【岩手県久慈市】「もぐらんぴあ」は東日本大震災から復活した地下水族館!さかなクンも絶賛の魚や海女さんと触れ合おう!
目次
「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」は、もともと日本で初めての地下水族館として開館されましが、東日本大震災の津波によって全壊してしまいました。魚博士として有名な「さかなクン」を始めとして、全国からのたくさんの支援を受けて2016年4月に見事再オープンされました。以前よりもパワーアップして帰って来た「もぐらんぴあ」は、再開から多くのファンを獲得しています。遠方から訪れる観光客も多いです。
「もぐらんぴあ」とは?
東北地方には、むつ小川原(青森県六ケ所村)・久慈(岩手県久慈市)・秋田(秋田県男鹿市)の3つの国家石油備蓄基地があります。
「もぐらんぴあ」はその地下石油備蓄基地の作業用トンネルを利用した地下水族科学館です。なので館内には水族館の他にも「石油文化ホール」や「石油シアター・展示室」などの石油備蓄に関連する展示施設も併設されています。
屋上展望台から見える工場設備群は「久慈国家石油備蓄基地」の地上設備です。
ちなみに「石油文化ホール」「石油シアター・展示室」など石油備蓄基地関連の展示施設は無料で見学することができます。
「もぐらんぴあ」へのアクセス
久慈湾の海沿いに建っている「久慈地下水族科学館もぐらんぴあ」。
アクセスは、車の場合は八戸自動車道九戸インターから約1時間、JR久慈駅を起点とすると車で約20分ほどになります。
新幹線の場合は二戸駅からJRバス「スワロー号」でJR久慈駅まで約70分の道のりです。その後、久慈駅から市民バスに乗り換え。侍浜線で半崎(バス停)で下車、ここから徒歩で10分程度で到着します。
上記を見てもわかる通り、特に県外からのアクセスは車が圧倒的に便利です。
さかなクンやたくさんの魚たちがお出迎え!
水族館に関わる設備は地下の水族館と4階にある「さかなクンコーナー」です。
200種3,000匹の海の生物が展示されていて、特徴的なのはトンネル水槽です。アーチ型の水槽の四方八方に、たくさんの魚が泳いでいます。東日本大震災を生き延びたというアオウミガメの「かめ吉」も優雅に頭上を通り過ぎていきます。
4階「さかなクンコーナー」では、さかなクンが大切に育てた魚の展示やイラスト、さかなクンが実際に絵を描いた白衣、衣装などを見ることができます。
久慈の海水槽では海女さんとおしゃべりできる!
再オープン後に加わった新たな展示が、「久慈の海水槽」です。久慈近辺の三陸の海を再現した水槽です。高さ2.6mという大型のものになっています。土日祝には、ドラマの「あまちゃん」でも注目を集めた北限の海女さんの潜水が実演されます。これが非常に人気のイベントになっています。
海女さんは潜水を見せてくれるだけではなくて、水槽に入ったまま質問に答えるというサービスもしてくれます。当然、しゃべることができないのでお絵かきボードを使ってやりとりします。コミカルなコミュニケーションになって、場内は笑いに包まれます。
「もぐらんぴあ」では、ホヤを始めとする三陸の生物や、世界の魚たちも鑑賞できます。
魚たちといっぱい触れ合える!
魚たちと触れ合うことができる企画も開催されています。エサやりは特に人気です。話題のドクターフィッシュもあって、足を水槽に入れると、無数の魚たちがつるつるになるまで角質を食べてくれます。自然のピーリングを体験したいという人におすすめです。
そのままずばりの「ふれあい水槽」というものも用意されています。水槽に直接手を入れて、魚たちにエサやりをします。タッチプールでは、ヒトデやナマコに直に触れることができます。興味がある勇敢な子どもにおすすめです。
INFORMATION
- 名 称:久慈地下水族科学館もぐらんぴあ
- 住 所:岩手県久慈市侍浜町麦生1−43−7
- 電話番号:0194-75-3551
- 公式URL:http://www.moguranpia.com/