【宮城】仙台万華鏡美術館で古今東西の万華鏡を見てみよう!
目次
万華鏡がこの世に産まれて200年。
その魅力に惹かれ、世界中で様々な作家達が作品を作り上げてきました。
そんな美しい万華鏡作品を一同に集めて展示した世界最初の美術館が、この仙台にあります。
『仙台万華鏡美術館』
今回は、“科学と芸術の結晶”万華鏡の世界へ、あなたをご招待しましょう!
これが全部万華鏡!?遊べる展示が楽しめる第一展示室!
第一展示室へ入ると、驚くほど多種多様な芸術作品が待ち受けています。
これ、全部万華鏡!?
万華鏡というと、筒型で端のレンズを覗きながら回すと絵柄が変化するものを想像しますが、この展示室にはオブジェと呼ぶべき大きな作品がズラリ!
これも万華鏡!?
いったい万華鏡とは、どういうものを言うのでしょうか?
実は、万華鏡とは2つ以上の鏡を合わせ鏡の様にして使用した芸術作品全般を言います。
そのため、展示してあるものは、巨大なものから小さなものまで全てが万華鏡なのです!
しかも、この第一展示室にある作品は、全て体験や撮影が可能になっています。
音に反応するものや、電気仕掛けのもの、オルゴールになっているものまで、本当に多種多様な万華鏡を自らの手で触れて覗いて見てください!
あなたの万華鏡観がガラッと変わるかもしれませんよ!
第2展示室で古今東西の万華鏡を見てみよう!
第1展示室を抜けると、雰囲気は一気に美術館風へと変わります。
ここから先は撮影不可。
今回は、特別に撮影許可をいただきましたので、貴重な画像をご覧ください!
さて、第2展示室では万華鏡の生みの親ブリュースターが考案したカレイドスコープ作品の数々を見ることが出来ます。
中には一見子供が遊ぶ人形の様なものや、ビリヤードの球の様なものまで見られますが、これも全て万華鏡。
万華鏡は、その体験こそが芸術だと言いますが、第2展示室では外見も含め、総合芸術として昇華した万華鏡の世界を鑑賞することができます。
季節ごとに展示が違う?第3展示室は「万華鏡の宝石箱や!」
第3展示室に足を踏み入れると、そこにはたくさんの筒型万華鏡が並んでいます。
これらは全て鑑賞可能。
色とりどりの幾何学模様の世界を堪能することが出来ます!
私が見た中で一番のオススメは、山見浩司先生の作品です。
まるで宇宙を思わせる輝きは、言葉で表すにはあまりにも神秘的。
一目見る価値があるでしょう!
第3展示室は季節ごとに展示が変わる仕様になっています。
一度来たことがあるという方も、何度でも楽しめるので、季節ごとに通ってみるのも楽しいかもしれませんね。
また中央にある大きな展示ボックスは、ひとつの万華鏡作品となっています。
ボックスの4面全てに合わせ鏡が設えてあり、”展示されている万華鏡を利用した”万華鏡に仕上がっているのです!
ちなみに、ちょっと気づきにくいのですが、この鏡には秘密があります!
小学生がよく間違える、左右あべこべになった文字のことを鏡に映った文字をなぞらえて『鏡文字』と言いますが、この万華鏡の背景に使われている鏡をよーく眺めてみてください。
実は、ここに映る文字は鏡文字になっていないのです!
右手を上げてみると、鏡に映る自分も右手を上げます。
気づくまでは何とも思いませんでしたが、気づいてしまうと、まるで魔法の世界に迷い込んだような奇妙な感覚を味わえます!
こんな不思議なことが出来てしまうのも、万華鏡の合わせ鏡の持つ魅力なんですね!
万華鏡の魅力に惹かれた陶芸家、辻輝子ギャラリー
仙台万華鏡美術館の後半は女流陶芸家の草分け的存在、辻輝子さんのギャラリーになっています。
陶芸家である彼女もまた、万華鏡の魅力に惹かれた芸術家のひとり。
そのため、ギャラリーでは絵画や器、アクセサリーの他に、陶器と万華鏡とのコラボ作品を見ることが出来ます。
万華鏡作家、チャールズ・カラディモス氏との共作は、万華鏡として鑑賞することはできませんが、美しい陶芸作品として見ても心が震えることでしょう。
万華鏡体験で思いっきりはしゃいだ後は芸術鑑賞で心を鎮めるのも、仙台万華鏡美術館の醍醐味です。
オリジナル万華鏡が作れるミュージアムショップ!
最後は、お待ちかねのミュージアムショップです。
万華鏡美術館のショップだけあって、売り場には見渡す限り万華鏡がズラリ!
アクセサリーとしても使える、小さくて可愛いストラップや、自宅で作れるオリジナル万華鏡キット等、つい目移りしてしまう様な楽しげなグッズが揃っています。
一番、目を惹いたのは、スマホのカメラに取り付けて使えるカレイドショットです。
セットしてカメラアプリを稼働させると、万華鏡の様な映像が画面に広がります。
サンプルがあるので、一度手にとって遊んでみると楽しいですよ!
ミュージアムショップの一番の見所は、オリジナル万華鏡を作る体験コーナーです。
難易度によってコースが分かれていて、大人でも楽しめる仕様になっています。
夏休みには、特別教室も開催されるため、親子連れで体験するのも楽しいでしょう!
もちろん、大人は大人向けのコースを堪能できます。
自分の誕生石を使用したり、こだわりの石を選んだりと、子供だましじゃない本格的な万華鏡手作り体験がしたいなら、是非挑戦してみてください!
また、ミュージアムショップに置いてある商品は、ネットショップでも取り扱っています。
買い逃したと思った方や、興味はあるけど仙台まで遠くて行けないと言う方はネットショップを覗いてみてくださいね!
INFORMATION
名称 | 仙台万華鏡美術館 |
所在地 | 宮城県仙台市太白区茂庭松場1−2 |
電話番号 | 022-304-8080 |
公式URL | http://www.iyashisekai.com/ |
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