【青森県八戸市】八戸前沖さばとは?旬の時期やおすすめの調理法をご紹介
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青森県が誇る海の幸といえば、マグロやホタテ、イカをイメージする方が多いのではないでしょうか?実は八戸のブランドサバである「八戸前沖さば」も、青森を代表する海の幸として人気が高まっているのです。今回は、八戸前沖さばの特徴や旬、おすすめの調理法を詳しくご紹介します!これを読めば、もっと「八戸前沖さば」を味わいたくなること間違いなしです!
八戸前沖さばとは?その特徴と魅力
「八戸前沖さば」は厳しい基準をクリア
「八戸前沖さば」は、八戸近郊で水揚げされるブランドサバ。八戸前沖さばと名乗るには、厳しい基準をクリアする必要があります。八戸市近郊の三陸沖で水揚げされるサバの中でも、脂肪分が豊富で身がしっかりとしたものだけが選ばれます。冷たい海水と豊富なプランクトンという最高の環境が、サバにとって理想的な成育条件を生み出しているとのこと。特に冬場に水温が下がるとサバの身にはさらに脂が乗り、口に入れた瞬間、旨味が広がる極上の味わいを楽しめます。
脂のりが絶品!一度食べたら忘れられない味
八戸前沖さばの最大の魅力は、なんといってもその脂のり。刺身にすると身がつやつやと輝き、お醤油につけると油が広がります。口に入れると脂がたっぷりでコクを感じますが、くどさを感じさせない絶妙なうまさ。いまや全国各地にファンがいるのも納得のおいしさです。
八戸前沖さばの旬はいつ?
八戸前沖さばが最も美味しいのは、秋から冬にかけての9月から12月。この時期に水揚げされるサバは、脂肪分が特に多く、身も厚みを増しているため、どの調理法でも極上の味わいを楽しむことができます。
特に11月頃の八戸前沖さばは脂のりがピークを迎え、八戸の市場や飲食店でも大人気。朝早くから新鮮なさばを求める人々で賑わいます。また、旬の時期以外でも冷凍保存されたものが手に入りやすく、鮮度を損なわずに楽しむことが可能です。
おすすめの料理法4選!地元民ならではの食べ方を紹介
1. 王道は「しめさば」
八戸前沖さばの脂を最大限に引き立てる調理法が「しめさば」。脂ののった身に酢の酸味が程よくマッチし、旨味がさらに引き立ちます。地元ではスーパーや鮮魚店で加工済みのしめさばが売られており、手軽に試せるのも嬉しいポイント。
たまに酸味がきついしめさばに当たるとがっかりしますが、八戸前沖サバのしめさばはコクたっぷりの脂が酸味を中和してくれるので食べやすい!いくら食べやすいとは言え脂が多いので、大葉やショウガなどの薬味と食べるのもよし。お子様にはしめさばで棒寿司(押し寿司)もおすすめですよ。
2. 豪快に焼いて旨味を閉じ込める「塩焼き」
八戸前沖さばの脂を存分に楽しむなら、塩焼きがイチオシ。じっくり焼き上げることで、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーに仕上がります。大根おろしをつけたら、お酒のつまみにはもちろん、ご飯のお供にもぴったり。
八戸市内の居酒屋では、八戸前沖サバを串焼きで楽しむこともできます。通常の塩焼きよりも食べやすく、豪快にかぶりつくスタイルが面白いですよね。また、館鼻岸壁朝市ではサバの半身が丸ごと串にささった塩焼きが売られており、焼きたてを味わうことができます。自宅で作る場合は、塩をたっぷり振り、じっくりと火を通して焼き上げることで、外はカリッと中はふんわりとした理想の仕上がりになります。
3. 家庭料理の定番!「さばの味噌煮」
脂がたっぷりのった八戸前沖さばは、味噌煮にしても絶品。煮込むことで旨味が溶け出し、味噌のコクと絶妙に絡み合います。津軽味噌を使えば、ほんのり甘めの味付けがさばの旨味を引き立てます。特に寒い季節には、この一皿で身体の芯から温まること間違いなし。青森特有のショウガたっぷりの味噌ダレは、ご飯と相性抜群です。
4. サバの旨味をダイレクトに味わう!「漬け丼」
八戸のご当地どんぶりとして有名な「八戸前沖銀さばトロ漬け丼」は、サバの持つ旨味をそのまま楽しめる逸品。江戸前寿司の技法を取り入れた漬けダレにじっくり漬け込むことで、脂がのったサバの味わいがさらに引き立ちます。
ご飯の上にたっぷりと盛られた漬けサバは見た目にも豪華で、出汁茶漬けにして味変を楽しむのもおすすめ。八戸の飲食店で提供されており、一度食べたらその美味しさに感動すること間違いなしです。
まとめ
八戸前沖さばは、青森の自然が育んだ極上のブランドさば。その脂のりと旨味は、どんな料理にしても抜群の美味しさを誇ります。特に旬の秋から冬には、その味わいが最大限に引き出される絶好のシーズン。しめさば、塩焼き、串焼き、味噌煮、漬け丼など、多彩な調理法で楽しめるので、八戸の味をそのまま家庭に取り入れて、贅沢なひとときを味わってみませんか?