【秋田県】東北6県駅弁自慢!秋田県でおすすめの駅弁ベスト5をご紹介
米どころ秋田県ではハタハタなどの魚介類や、いぶりがっこ・とんぶり・じゅんさいなど美味しい名物が豊富です。
ほかに比内地鶏や秋田黒毛和牛(秋田錦牛)などの高級肉もあって、それらが活かされた人気の駅弁がたくさんあります。
秋田の駅弁業者は大舘市の花善と秋田市の関根屋の2軒があり、美味しい県産米「あきたこまち」が使われた両社のお弁当は秋田新幹線の駅などで販売されています。
駅弁とは?
これといった定義があるわけではありませんが、単純に考えるなら「駅で販売している、列車乗車中に食べるお弁当」ということになると思います。
車窓に広がる景色を楽しみながら味わう駅弁は、冷めていてもなぜかとても美味しく感じるものです。
最近は駅ナカだけでなく駅周辺でもさまざまなお弁当が売られていますが、ここでは駅構内の駅弁店や売店などで買えるお弁当を「駅弁」としてご紹介しています。
なお、記載した駅弁の価格は2022年12月時点の税込価格です。
秋田県内でおすすめの駅弁ベスト5!
秋田県の駅弁は、美味しい県産米を味わうためのお弁当と言っても過言ではなく、旬の海の幸や山の幸のおかずは、冷めても美味しい主役の「あきたこまち」の引き立て役と言えます。
鶏めし弁当(920円:花善)
秋田の駅弁といえば、何といっても大舘は花善の鶏飯でしょう!
日本三大鶏飯の一つとしてテレビ番組で紹介され、75年(1947年発売)の歴史がある人気の駅弁です。
秘伝の鶏出し汁で炊かれた「あきたこまち」100%の醤油味の茶飯に鶏モモ肉の甘辛煮がよく合い、昔から変わらない美味しさです。
大舘市内の小中学校の給食には鶏めし給食があるそうですが、とてもうらやましい話ですね。
比内地鶏の鶏めし(1,300円:花善)
鶏めしの茶飯の美味しさをそのままに、秋田が誇る日本三大美味鶏の「比内地鶏」が使われています。
モモ肉の塩焼きと甘辛く煮込まれたそぼろで比内地鶏の味わいを楽しめるほか、がんもどきの煮込みやナスの田楽みそなどの付け合わせも美味しい駅弁です。
御食事処 花善<Information>
- 名 称:御食事処 花善
- 住 所:秋田県大館市御成町1丁目10-2
- 電話番号:0186-43-0870
- URL:花善 公式サイト
Google Map
秋田肉三昧弁当(1,300円:関根屋)
ふっくら炊かれた「あきたこまち」の上に、秋田県のブランド肉である秋田県産黒毛和牛(秋田錦牛)・十和田湖高原ポーク・比内地鶏の3種類のお肉が美味しい味付けで載せられています。
そもそもは東日本縦断駅弁大会での限定商品として出品されましたが、評判が良かったために販売されました。
サキホコレ弁当(1,280円:関根屋)
2022年10月29日新発売の、秋田県の美味しいお米が主役の駅弁です。
白飯は秋田県の新品種米「サキホコレ」で、このお弁当の主役であることを示すかのように弁当箱の真ん中に盛り込まれています。 おかずには秋田牛煮・比内地鶏のメンチ串・いぶりがっこ盛り合わせなどが添えられ、県産の食材がふんだんに使われています。
秋田まるごと一枚あわびめし(1,550:関根屋)
JR東日本「2022 味の陣」にエントリーされた商品で、予約販売のみのちょっとぜいたくなお弁当です。
「あきたこまち」を出し汁で炊いた茶飯の上に、真空調理でじっくり味付けをされ柔らかく仕上げられた大きなアワビがまるごと1枚載せられています。
アワビの横には、イクラとシソの実入りで煮つけられたワカメが添えられ、箸休めとしてりんごのコンポートも入っています。
関根屋<Information>
- 名 称:関根屋
- 住 所:秋田県秋田市東通1丁目1-26
- 電話番号:018-833-6461
- URL:関根屋 公式サイト
Google Map
秋田県で駅弁を購入できる駅はここ!
秋田県内では盛岡で東北新幹線から別れる秋田新幹線の各駅で駅弁を購入できるほか、花善がある奥羽本線の大舘駅と、日本海沿いを走る人気ローカル線五能線の能代駅でも販売されています。
秋田駅(改札口・新幹線・在来線ホームのコンビニ、おみやげ処こまち苑)
中央改札口、新幹線ホームのニューデイズと、駅ビルの「おみやげ処こまち苑」で関根屋と花善のお弁当などが販売されています。
また品数は少ないですが、新幹線ホームの売店や在来線ホームのワゴン販売でも購入可能です。
大曲駅(改札口横のコンビニ)
改札口を出て右側のKIOSKで、花善と関根屋のお弁当を販売しています。
店内の広さの関係で販売されているお弁当の種類は少ないです。
角館駅(駅舎内のコンビニ)
待合室にあるニューデイズで、花善や関根屋の駅弁が種類限定で販売されています。
また、JR角館駅と隣接している秋田内陸縦貫鉄道の角館駅では「オリジナル鉄めし」6種類と、3種類の「お湯鉄めし」を購入できます。
なお、季節毎にさまざまな駅弁が企画されるほか、数が少ないことがあるので阿仁合駅の観光案内窓口でご確認のうえでの予約をおすすめします。
お弁当の詳細は下記の秋田内陸縦貫鉄道公式サイトからご確認ください。
秋田内陸縦貫鉄道<Information>
- 名 称:秋田内陸縦貫鉄道株式会社
- 住 所:秋田県北秋田市阿仁銀山下新町41-1
- 電話番号:0186-82-3231
- URL:秋田内陸縦貫鉄道 公式サイト
Google Map
田沢湖駅(駅舎内のコンビニ)
待合室にあるKIOSKで花善や関根屋のお弁当が売られていますが、種類は限定されています。
大舘駅(駅舎内のコンビニ、駅前の花善本社)
花善のお弁当を駅構内のニューデイズで購入できるほか、駅前にある花善本社でも購入できます。
花善に前日17時までに予約しておくと列車の乗車口でお弁当を受け取れますが、停車時間が短いので釣り銭がないようにちょうどの金額を用意しておきましょう。
能代駅(駅舎内のコンビニ)
駅舎内のKIOSKで花善の鶏めしなどを購入できますが、数が少なく予約がおすすめです。
また、五能線の「リゾートしらかみ号」に乗車すると花善の鶏めしのほか、のしろ牛弁当を予約でき、能代駅到着時に受け取ることができます。
詳細は以下のJR東日本公式サイト内の「JR五能線の旅」サイトでご確認ください。
JR東日本<Information>
- 名 称:JR東日本
- 電話番号:0185-53-5075(鶏めし)・0185-54-7255(のしろ牛弁当)
- URL:JR五能線の旅
まとめ
大舘・花善の鶏めしは他に類を見ないロングセラー駅弁です。
かつて奥羽本線にブルートレインが運行されていたころは、予約して大舘駅到着時に乗降口で購入した方も多いことでしょう。
今はブルートレインのようにゆっくり旅情を楽しむ列車は少なくなりましたが、美味しいお米の味が活かされた駅弁が秋田県には次々に登場しています。