【福島県鏡石町】牧場の朝で有名な岩瀬牧場のトウモロコシ迷路と田んぼアートへGO!

♪ ただ一面に立ちこめた 牧場の朝の霧の海 ポプラ並木のうっすりと  
黒い底から勇ましく 鐘が鳴る鳴る カンカンと・・・♪

日本の文部省唱歌の一つである「牧場の朝」

牧場の朝が生まれたのが福島県岩瀬郡鏡石町にある岩瀬牧場です。
岩瀬牧場では毎年夏に東北最大級のトウモロコシ巨大迷路が出現します。この夏もパワーアップして開催予定!

また、岩瀬牧場がある鏡石町では毎年「田んぼアート」を行っています。
今回は夏休みに体験してほしい「トウモロコシ迷路」「田んぼアート」についてご紹介します。



岩瀬牧場

岩瀬牧場は、明治天皇の東北巡幸ののち明治13年に宮内省開墾所として開設された日本ではじめての本格的な西洋式牧場です。

1907年(明治40)にオランダの酪農家からホルスタイン種牛13頭を輸入し、友好の記念として岩瀬牧場に鐘が贈られました。牧場の朝の歌詞のなかで「鐘が鳴る鳴る かんかんと」とあるのは、このときに贈られた「友好の鐘」の音だとされています。

友好の鐘は現在、岩瀬牧場歴史資料館に保存されています。


動物と触れ合い 

この日はカメのお散歩中に遭遇♪

岩瀬牧場では、うさぎやポニー、モルモット、ヤギ、ひつじなどのかわいい動物達と触れ合えます。

もなかに入ったペレット状のエサを動物コーナーの自販機で販売しているので、自由に動物にエサをあげることができます。

うさぎランド内ではうさぎと自由に遊ぶことができます。うさぎとお散歩できる「うさんぽ」は子供たちに大人気。

また、岩瀬牧場にはミニチュアホース「くるみ」ちゃんがいます。くるみちゃんと柵のなかを一周できる「くるみサーキット」 は大人気アトラクションです。


牧場ならではの体験

バター手作り体験や新鮮野菜、フルーツの収穫体験など牧場ならではの体験も盛りだくさん!
バター手作り体験は作り方からバターができるまでの流れを牧場スタッフがわかりやすくレクチャーします。

  • 体験:300円
  • 幼稚園以上10名〜要予約

夏休み期間中はトラクター体験ができるツアーを開催予定です。

筆者の子供も牧場を訪れた時にトラクターに乗せてもらったのですが、とにかくトラクターが大きい!ここでしかできない貴重な体験に子供も大満足でした。


BBQと濃厚ソフトクリーム

施設内ではバーベキューを堪能できます。牛、ラムなどのお肉、お酒やピザなどメニューも充実しているので手ぶらでOK!

牧場で育ったブラウンスイス牛の新鮮な牛乳を使用した「プレミアムミルクソフトクリーム」は絶品です。濃厚なミルクを味わってみてください!
ほかにも生ヨーグルトや季節限定のブルーベリージャム、さくらハチミツも人気です。


夏限定!東北最大級のトウモロコシ巨大迷路

夏の岩瀬牧場でオススメしたいのが、トウモロコシ畑を利用した東北最大級の迷路です。今年で4回目を迎えます。

1.2ヘクタールの広大な敷地に作られた巨大迷路に、今年はカラフルなフォトスポットも登場予定!カラフルな傘が青空を彩る「アンブレラスカイ」や、涼やかな音色が心地いい「風鈴スポット」が迷路内で迎えてくれますよ。

迷路を作り上げるトウモロコシは牧場の牛のエサとなるデントコーンを使ったもの。通路の幅は約2.5mと広々していて、トウモロコシの高さは大人の身長より高いので、大人も子どもも楽しめます。
スタートからゴールまでの所要時間は20分。熱中症対策として、迷路に挑戦する方に500ml入りの水のペットボトルを1本もらえます。

トウモロコシ迷路のなかにはクイズが設置されています。クイズに答えれば、ハズレなしのお楽しみクジに挑戦できますよ。

【とうもろこし巨大迷路】

  • 開催日程:2023年7月15日(土)~9月末頃
  • 営業時間:9:00~15:00
  • 料金:1人300円(ミネラルウォーター、うちわ付き) ※入場料別途

INFORMATION


  • 名称:岩瀬牧場
  • 住所:福島県岩瀬郡鏡石町桜町225
  • 電話:0248-62-6789
  • 交通アクセス:鏡石スマートICより車で5分
  • 営業時間:AM9:00〜PM4:00
  • 入場料:中学生以上500円、小学生以下300円、3歳未満・同伴犬無料
  • 駐車場:無料500台

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かがみいし田んぼアート

2015年は浦島太郎がテーマ

岩瀬牧場と合わせて立ち寄りたいのが田んぼアート。

鏡石町の田んぼアートは、地域活性化を図るため東日本大震災後の平成24年にスタートし、今年で11年目を迎えます。

町図書館のすぐ隣の田んぼで行っている田んぼアートは、町図書館4階の展望室から見下ろすことができます。図書館に入ると受付を済ませエレベーターで4階へ上がると地上では見ることのできなかった美しい絵柄を見ることができます。
遠近法を活用することにより、4階の展望室から見下ろした時にだけ美しい絵柄を見ることができるそうです。

お米は色鮮やかな様々な品種を植えています。緑色の部分には食用米福島県オリジナル品種「天のつぶ」を使用し、収穫したお米を「田んぼアート米」として活用しています。稲刈りイベントの参加者の昼食に特製おにぎりとして振る舞ったり、町内の小中学校や幼稚園・保育所の給食に提供したりしているそうです。
また、田んぼアート米を米粉にし、町内のパン屋さんではこの米粉を使用した米粉パンやパウンドケーキを開発・商品化し販売しています。

筆者も毎年楽しみにしている田んぼアート。絵柄を「童謡・童話シリーズ」として桃太郎から始まり、金太郎、浦島太郎、かぐや姫など毎年展開しています。
2023年の絵柄は「唱歌”牧場の朝”のまち」に決定したそうです。今年の仕上がりも楽しみです♪7月23日から8月20日までの毎週日曜日にキッチンカーや飲食店が出店する「田んぼアートカフェ」も4年ぶりに再開が決定しました。

INFORMATION


  • 名称:かがみいし2023田んぼアート
  • 閲覧場所:鏡石町図書館4階展望室
  • 住所:福島県岩瀬郡鏡石町旭町440-6
  • 閲覧時間:6月、9月、10月:午前9時00分から午後5時30分まで 
         7月、8月:午前9時00分から午後6時30分まで
  • 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は次の日)
    ※7月、8月の休館日は、田んぼアートのみ開館

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夏の鏡石町へ遊びにおいで!

夏限定のトウモロコシ迷路はお子さんの夏休みの思い出にピッタリです。冒険気分で迷路を進みながら謎解きや写真撮影を楽しめます!暑さ対策をして迷路に挑んでみませんか?

また、田んぼアートの見頃は例年7月中旬〜8月中旬です。岩瀬牧場トウモロコシ巨大迷路と田んぼアートで連携したスタンプラリーも開催するようです!夏休みは鏡石町へぜひ訪れてみてください。


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