【福島県】奥会津を「知る・買う・体験する」ことができるWEBプラットフォーム「奥会津商店」が誕生!
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ラーメンの町喜多方市、歴史の町会津若松市、大内宿が有名な下郷町…福島県西部には有名な観光地が多数ありますが、そのさらに西部に「奥会津」と呼ばれる地域があるのはご存じですか?
今回はそんな奥会津地域の魅力を発信するために2024年7月1日にスタートしたWEBプラットフォーム「奥会津商店」の紹介です。
奥会津地域ってどこ?
奥会津地域とは、福島県西部の柳津町、三島町、金山町、昭和村、只見町、南会津町、檜枝岐村の7町村の総称。
大内宿のある下郷町も奥会津に含まれるという見解もあるようですが、只見川電源流域振興協議会が制作した「奥会津の旅」や、同協議会が事務局を担う「奥会津ミュージアム」では、前述した7町村で奥会津地域であるとされています。
福島の伝統工芸品「赤べこ」の発祥の地といわれる柳津町や、福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる国立公園である尾瀬国立公園(おぜこくりつこうえん)がある「桧枝岐村」などが有名。
また、この地域を通って会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅を結ぶローカル線「只見線」も、沿線の美しい光景や複数の秘境駅の存在で有名です。
国内有数の豪雪地帯としても知られていて、只見川流域にはアバランチシュート(雪崩道)と呼ばれる、全国的にも珍しい雪食地形を見ることもできます。
伝統的な文化が残る地域でありながら、現在は過疎・高齢化、人口減少といった課題に直面しています。
奥会津地域とあらゆるものを繋げるWEBサイト「奥会津商店」
「奥会津商店」は、「奥会津を100年先へ」というコンセプトのもと、「奥会津伝言板」「みる」「よむ」「する」「かう」の主に5つのカテゴリーから構成されるWEBサイトで、奥会津各町村の地域情報・観光スポットの紹介記事の掲載、奥会津で体験できるアクティビティの紹介から予約申し込み、さらに地元産品の購入ができるなど、まさに「みる」「よむ」「する」「かう」が詰まった奥会津のポータルサイトです。
運営は奥会津の中間支援を担う地域商社 「tsuguto合同会社」
2023年4月に福島県昭和村に誕生したtsuguto合同会社は、奥会津地域に存在する地域資源を活かし、当該地域を活性化することを目的に設立されました。
今回オープンしたWEBプラットフォーム「奥会津商店」を活用して、奥会津7町村の広域的な「場所」の仲介や「オフラインとデジタル」の仲介、「世代間」の仲介、「民間と行政」の仲介、「奥会津内と奥会津外」の仲介など、ありとあらゆる仲介に立ち、中間的支援を行なう「地域商社」という位置づけの企業です。
最後に
奥会津地域が直面しているという過疎・高齢化・人口減少といった問題は今や日本全国、あらゆる地域で抱えている課題だと思います。
そういった意味でも、このような地域振興の動きは応援していきたい活動ですね。興味がある方は是非WEBサイトを覗いてみてください。