【福島県】生まれ変わった『土湯温泉』には楽しいスポットが満載!旬な旅に絶対おすすめ

福島県福島市の土湯温泉郷は、古くから名を知られる有名な温泉街です。そして近年では古き良き温泉街の趣を残しつつ、新しくて個性的なスポットが生まれていると話題に。若い方や女性、ファミリーで訪れても楽しめること必須です。

この記事では、そんな土湯温泉の新たな魅力についてご紹介していきます。

土湯温泉とは?古い歴史をもつ伝説の秘湯

福島県福島市の西部に位置する土湯温泉町。国道115号線を安達太良山方面へと向かえば、大きなこけしのシンボルが迎えてくれます。

土湯温泉の歴史は古く、開湯から1400年以上続いているとの説も。霊湯として名を広め、多くの湯治客が訪れてきました。

土湯の名前の由来には、とある伝説が。その昔、大穴貴命(おおあなむちのみこと)という古事記にも記される神様が荒川のほとりを鉾で突いたところ、お湯が湧き出して「突き湯」と名付けられたと伝わっています。

また、かの有名な聖徳太子を祀る聖徳太子堂も土湯温泉の見どころの1つ。聖徳太子の側近である秦河勝が病に伏した際、夢枕に立った聖徳太子に突き湯での湯治を進められたという伝説が残っています。

土湯温泉の泉質はアルカリ性で、美肌の湯としても知られています。60℃の高温のお湯がこんこんと湧き出る、湯量豊かな温泉郷です。

加えて有名なのが、特産品である土湯こけし。東北三大こけし発祥の地とされています。土湯温泉のマスコットであるきぼっこちゃんも、こけしがモチーフです。

土湯温泉が新しい!湯ったり温かい新スポットが登場!

古い歴史を持つ土湯温泉で、近年はその泉質を活かした新しい施設が生まれています。今回は土湯温泉の新スポット3選をご紹介します。

  • 公衆浴場 中之湯
  • 温泉ホステル YUMORI
  • 日帰り温泉施設 御とめ湯り

公衆浴場 中之湯

平成30年4月にリニューアルオープン。内風呂・露天風呂に加えて、4つの貸切風呂が完備された施設です。源泉かけ流しのお湯は、単純泉と炭酸水素沿泉の2種類の泉質。肌が滑らかになる美肌の湯を、リーズナブルな料金で楽しむことが出来ます。ドライブや家族揃ってのお出かけに、気軽に立ち寄れるのでおすすめです。

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温泉ホステル YUMORI

温泉滞在を楽しみながら、多様な文化・人々の自由なコミュニケーションを生む宿として、オープンしたYUMORI。

シェアキッチンやミーティングルームを備えたラウンジや、カフェ&バーなどのコミュニケーションスペースが豊富。ファミリーや合宿向けの広いお部屋から、手軽なドミトリーまで、用途に合わせた宿泊方法が選択できます。

もちろんお風呂は源泉から引いたアルカリ性の美肌の湯。温泉で温まってほぐれた気持ちを、宿で出会った者同士で分かち合うのも良いですね。

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日帰り温泉施設 御とめ湯り

和モダンでカジュアルな空間で、ゆったりと日帰り入浴を楽しめる施設です。館内にはインターネットやマンガを楽しめる無料の休憩所も備わっています。

源泉かけ流しの内湯・外湯でたっぷりと疲れを癒すことが出来ます。女湯には洗顔や保湿ローションなどのアメニティが完備されているのも、嬉しいポイント。

施設内のカフェでオリジナルのメニューも人気です。

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土湯温泉の新しい美味しさ│エビ釣りや甘酒を楽しめる新名所が登場

土湯温泉の中心地で営業するカフェ『おららのコミセ』。2020年にオープンした新スポットです。木のぬくもりを基調とした明るい店内が魅力です。

こちらの目玉は何と『エビの釣り堀』。自分の手で釣ったエビを、その場で焼いて食べることが可能です。シラスを餌にエビを吊り上げる体験は、大人も子どもも夢中になるはず。

エビは温泉水を利用して養殖するオニテナガエビ。温かい海水でしか育たないエビなので国内では殆ど流通していません。吊り上げたエビは自分で串を刺して焼き上げます。命に感謝をしながら美味しく頂きましょう。

店内のカフェには、ドリンクや軽食が並びます。中でも甘酒は、化学調味料を使わずに米の甘さを引き出した自然な美味しさ。足を休ませながらゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

この記事では、福島県福島市土湯温泉町の新スポットについてご紹介しました。

長い歴史を持つ土湯温泉。数多くの湯治客を癒してきた霊湯へ、今新しい風が吹き込んでいます。現代のライフスタイルやニーズに応え、その人に合わせた楽しみ方が可能です。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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