枡はんの濃口ラーメン

【福島県郡山市】全国有数のラーメン激戦区、郡山市で長年愛される「郡山ブラック」とは?

人口当たりのラーメン屋さんの店舗数が全国有数の福島県郡山市。

今回訪れる機会に恵まれたのでそんなラーメン激戦区で長年愛されるという「郡山ブラック」なるラーメンを食べに行ってきました!

郡山駅

郡山ブラックとは?どんなラーメン?

福島県でラーメンというとやはり喜多方ラーメン白河ラーメンを思い浮かべる人が多いはず。私も恥ずかしながら「郡山ブラック」を知ったのは最近です。

味付けは喜多方、白河と同じく醤油ベースのラーメンですが、濃口しょうゆを使用しスープが黒いのが大きな特徴。


郡山ブラックの発祥は?

明治時代から郡山駅前で営業していた「ますや食堂」の醤油ラーメンが元祖といわれ、その評判が広がり他のラーメン屋さんが追随したことにより郡山に定着し長年愛される名物となったそう。「元祖ますや食堂」は既に閉店。現在は「ますや本店」「ますや分店」が親族の方に引き継がれ営業しているそうです。

「郡山ブラック」の名称は、その黒いスープが目を引き、メディアが紹介する際に「郡山ブラック」と名付けたことで広まっていったとされています。


現存する郡山ブラックでは最も老舗!創業1980年の「桝はん」

今回訪れたのは「元祖ますや食堂」が閉じたことで、現存する郡山ブラックの最老舗といわれる1980年創業の「枡はん」さん。

郡山駅から徒歩で約十分とアクセスも良好。東横INN郡山のすぐ近くです。GoogleMapを利用して迷うことなく到着することができました。

枡はんの外観

店構えが何ともいい風情を醸し出してます。もうこの時点でおいしいだろうなと確信を持てる店構え!

枡はんの看板

看板にもドカンと載っている通り名物はやはり郡山ブラック。


正式名称は「濃口ラーメン」

前述でも説明した通り「郡山ブラック」はメディアが広めた名称で、お店では「濃口ラーメン」の名称でメニューに載っています。ブラックラーメンの記載もありますが昔からの呼び名はこっちなんでしょうね。たぶん。

枡はんのメニュー

もちろんページをめくると他のメニューの記載もあります。目当てが「郡山ブラック」だったのであまり目を通しませんでしたが…。


濃そ~な見た目と裏腹にあっさりまろやかな食べ口がクセになる!

枡はんの濃口ラーメン

お目当ての濃口ラーメン・650円。近年稀にみるお手頃価格です。

見た目は確かに黒い!見た目だけだと濃くてしょっぱそうな印象ですが…そんなことは全然ありませんでした!あっさりしつつもまろやか、しょっぱさのかけらもないおいしいスープ!ほんのりとした甘さも感じられて飽きのこない味です。あっという間に完食してしまいました。

お世辞抜きで大好きな味です。ラーメンに関しては人によって好みは千差万別…というのはわかっていますがもし機会があれば一度は食べてほしい味です。お昼営業しかないのが若干来訪の難易度をあげてますが、おすすめです!

INFORMATION

  • 名称:枡はん(ますはん)
  • 住所:福島県郡山市本町1-14-3
  • 電話:024-922-6279(予約は不可)
  • 営業時間:[月~土] 11:00~15:00 [日・祝] 11:00~14:00 日曜営業
  • 定休日:盆時期休、年始休
  • グルメサイト

GOOGLE MAP


郡山ブラックはお土産も充実してます。

帰り際に郡山駅でお土産を物色。

やはりお土産版の郡山ブラックもいろいろありました。その中から今回は訪れることができなかった「中華そば ますや本店」の乾麺・二食入りを購入。

郡山ブラック(ますや)1

自宅にて早速作ってみました。

郡山ブラック(ますや)2

付属は麺とスープのみ。各種具材は自前です。枡はんさんのトッピングを参考にしたのですがナルトがなかったので代わりにゆで卵とほうれん草をイン。

結構いい出来です。

郡山ブラック(ますや)3

実際にお店で食べるのとは比べるまでもないかもしれませんが、こちらもおいしかった!濃い色とは裏腹のあっさり、まろやかなテイストは十分再現されていると思います。

撮影に夢中でちょっと麺が伸びてしまいましたが…十分おいしくいただけました!郡山ブラック、機会があったら是非お試しください!



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