秋保大滝

【宮城県仙台市】日本三名瀑・秋保大滝の滝壺まで歩いてきた!

幅6m、総落差55mの巨大な滝。日本三名瀑、日本の滝百選に数えられ、国定名勝に指定される景勝地が仙台で見られることをご存じでしょうか?
そんな名所があるのなら、夏の避暑地や秋の紅葉狩り、マイナスイオンによる癒し効果のために訪れたいところ。それが今回紹介する、「秋保大滝」です。

宮城県仙台市太白区秋保町、蔵王国定公園や二口峡谷を流れる名取川上流部。
そこから流れ落ちる秋保大滝は、数々の名勝地に選ばれるだけあって、見事の一言。
今回は、仙台で見られる大迫力の景勝、秋保大滝を全力で紹介します。


秋保大滝とは?

太白区西部の神室岳(かむろだけ)に水源を発し、仙台市および名取市の境を通って仙台湾に流れる名取川。その上流部に秋保大滝はあります。

付近にある西光寺は、平安時代初期に慈覚大師が安置した不動明王が源流になっています。
1825年、知足上人が不動堂を建立して本堂も再興、神仏習合の真言宗智山派の寺として、現在も見ることができます。

西光寺から大滝側に近づいて行った所にある滝見台からは、迫力ある瀑布を眺めることができるのですが、それよりもオススメなのは何と言っても滝壺からの眺め。
なんと、秋保大滝は滝壺のぎりぎりまで近づくことが可能なのです。
滝見台から滝壺までの道は『新・奥の細道「秋保大滝パノラマの道」』(秋保大滝遊歩道)として整備されているというのです。
これは実際に、滝壺まで行ってみるしかありません!

そう思った私は、さっそく西光寺から滝壺を目指してみました。


秋保大滝の滝壺へGO!

冒頭の画像は滝壺から眺めることが出来る景色です。なかなか綺麗ですよね!
滝見台付近には、滝壺への案内板があります。滝壺へ行く場合は、この案内板に従えば大丈夫そうです。

というわけで、滝壺へレッツゴー!整備されているのだから、簡単にいけるはず!

と思っていた私の考えは完全に甘々でした。

秋保大滝の滝つぼへ向かう道
秋保大滝の滝つぼへ向かう道

これが『新・奥の細道「秋保大滝パノラマの道」』です。
完全にけもの道。
整備されていると言えるのは、地面にかろうじて見える赤い印と急すぎる階段。
これを頼りに進んでいけば、滝壺へたどり着くようです。

途中、急な階段を上ったり降りたり、唐突に山道が終わって一般道へ出たりしながら(遊歩道を歩かなくても車で滝壺へ行けたじゃん!)ようやくたどり着いた滝壺。
その写真がこちらです。

秋保大滝の滝壺
秋保大滝の滝壺

迫力ありすぎてこれが近づける限界でした。
滝の勢いは、この位置からでもしぶきがガンガン飛んでくるほど。
カメラのレンズもすぐにずぶ濡れになってしまいます。
滝に打たれて「修行」しようものなら、2秒でぺちゃんこでしょう。
これを表現する言葉はすぐには見つからず、私はただひたすら「すごい」「すごい」と繰り返していました。


帰り道にお店を楽しむ

やっとの思いで西光寺まで戻ってきたら、秋保大滝周辺のお店を楽しんでみましょう!

西光寺の付近では、地域の物産を購入することができます。
サルノコシカケやマタタビのお茶(?)など、滅多に飲める物じゃないものを試飲させてくれたりするので、この機会に購入してみると思い出と健康を手に入れられますよ!

また、駐車場にあるレストハウスにある喫茶店ではコーヒーや紅茶、パスタやピザなどの軽食が楽しめます。
ソフトクリームがまた絶品なので、遊歩道を歩いて疲れた身体を労るために、是非食べてみてください!

さらに、駐車場の奥まで行くと秋保大滝植物園もあります。
一周約800m。
こちらは山道だった遊歩道と違って完全に整備された植物園なので、四季折々の花々を見ながらのんびり散歩を楽しむことができます。

大迫力の滝を見た後は、周辺の散策などで身体と心を休ませるのもいいかもしれませんね!

秋保大滝<Information>

  • 名  称:秋保大滝
  • 住  所:〒982-0244 宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝
  • 電話番号:022-398-2323
  • 公式URL:仙台市公式 – 秋保大滝

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