【秋田県】伝統食「いぶりがっこ」のアレンジレシピが話題?美味しい食べ方を紹介
目次
秋田県を代表する郷土食の1つに、いぶりがっこがあります。
メディアや通販で取り上げられ、今や全国的にも知名度の高いいぶりがっこ。そのスモーキーな香味とパリパリとした歯切れのいい食感を活かした、いぶりがっこのアレンジレシピが今話題を集めています。
この記事ではいぶりがっこのアレンジレシピのうち、作りやすいものを集めてご紹介します。ぜひ、いぶりがっこの新たな魅力に触れてみてください。
いぶりがっことは?
いぶりがっことは、秋田県の伝統的な漬物です。
たくあん漬けとの大きな違いは、燻す工程。漬物として使う干し大根が凍ってしまわないように、大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んで作られます。
燻製の香ばしいかおりと、歯切れのよいパリパリとした食感を楽しめる美味しい漬物です。古くから、秋田県のご飯のお供として愛されてきました。
いぶりがっこは、燻す時に使う木の種類によっても香りが変わり、その家々ならではの味わいがあるのも特徴です。ちなみに「がっこ」とは、秋田県の漬物の意味。昔ながらの素朴な食であり、懐かしいふるさとの味となっています。
いぶりがっこのアレンジレシピを紹介
秋田県の伝統食であるいぶりがっこは、その燻製の香りと歯切れのいい食感から、アレンジレシピが話題となりました。アレンジによっては、ビールやワイン、ウイスキーなどのお酒とも相性抜群の一品に。
ここからは、いぶりがっこの新しい楽しみ方、おすすめのアレンジレシピを紹介します。
- 白和え
- クリームチーズのアレンジ
- タルタルソース
- ポテトサラダ
- ねぎとろいぶりがっこ
- 玉子かけご飯
それでは、1つずつ紹介します。
いぶりがっこの白和え
重石をおいて水を抜いた豆腐をつぶし、刻んだいぶりがっこを加えて、すりごまと醤油で味を調えます。具材として茹でた枝豆やにんじんなども加えると、彩り豊かに。
いぶりがっこ×クリームチーズのアレンジ
さっぱりとした味わいのいぶりがっこに、クリームチーズのまろやかな味わいが相性抜群です。秋田料理を扱う居酒屋さんでは定番のメニューとなっています。
カナッペとする場合は、クリームチーズと刻んだいぶりがっこをクラッカーの上に乗せて食べます。クリームチーズサンドとして、薄切りしたいぶりがっこでチーズを挟んでもOK。どちらもつまみやすいので、パーティーの一品やお酒の席などにもピッタリです。
更にワンランク上の味わいにするための食材は、はちみつ。ほんの少し垂らすだけで、クリームチーズといぶりがっこの塩味を引き立ててくれます。ぜひお試しあれ。
いぶりがっこのタルタルソース
刻んだいぶりがっこと茹で卵をマヨネーズであえた、タルタルソースも絶品です。スモーキーな味わいと食感が楽しめます。
そのまま食べても、クラッカーにつけてもOK。先述のクリームチーズのものと、2種のカナッペを1皿に盛り合わせても楽しいですね。
いぶりがっこ入りのポテトサラダ
いぶりがっこを刻んで、いつものポテトサラダに加えるだけ。コク深くて美味しい、大人のポテトサラダに仕上がります。カリカリとした食感がアクセントとなる一品です。
黒コショウを多めに振ると、更に大人味となってオシャレ度が増します。ワインやウイスキー、ビールにも相性抜群。飲み会におすすめのメニューです。
ねぎとろ×いぶりがっこのアレンジ
脂ののったねぎとろは、いぶりがっことの相性が良い食材です。
薄くスライスしたいぶりがっこに、ネギトロを乗せて食べます。まったりと濃厚なねぎとろの旨味を、いぶりがっこがサッパリと引き締めてくれます。
刻んだいぶりがっこを混ぜ込んでもOK。お酒だけではなく、ご飯も美味しく食べられるので、家族みんなで楽しめますね。
いぶりがっこ玉子かけご飯
刻んだいぶりがっこを醤油の代わりに振りかけた、贅沢な玉子かけご飯です。ポリポリとした食感のアクセントと、塩味が美味しく香ります。新鮮な玉子と炊きたてのご飯がある時には、ぜひお試しください。
まとめ
この記事では、秋田県の郷土食「いぶりがっこ」を使ったアレンジレシピをご紹介しました。
単体でも美味しいご飯の供になるいぶりがっこですが、近年では様々なアレンジレシピが広がって、話題となっています。旨味と香り、そして食感が美味しいいぶりがっこを上手に使って、食卓や酒席を楽しめると良いですね。ぜひご活用ください。