歴史

【岩手県】縄文の炎・藤沢野焼祭2022が開催へ!オリジナル縄文土器を作ってみませんか?

新型コロナ禍によって2年連続中止だった岩手県一関市藤沢町の「藤沢野焼祭」が、2022年8月13日(土)と14日(日)の2日間、3年ぶりに開催されることになりました。

「土と炎の祭典」ともされるこの祭りは、縄文の昔の土器の野焼きを再現し、夜空を焦がす炎を眺めながら縄文ロマンに思いをはせる火祭りです。

藤沢野焼祭とは?その歴史とイベント

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農民考古学者で陶芸家の塩野半十郎氏が、縄文土器の野焼きの再現を提唱し、過疎に悩んでいた藤沢町(現一関市)が町を挙げて協力したもので、昭和51年(1976年)から毎年お盆時期に開催されていました。

初日の18時から「火入れの儀」が執り行われ、縦8m・横4mに掘られた11の穴で土器が焼かれ、翌日に焼き上がった土器の審査が行われます。

会場にはたくさんの屋台が出て、次のようなイベントが開催されます。

火入れの儀

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地元の中学生が縄文人に扮し、木の棒を板の上で回すことで発生する摩擦熱から火を起こします。

その手法は「マイギリ式」と呼ばれ、この火起こしのイベントも祭りのみどころの一つです。

作品審査

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野焼きされた土器は、二日目の朝に窯出しされ、8名の審査委員に審査されます。

最優秀作品に「塩野半十郎大賞(賞金10万円と賞状、副賞の盾)」が贈られ、ほかにもたくさんの賞が用意されています。

なお、入賞作品は1年間、藤沢町で展示公開されます。

藤沢野焼祭フォトコンテスト

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平成20年(2008年)から開催され、スマホ写真など1人5点まで応募でき、今年の応募期間は8月19日(月)から9月20日(金)までで10月ごろに発表されます。

特選には藤沢町の特産品(8千円相当)が贈られ、そのほか準特選は6千円相当、入選に3千円相当の特産品が贈られます。

高校生陶芸家の祭典「熱陶甲子園」

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学校単位、地域などのグループでも個人でも応募でき、優勝するとQUOカード3万円分と賞状がもらえます。

ベスト8にもQUOカードと賞状が出るので、縄文土器にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

野焼きの炎が産み出す縄文土器

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縄文土器は今から1万6,500年前の縄文時代以前から日本で使われていた、縄目の文様が特徴的な素焼きの焼き物です。

さまざまな形があり、煮炊きや木の実などの保存に使われたほか、水桶や棺桶などにも使われていたとされています。

縄文土器はどうやって作るの?

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クルクル回る「ろくろ」がない時代の土器なので、ツボなどを作るには粘土を太い紐状にして丸くしながら重ねます。

太目の紐状にした粘土を必要な数だけ作っておいたら、湿ったタオルで包み固くならないようにして、丸くしながら重ねていきます。

ポイントはつなぎ目処理で、「土べい」と呼ばれる粘土を水で溶いたものを接着剤代わりに使い、つなぎ目に細かい傷をつけて「土べい」をのりのように染みこませます。

また、紐状粘土のつなぎ目は段ごとにずらします。

積み重なねていく途中で、時々板で外側を軽くたたくと、粘土が締まって壊れにくくなります。

形ができたら乾燥させよう

最初は日陰でゆっくり乾燥させて、表面が白くなったら2週間ほど天日干しにします。

野焼きした際に割れるのを防ぐには、自然乾燥をしっかりさせておくことが大切です。

焼き上がりはお天気まかせ

野焼きなので、作品の感想状態や当日の天候、湿度などのほか、火力などによっても焼き上がりが変わります。

自分の作品がどのように完成するかは、でき上ってのお楽しみです。

藤沢野焼祭に出品するにはどうしたらいいの?

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まず藤沢町が用意した土器用の粘土を購入します。

野焼祭ホームページから「粘土申込書」をダウンロードしてFAXするか、電話で申し込んでください。

粘土は1個10㎏単位で、代金が参加費となります。価格は下表のとおりです。

  • 一関市内在住者:児童・生徒・学生800円/10kg、一般1,000円/10kg
  • 一関市外在住者:児童・生徒・学生1,000円/10kg、一般1,500円10/kg

粘土は原則、事務局渡しですが、宅配便で着払いも可能です。

実は、粘土の販売は7月22日(金)で終了なのですが、参加者が少なくかなり余ってしまっています。

今からでも購入が可能か、藤沢野焼祭実行委員会に問い合わせて、縄文土器作りを体験してみてはいかがでしょうか?

作品搬入は祭りの当日

作品は、祭り初日の8月13日(土)の13時から15時の間に搬入します(時間厳守!)。

その後、15時から17時の間に、指定された「窯」に係員の指示で入れ、翌14日(日)の7時半から8時半の間に窯出しして、審査の区域に搬入します。

INFORMATION
  • 問い合わせ先:藤沢野焼祭実行委員会
  • URL:https://noyaki.net/entry-point/
  • 住所:〒029-3405 岩手県一関市藤沢町藤沢字町裏187番地
  • 施設名称:一関市役所藤沢支所 産業建設課内
  • 電話番号:0191-63-5317
  • FAX番号:0191-63-5133
  • Google Map

まとめ

3年ぶりに開催される藤沢野焼祭への参加者が少なく、予算が足りず実行委員会が困っています。

先日、藤沢支所裏に余った粘土が山積みされているのが、テレビニュースで報道されました。

もし興味があれば、縄文土器制作への参加やクラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか。

INFORMATION
  • クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/607520
  • Google Map 藤沢運動広場「特設縄文村」(一関市藤沢町藤沢字仁郷41番地)

 

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盛岡を愛し東北六県を愛し、歴史・グルメ・旅行・スポーツ・お酒・合唱大好きな元江戸っ子オヤジです。
東北の面白いもの、美味しいもの、良いところをご紹介します!

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