【青森・岩手】三陸国際芸術祭2024｜三陸地域の郷土芸能が一堂に会するイベントが今年も開催！

三陸国際芸術祭は、芸能の宝庫である三陸の魅⼒を国内外に伝えながら、アジアを中⼼とした世界の芸能や現代アーティストとの交流により持続可能な「創造的復興」の実現を目指すという考えのもと、2014年に誕生した芸術祭です。

発足10年の節目を迎える今年は「訪レ（おとずれ）」という言葉をコンセプトに特設WEBサイトを公開。三陸地域の郷土芸能が一堂に会するイベントが、青森・岩手両県でそれぞれ開催されます。

【10月5日～6日｜岩手県大槌町】三陸オオツチ未来芸能祭

日々稽古に励む若い芸能継承者にフォーカスし、担い手たちの交流ミーティングと演舞を発表する芸能祭「三陸オオツチ未来芸能祭」。

岩手県内６つの芸能団体が出演し、岩手県大槌町で開催されます。

青森、岩手両県の13の芸能団体と、台湾から招聘される獅子舞グループ「台南市安南区本淵寮朝興宮金獅陣」を加えた計14集団が一堂に会し、野外スペースや文化施設にて演舞を披露する「三陸芸能大発見サミット」。

その他にも八戸文化の展示、サンフェスアンバサダーによるアートワークショップなど、八戸市内各所で多発的にプログラムを展開する都市回遊型イベントとして開催されます。

台湾中部に位置する都市、台南市の台南市安南区本淵寮朝興宮金獅陣は、大小の獅子が太鼓やシンバルなどの伴奏に合わせて壮大な演舞を繰り広げます。伝統を重んじながら次世代に引き継がれているという点で、三陸地域の郷土芸能と共鳴しています。

2024年9月から2025年3月の期間中、三陸地域で開催される各地の祭りや神楽等の伝統行事を、グルメや温泉といった観光情報と合わせて紹介する特設サイト「三陸芸能祭LINK」が公開されます。

三陸地域の雄大な自然、食、文化、そして、芸能を楽しむモデルコース等がサイト上で紹介されます。

各地の郷土芸能を一挙に見ることができる貴重な機会、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。