折温泉は積雪が3メートルを超える豪雪地帯です。雪にすっぽりと包まれた温泉街で豪雪地帯だからこそできる幻想的な灯りを使ったイベントが開催されています。

あたり一面の雪の中に現れる幽玄な灯り

開催17回目となる肘折幻想雪回廊は、出羽三山の一つ、月山から流れる銅山川を中心にイルミネーションで飾り、幻想的な景色を醸し出しています。

とんでもなく寒い中でも色とりどりの灯りと、雪の壁を掘って沢山のロウソクで灯されたオレンジ色の灯りは、凍えながらも立ち止まり見入ってしまうほどです。

イベント情報「肘折幻想雪回廊」の詳細

INFORMATION


  • 場所:大蔵村肘折温泉 天狗鼻橋付近
  • 開催日:2023年1月28日(土)・2月4日(土)・2月11日(土)・2月18日(土)
  • 点灯時間:19時~20時
  • 問い合わせ先:大蔵村観光協会(肘折いでゆ館内) 
  • 電話:0233-34-6106

1月28日・2月11日の両日には特別開催で花火後打ちあがります。打ち上げ時間は19時45分となっています。

GOOGLE MAP


    3メートルも雪が積もる肘折温泉ってどんな所?

    雪国山形県内でも豪雪地帯で名が通っていて、降雪情報でも肘折は何メートル積もったとか、よく話題に上がるほどです。

    山間のさほど大きく無い温泉街ですが、それだけに各旅館、他人とのつながりが温かく訪れる人たちが郷愁に浸れるような場所です。

    せっかく行ったら温泉にも入りたいですよね!

    肘折温泉は古くから湯治温泉として愛されてきて、効能にも期待できる温泉地です。

    泉質は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩温泉で、切り傷ややけど、骨折などの外傷や胃腸病、皮膚病に効果が得られると云われています。

    日帰り温泉が4つもあるんです。訪れたら是非立ち寄ってみたいですよね!

    肘折いでゆ館>料金:大人・450円 小人・250円
    カルデラ温泉館>料金:大人・500円 小人・250円(全国でも珍しい炭酸泉)
    上の湯>料金:大人・300円 小人150円(共同浴場で各旅館に宿泊の上利用は無料)
    石抱温泉>山中にある秘湯で炭酸泉のため体が浮かないように石を抱いて入ったための命名
        *なお、石抱温泉は普段入浴できません。入浴を希望の場合はゑびす屋さんに問い合わせしてください。

    雪を眺めながらの露天風呂は最高ですね!

    温泉宿も21件あり、ほぼ全宿が日帰り入浴できます。入浴料も200円~500円ととてもお安く、中には貸切でも500円で利用できるお宿もあるようですよ!

    温泉のはしごもアリかもしれませんね。

    下に肘折温泉の旅館情報を貼っておきます。ご興味を持たれましたら覗いてみてくださいね!

    湯の里 肘折温泉公式WEBサイト

    肘折温泉はイベントづくし!3月にも素敵なイベントが控えています!

    何と!こちら「おおくら 雪ものがたり」は27回目となるのですね。

    巨大雪だるまに花火、屋台村までとは……。

    3月と言えば早い所では梅の花や水仙の花の便りも聞こえてきますが、ここ大蔵村肘折ではまだまだ雪が消えてくれる気配はないようです。

    その分最後まで冬を楽しむイベントで盛り上がろうというわけですね!

    実は夏にもあった灯りのイベント

    夏にも「ひじおりの灯」というイベントが2022年7月16日~8月21日(夏季開催) 9月10日~10月16日(秋季開催)で行われていました。

    数名のアーティストが肘折温泉に滞在し、地元で取材しながら燈篭絵を制作、温泉街の各旅館及び各商店の軒先に描いた絵を張った灯篭が下げられ、幻想的な雰囲気を誘っています。

    温泉街で夏の宵を、灯りに誘われそぞろ歩きも洒落ていますよね。

    2023年も開催されることを願い、吉報を待ちましょう!

    「まとめ」肘折温泉のイベント彩とりどり

    山形県大蔵村の肘折温泉のイベント情報をご紹介しましたが、いかがでしたか?

    雪国山形県内でも肘折温泉はとびぬけての豪雪地域で有名ですが、1200年も昔から湯治場としての人気も、ダントツを誇っています。

    豪雪を逆手に取った暖かい灯りのイベントが、1月末から始まり、一面に残雪のある3月初春まで、日程指定で行われます。

    一面真っ白な別世界の中、温泉と暖かい灯りに誘われ、冬の寒さに凍えた体を緩めに訪れてみませんか。

    ikoke

    投稿者の記事一覧

    東京都出身ですが、山形県に居住して30年の時が過ぎました。今では方言も板につき地元民になりきっています。
    近県の宮城、福島両県へはネタ収集と称して月2~3日ぐらい出没中。
    猫と地酒と肴を愛してやまない中年層に属しています。(アイコンは愛猫です)

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