【岩手県盛岡市】外せないソウルフード「盛岡冷麺」!歴史やオススメ店、お取り寄せを紹介
目次
今回は岩手県のソウルフード「盛岡冷麺」をテーマに掘り下げます。
今や岩手県に限らず、全国の焼肉店で定番メニュー化している冷麺。その由来やオススメ店、お家で冷麺を食べられるお取り寄せも紹介します。冷麺好きの方は是非チェックしてみてください。
盛岡冷麺の歴史と特徴は?試行錯誤で広めた故郷の味
そもそもに冷麺とは?冷麺のルーツは、朝鮮半島。朝鮮半島での発祥当時は、寒い冬に温かい部屋の中で食べる料理だったそうです。コタツでアイスクリームを食べる感覚と似ていますね。
冷麺が日本に伝わったのは、昭和時代になってからと推測されています。日本人の口に合うようにアレンジが加えられ、徐々にご当地グルメ化していきました。良く知られているのが、岩手県盛岡市の「盛岡冷麺」と大分県別府市の「別府冷麺」です。
盛岡冷麺がブランド名化したのが、昭和62年。日本ではなじみが薄かった「コシの強い麺・キムチの辛み・牛骨ダシの濃厚スープ」を広めるまでには容易なことではありませんでした。しかし新しいものが好きな若者たちを中心に、徐々に人気が広まっていったといいます。
盛岡冷麵の特徴は、小麦粉と片栗粉から作った透明感のあるコシの強い太麺。そして口直しのために果物が乗せられるのが一般的です。果物は季節によって変わり、リンゴやスイカ、梨などが使われます。
辛みづけに使われるキムチは大根のカクテキ。その程度によって冷麺自体の辛さが調節されます。
濃厚な牛骨ダシのスープとキムチの酸味、コシの強い滑らかな麺は、一度ハマったら病みつきになること間違いなし。元気の出る一品です。
盛岡冷麺の人気店3選!定番から穴場まで紹介
ご当地で盛岡冷麵を食べたい!そんな時に必ず訪れたい人気店3選を紹介します。
ぴょんぴょん舎
盛岡冷麵の名付け親。言わずと知れた、行列必至の人気店です。
つるりと滑らかな麺と、コク深くてサッパリとしたスープが特徴。キムチの酸味と辛みが絶妙にマッチし、麺と一体となって楽しめます。何度訪れても美味しい、食べ飽きない一杯です。
食道園
盛岡冷麺発祥のお店。在日朝鮮人の青木氏が、自分が子どものころに食べた冷麺を再現しようとしてレシピ開発をしたことが始まりです。
手ごねの麺はコシが強く、やや縮れてスープによく絡みます。自家製キムチとシンプルな旨みたっぷりのスープ、素材の味をたっぷりと楽しんでください。
盛楼閣
JR盛岡駅前にあり、アクセスのよい店構えです。辛みが7段階から選べるため、無理なく好みの味で楽しめます。
やや太めの麺はモチモチで、スープのあっさり感とほどよいバランス。最後まで飲み干したくなる至極の一杯です。
お家で楽しめる!お取り寄せ盛岡冷麺
ここまで盛岡冷麺の魅力や人気店を紹介しましたが、なかなか現地に行くのが難しい方は、お取り寄せを楽しんでみてはいかがでしょうか。ご家庭でも本格的な盛岡冷麺を楽しめる、おすすめ商品をご紹介します。
ぴょんぴょん舎
行列必至の盛岡冷麵の人気店、ぴょんぴょん舎のお取り寄せ商品です。お店の味をお家でいつでも楽しめます。
嬉しいのは、具材までもが揃っていること。通常の麺・スープ・キムチ・酢ごまに加えて、肉・きゅうりの甘酢漬け・ゆで卵までもが揃っているため、このセットだけで本格的な一杯を味わえちゃいます!
なかなか外出が難しい時こそ、自宅で美味しいグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。
麺匠 戸田久
地元で愛され続ける老舗メーカーの作る盛岡冷麺セットです。
しっかりとコシの強い透明感のある麺は喉ごしなめらか。辛みの効いた旨みたっぷりのスープと絡んで、ツルツルっと箸が進んでしまいます。クセになる美味しさを、ご家庭でゆっくりと味わってみてください。
ご家庭で盛岡冷麺を楽しむ際のポイント
盛岡冷麺を美味しく食べるためには、ひんやり感が大切。麺をしっかりと水でしめて、スープ・器も十分に冷やしておきましょう。
お好みでキムチを増量しても可能。好きな具材、アレンジ自由なのはお家ご飯の特権です。
ご家庭で焼肉をする際のサイドメニューにもオススメです。お家ご飯が一気にグレードアップします。ちょっと気分を変えたい時に、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は岩手県盛岡市のご当地グルメ、盛岡冷麺について紹介しました。
今や全国の焼肉店や韓国料理店で人気定番メニューの冷麺ですが、その背景には冷麺を日本に定着させるために試行錯誤を繰り返した先人たちの努力がありました。盛岡冷麺も、ご当地グルメとして知られるまでに様々な苦難を乗り越えた料理のひとつです。
旨辛のスープとツルツルの麺が絶妙にマッチする盛岡冷麺の人気店3選はハズレなしです。岩手県を訪れた際には、ぜひ一度味わってみてください。
また、なかなか現地を訪れることができない方には、お取り寄せもオススメです。本格的なご当地の味を、気軽に楽しむことができます。ちょっとお家ごはんで気分を変えたい時に、試してみてはいかがでしょうか。