【宮城】他では絶対に売っていない伝統三百年のたまご酒
風邪を引いたらたまご酒。
と言う言い伝えを聞いたことがありますか?
家庭の医学として親しまれてきたたまご酒ですが、仙台では江戸時代から続く伊達家の正統なたまご酒を飲むことが出来ます。
他では絶対に売ってない300年の伝統のたまご酒。
今回は、仙台のたまご酒を紹介します!
たまご酒とは?
日本では古来から風邪を引いたとき「たまご酒」を飲むといいと言われてきました。
日本酒で身体を温め、栄養価の高い卵を摂取することで、体力を回復させながら体内のウィルスを熱で排除するのが目的なのですが、現代では医学的にその効力は認められていません。
たまご酒は「好きじゃ無い」という方も結構いるようです。
やはり栄養とエネルギーを補給することを目的に家庭で作るので、味よりも効果の方を重要視してしまうのでしょう。
しかし、仙台で飲めるたまご酒は、伊達のお殿様に献上してきたものだけあって、その味も格別。
伝統ある酒造メーカーの本気を、味わうことができるのです。
勝山酒造
たまご酒を製造販売するメーカーは勝山酒造です。
300年以上も続く伝統の酒造で、安政4年からは伊達家の御酒御用酒屋を拝命。
現在も続く唯一の御用蔵です。
明治大正時代には、蔵元の迎賓館として「勝山館(しょうざんかん)」が誕生。
大正13年には宮様の仙台来訪時の指定宿泊先となり、仙台の「美酒・美食」を提供してきました。
そんな大正時代に女性達に好まれていたのが、たまご酒。
江戸から続く伝統と大正浪漫。
2つの魅力を堪能できるのが、勝山酒蔵の「元祖たまご酒」なのです。
元祖たまご酒
さて、お待ちかねの元祖たまご酒の紹介です。
元祖たまご酒は「カスタードプリンのような」と謳われるだけあって、淡く黄色いお酒です。
沈殿したきめの細かい粒子は、振って混ぜることによって拡散し、上品ながらも舌の感触も楽しめる小粋な飲み口を創り出します。
濁り酒のような食感とも言えるでしょう。
上品かつ楽しいのは、何も食感だけではありません。
味もまた、長い間女性に愛された実力を感じさせる、素晴らしいものです。
甘く飲みやすい日本酒の香りの中に、ふんわりと混ざり込む卵の香りは、まさに「カスタードプリンのような」味わい。
伊達家に献上してきた伝統のレシピは「伊達じゃ無い」ということですね!
そのままで飲むのも美味しいたまご酒ですが、勝山酒蔵の公式ホームページでは、より美味しく楽しめるたまご酒アレンジレシピが紹介されています。
病気に効くのに病みつきになるたまご酒を是非お楽しみください!
元祖たまご酒<Information>
- 名 称:仙台伊澤家 勝山酒造(元祖たまご酒製造販売)
- 住 所:〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡二又25−1
- 電話番号:ー
- 公式URL:勝山酒造公式 – 元祖たまご酒