【福島県】「会津山塩」を使ったラーメンがいい!お土産にもオススメな逸品をセレクト

福島県のご当地ラーメンといったら、喜多方ラーメン白河ラーメン郡山ブラックなどが有名です。しかし、近年で注目を集めているのが「会津山塩」を使ったラーメン!

最近では道の駅やアンテナショップでも見かけるようになったので、「山塩ってなんだろう?」と気になっている方も多いかもしれませんね。

今回は「会津山塩」と、お土産にもオススメな「山塩ラーメン」についてご紹介します。福島県の新たな美味しいグルメをぜひご賞味ください。


そもそも「会津山塩」とは?山地で生まれる不思議な塩の正体

福島県会津地方は、海に面していない内陸部です。その会津地方で生産される「会津山塩」が近年注目を集めています。

海がないのに、なぜ塩が生産できるの?その疑問の答えは「温泉」です。

磐梯山のふもとに位置する大塩裏磐梯温泉の源泉は、特殊な成り立ちをしています。地層に含まれていた太古の海水が、高温の地下水に溶け出した状態となっているのです。

特殊な自然環境は、長い年月をかけてナトリウム塩化物強食塩泉の温泉水を生み出しました。この大塩裏磐梯温泉の温泉水を煮詰めて作られた山塩は、海水を結晶化させた塩よりもミネラル分を多く含み、異なる風味をもつと言われています。

昔、海の遠い内陸部では塩がとても貴重なものでした。そのため、平安時代から作られていた山塩は大切にされ、江戸時代には献上塩として会津藩へ納めていたそうです。

しかし、1905年の国策で塩の製造販売が国の独占業務となり、一時は山塩は途絶えます。転機が訪れたのは、2005年頃。村おこし事業の一環として山塩製造が再開され、山塩を使った商品が市場に出るようになりました。


会津の山塩ラーメンとは?

温泉から生まれた会津山塩はミネラル分が多く、口当たりがやわらかいと言われる塩です。その山塩をつかった塩ラーメンが、新たな福島のご当地ラーメンとして注目されています。

山塩ラーメンの特徴は、澄み切っていて、まろやかであっさりとした塩味スープ。やわらかな口当たりに、コク深い旨味。思わず飲み干したくなります。山塩ラーメンが病みつきになり、わざわざ裏磐梯を訪れるリピーターも多いのだとか。


山塩ラーメンが人気のラーメン店をご紹介!

現在、裏磐梯周辺のラーメン店で人気メニューとして提供されている山塩ラーメン。その中でも、人気が高い店舗をご紹介します。

奥裏磐梯らぁめんや

美しい檜原湖の展望が望めるロケーションに店を構える「奥裏磐梯らぁめんや」。美味しいラーメンを求めるお客さんがあつまる、行列必至の人気店です。趣ある日本家屋でいただく絶品の塩ラーメンは、並んでも食べる価値あり。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

  • 名  称:奥裏磐梯らぁめんや
  • 住  所:〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村檜原 苧畑沢 1034−19
  • 電話番号:0241-34-2200
  • 営業時間:10:00〜15:00 ※スープがなくなり次第提供終了。
  • 定休日:火曜日
  • グルメサイト

GOOGLE MAP


お土産におすすめ|家で楽しめる!会津の山塩ラーメンセット

クセになる美味しさで人気の山塩ラーメンですが、実は自宅でも食べられるお土産のセットが販売されています。

こちらは道の駅やネットでも購入が可能!なかなか福島県までは食べに行けない…という方も、ぜひ一度召し上がってみてはいかがでしょうか。

ラーメンだけじゃなく、食卓で使える山塩や、山塩を使った菓子なども購入可能です。

リンク:会津山塩企業組合


まとめ

今回は会津山塩、そして山塩を使った病みつき必至の山塩ラーメンをご紹介しました。

海に面していない会津地方で作られる山塩は、海水から作られた塩とはまた違った美味しさ。その山塩を贅沢に使ったラーメンは、さっぱりとしたまろやかさとコク深い味わいが人気です。ラーメン好きをうならせる至極の一杯を、味わってみてはいかがでしょうか。


関連記事一覧