【宮城県】夏の風物詩:宮城の絶景ひまわり畑4選

夏の風物詩といえばひまわり畑。ひまわりの黄色が鮮やかに広がる風景は、まさに夏の象徴であり、夏の太陽のようなその姿は訪れる人々の心を明るく照らします。

この記事では、そんな宮城県のひまわり畑を4箇所ご紹介します。


ひまわりについて

ひまわり(学名:Helianthus annuus)はキク科の一年草で、その名前は「太陽を向く花」を意味します。原産地は北アメリカで、その後世界中に広まりました。特徴的な大きな黄色い花と高さを持つことから、夏の風景を象徴する花の一つとされています。


ひまわりの丘:大崎市

宮城県大崎市に位置する「ひまわりの丘」は、夏はひまわりの花が咲き乱れる圧巻の風景が広がります。昭和62年から本格的に栽培が始まり、以来、その美しい風景を目指して多くの人々が訪れています。

広大な6ヘクタールの面積に42万本ものひまわりが咲き誇ります。一面に広がるひまわりの絨毯は、まさに夏の象徴といえるでしょう。

また、この地では季節の花を楽しむ、夏の「ひまわりまつり」や春には「菜の花まつり」が開催されます。

「ひまわりまつり」では、ひまわりの種を利用したひまわりの油やお菓子、ひまわりアイスが販売されます。

まるで太陽が地上に降りてきたかのような鮮やかな黄色に包まれたひまわりの丘で、素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

  • 所在地: 大崎市三本木斉田字真岸37-27
  • 駐車場:施設内に200台の駐車スペース
    • 普通車: 500円
    • 大型バス: 2,000円
  • 見ごろ時期:7月下旬から8月中旬
  • URL:大崎市公式サイト

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山元町 ひまわり畑:山元町

宮城県山元町に広がるひまわり畑は、その風景が夏の風物詩として定着し、毎年多くの人々が訪れるようになりました。

ヒマワリ畑は元々、宅地や道路など畑ではない様々な土地が混在していた場所で、震災で甚大な被害を受け、震災後に圃場整備により農地として復旧した場所です。地力増進のための緑肥(肥料)として作付けしたのがヒマワリで、毎年作付けする畑を決定する営農計画に沿って、場所が変わります。

震災からの復旧を遂げた広大な農地一面に、黄色いひまわりが咲き誇り、その壮大さは訪れる者を感動させます。

毎年、「やまもとひまわり祭り」が開催され、「第5回やまもとひまわり祭り」では、5.5ヘクタールの広大な畑に200万本の「サンマリノ種」のひまわりが咲き誇りました。。サンマリノ種は緑肥(肥料)に適した品種であり、開花が早く草丈も低い(150~160cm程度)のが特徴です。

祭りではヒマワリ畑の散策だけでなく、ヒマワリの摘み取り(無料)も楽しむことができます。また、畑を一望できる高見台も設置され、一面のひまわりの風景を眺めることができます。

INFORMATION

  • 所在地:山元東部地区農地整備事業新浜地区ほ場(高瀬字新浜二地内)
  • 問い合わせ:山元町 商工観光交流課 ☎0223-36-9837
  • URL:山元町公式サイト

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やくらいガーデン:加美町

やくらいガーデンは、総面積15万平方メートル(東京ドーム約3個分)に広がる、400種類以上の植物が四季折々に咲き誇る広大な庭園です。

庭園内は四季折々の花々で彩られますが、夏のひまわり畑も見どころの一つです。 このひまわり畑は約2万平方メートルの敷地に15万本のひまわりが植えられ、薬莱山と夏の青空を背景に一面に咲き誇る姿はまさに壮観です。

見頃は7月から8月にかけてで、太陽を追いかけるように向きを変えるひまわりたちの姿は訪れる人々に夏の生命力とエネルギーを与えてくれます。

また、やくらいガーデンはSNS映えするスポットが満載です。ピンク色のドアなど、国民的アニメに登場するアイテムを思わせるアイテムや、1000本以上のカラフルな傘が園内の空を彩るイベント「アンブレラスカイ」が開催されます。

INFORMATION

  • 所在地: 宮城県加美郡加美町字味ヶ袋やくらい原1-9
  • 営業時間: 10:00~17:00(最終入場16:30)
  • 休業日:
    • 4、7、8、11、12月は不定休。
    • 5、6、9、10月は無休。
    • 詳細はフリーダイヤルで確認可能。
  • 冬季休業期間:4月上旬~11月末日。
  • 入場料:
    • 個人: 大人800円、小人(小・中学生)200円、幼児・障がい者無料
    • 団体(15名以上): 大人500円、小人(小・中学生)100円、幼児・障がい者無料
  • 駐車場: 800台
  • URL:やくらいガーデン公式サイト

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国営みちのく湖畔公園:川崎町

国営みちのく杜の湖畔公園では、夏が到来すると、河原田古墳と段々畑の2箇所、合計4300平方メートルの花畑で約4300本のひまわりが咲き誇ります。ここで育てられている品種は「サンフィニティ」です。背丈は約1メートル20センチと比較的低めで、それぞれの株は直径15センチほどの大きな花を多数咲かせ、公園一面を美しいひまわり畑に変えます。

みちのく湖畔公園の特徴は、その広大な敷地内で多種多様な季節の花を同時に楽しむことができることにあります。夏のシーズンでは、ひまわりだけでなく、サルビア・マリーゴールド・センニチコウ・アゲラータム・コキアなど、合わせて約35,000株の夏の花々が訪れる人々を迎えます。

また、夏本番の前の初夏には、東北最大規模の約30,000平方メートルのエリアで200万本のシャーレーポピー、約30万本のヤグルマギク、そして多種多様なアジサイが園内を鮮やかに彩ります。

INFORMATION

  • 所在地:宮城県柴田郡川崎町 大字 大字小野 二本松 53−9
  • 休園日:
    • 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌水曜日)
    • 年末年始の休園:12月31日・1月1日
    • 無休期間:4月1日~6月第三日曜日、7月第三月曜日~10月31日
  • 入園料金:
    • 一般:大人 (15歳以上) 450円、子ども (中学生以下) 無料、シルバー (65歳以上) 210円
    • 団体:大人 290円、子ども 無料、シルバー 210円(団体は小学生以上の入園者20名以上)
    • 2日間通し券:大人 500円、子ども 無料、シルバー 250円
  • 駐車料金:
    • 大型車(30人乗り以上) 1回 1,050円
    • 普通車 1回 320円
    • 二輪車 1回 110円
    • 運転者または同乗者が、身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳を提示した場合、駐車料金は無料
  • URL:国営みちのく杜の湖畔公園 公式サイト

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