【山形県】山形そばを楽しもう!山形ならではのそばとオススメ店を紹介
目次
美味しいそばを食べる旅がしたい!そう思われた方へ、山形県はオススメのエリアです。
山形県のそばの消費量は、全国で第2位。そば好きな県として、多くのそば店が並びます。良質な水と厳しい自然環境に磨かれたそばは、数々の名店を生み出しました。
そこで今回は、美味しい山形そばと、オススメの名店をご紹介します。旅の参考に、ぜひ利用していただければと思います。
山形そばの特徴は?美味しい蕎麦を食べるなら山形県!
ところで山形そばとは、どんなそばなのでしょうか?その答えは、「幅広い味を楽しむことが出来るそば」です。
そもそもに山形県には4つの盆地があり、それぞれに異なる食文化があります。そばも同様に、多様な文化をもつようになりました。
山形のそばと聞いて、真っ先にイメージされるのが田舎そば。ですが、板そば・肉そば・げそ天そば、など、美味しくて特徴のあるそばがたくさんあるのが山形県です。
そんな山形県の美味しいそばと、オススメの名店について紹介していきます。
山形県の「板そば」とは?
板そばとは、木製の大きな長方形の器に、均一に盛られたそば。通常2~3人前のそばが入って出されます。
主に山形県の内陸部で食べられている板そば。その昔、長い板に盛り付けたそばを多人数に振る舞ったことが由来しているそうです。
そばの特徴としては、コシが強くて歯ごたえがあり、そばの風味が強いものが多いです。噛むほどに味を楽しめるそばは、つるりとした更科そばとはまた違った良さがあるといえます。
板そばが食べられるオススメ店:庄司屋
江戸時代創業で、山形で最も歴史の古いそば屋として営業を続けています。JR山形駅から徒歩15分ほどの、純和風な建物です。
80席ほどの広々とした店内で、ピーク時でも待ち時間が少なめ。美味しいそばをゆっくりと楽しむことができます。
太くて腰の強いやぶそばと、つるつると繊細な更科そばの両方が楽しめる「更科あいもり板そば」も人気です。また、サクサクの天ぷらもオススメ。
山形県の「肉そば」とは?
山形県の肉そばとは、歯ごたえの強い鶏肉とネギを具材とした鶏ダシのそばです。山形県河北町が発祥で、近年ではB級ご当地グルメとしても名を知られるようになりました。
温かいそば・冷たいそばの両方がありますが、人気で有名なのは「冷たい肉そば」。常温程度の冷たさが本来のものでしたが、広まるにつれてキンキンに冷やした肉そばも登場。更にバリエーションの幅を広げています。
肉やつゆに使われる鶏へのこだわりは、店舗によって様々。一般的に、歯ごたえがあり味が濃い親鶏を好んで使う店が多いです。
肉そばが食べられるオススメ店:一寸亭
河北町の肉そば店の中でも有名な店の1つです。
昔ながらの親鶏のダシにこだわり、旨味の強いつゆを作り上げます。コシのあるそばに絡めてすすると、やみつき必至の味わいです。
県内外からリピート客が絶えない人気店です。ぜひご賞味ください。
なお、カリっと揚げたカツにカレー風味のソースだれがしみ込むソースカツ丼もオススメの一品です。
山形県の「げそ天そば」とは?
そば屋といったら、天ぷらは必須ですよね。山形県では、そば屋の天盛りにはイカゲソ(イカの足)の天ぷらが入っているのが定番。
さっくりと揚げられた衣には、しっとりとやわらかいゲソが包まれています。そばつゆに浸して食べるのが、なんとも贅沢な味わいです。
なぜ山形でこんなにもゲソ天が定着しているのかはハッキリとしていませんが、そば+げそ天の組み合わせは相性抜群。ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
げそ天そばが食べられるオススメ店:そば処あおば
げそ天ざるそばが有名。TV番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介され、人気を集めたお店です。
カリッと揚がったゲソ天は、中身はふっくら柔らか。そのまま食べても、つゆを浸して食べても美味しい一品です。太くて歯ごたえのあるそばと共に、お腹いっぱいになるまで楽しんでください。
まとめ
今回は山形ならではの特色あるそばと、それぞれが食べられるオススメ店を紹介しました。
山形県はそば好きの県。そばを愛する風土から、板そばや肉そば、ゲソ天そばなどのオリジナリティあふれる美味しいそばが生まれました。地元から長く愛される郷土食を、ぜひ味わいに行ってみてはいかがでしょうか。