【山形県】蔵王温泉スキー場で自然の芸術作品「スノーモンスター」を見よう!
目次
山形県の蔵王温泉スキー場で見ることができるたくさんの白い「スノーモンスター」を知っていますか。自然が作り出す迫力のある、芸術作品と言える「スノーモンスター」です!
冬にしか見られない芸術作品ですので、その魅力の正体を実際に自分で見て確かめてみませんか。一つとして同じ姿がない、多数の「スノーモンスター」が出現します。
どんなモンスターなのか気になりますよね。
蔵王温泉スキー場に現れる「スノーモンスター」とは?
山形県蔵王温泉スキー場は、文字通り名湯、蔵王温泉の中にあるスキー場で、単独のスキー場としては、総面積305haという、日本最大の面積を誇るスキー場です。
多くのゲレンデがあり、12のコースがあって多くのスキー客を楽しませています。ロープウェイ駅がある地蔵山山頂は標高1,661mと高さもあるのが魅力です。
また、蔵王温泉スキー場と言えば、広大な樹氷が見られることでも有名です。
風向きで樹氷が姿を変えて「スノーモンスター」が登場!
実は、「スノーモンスター」の正体は木に降り積もって大きく成長した樹氷です。風向きによってえびのしっぽが生えた状態になり、「スノーモンスター」が登場します。
蔵王温泉スキー場には、針葉樹アオモリトドマツの森林地帯があり、そこに樹氷ができ、「スノーモンスター」が出現します。
冬の季節の12月下旬~3月上旬にしか見ることができない、自然の芸術作品で、特に1月下旬~2月下旬にピークを迎えます。広大な敷地にこれほど多くの「スノーモンスター」が出現するのは圧巻と言えるでしょう。
樹氷を見ながら滑走できるコースもあり、「スノーモンスター」の数に圧倒されながら滑ることができます。
また年末年始と1月週末、2月は、夜にライトアップも行われ、幻想的な「スノーモンスター」が出現します。
東北地方の一部でしか見られない迫力満点かつ幻想的な景色は、世界的にも貴重なものです。様々な方法でこの「スノーモンスター」を見る方法がありますので、出かけてみませんか。
スノーモンスターに囲まれて8,000mのザンゲ坂・樹氷原コースを滑りませんか
せっかくならば、大迫力のスノーモンスターに囲まれながら、滑るのもおすすめです。蔵王温泉スキー場のザンゲコースから樹氷原コースに繋がっているコースは、山頂のロープウェイのある地蔵山山頂から8,000mあります。急斜面をスノーモンスターに囲まれながら滑る中級コースは、醍醐味がありますよ。
ロープウェイからも見て楽しめる「スノーモンスター」
また、蔵王温泉街からロープウェイ蔵王山麓駅から、360°スノーモンスターに囲まれた樹氷原に登っていくことも可能です。途中の景色も圧巻で、眼下に見下ろして楽しんでみるといいでしょう。
また、蔵王中央ロープウェイの温泉駅や蔵王スカイケーブルの上の台駅から、ペアリフトを乗り継いで見ることもできます。
見る高さ、角度によって大きく変わりますので、様々な見方を堪能してみるのもおすすめです。
スノーモンスターが見られる条件とは?
そして、最後にスノーモンスターが見られる条件もご紹介しておきます。針葉樹アオモリトドマツにきれいに着氷と着雪のもとになる過冷却水滴と雪が一定方向の強風で運ばれることが条件です。
気温が高いと雪が解け、低過ぎると雪がつきにくくなります。そして、積雪が多すぎると木が埋没してしまいますので、約2~3m程度がいいとされています。
見られる樹氷は時期や気象条件によって姿や見え方が異なり、それも貴重です。毎回行く毎に違うものが見られます。
様々な条件によって作り出される珍しい「スノーモンスター」ですので、ぜひ蔵王温泉に足を運んでみませんか。
【INFORMATION】
名称 | 蔵王温泉スキー場 |
所在地 | 山形県山形市蔵王温泉 |
電話番号 | 023-694-9617 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
公式URL | http://www.zao-ski.or.jp/ |
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