【福島県会津】会津土産は地元民にも愛される銘菓がオススメ!

福島県に旅行に行くと、困ってしまうのがお土産です。
というのも、福島は浜通り、中通り、会津と三つの地方で全然様相が変わってしまうため、『福島県』としてのお土産が探せないからです。
だからと言って、『白虎隊○○』といった他の名物の名前を借りたお土産を買っていくのは負けた気がしてしまいます。


会津地方のおすすめのお土産!

そこで、この記事では会津地方にしぼってオススメのお土産銘菓をご紹介します!
会津ならではの銘菓をプレゼントしたい方は、ぜひ参考にしてみてください!


お菓子の蔵 太郎庵『太郎いも』

太郎いも

まず紹介するのは、昭和24年にオープンした『お菓子の蔵 太郎庵』の原点とも呼ばれる銘菓『太郎いも』です。
創業から

サツマイモを模した外見から想像がつくように、太郎いもはサツマイモをイメージした銘菓です。
小麦とココアパウダーで再現されたサツマイモの皮は、焼き芋の皮を食べていると錯覚してしまうほどの再現度!
食べる方に驚きと感動を与えてくれることでしょう!

蒸し器でじっくり蒸した徳島産鳴門金時「里むすめ」を使用した餡は、適度な甘さとサツマイモの風味が絶妙にマッチ!
細かなサツマイモの粒が残っていて、食感のアクセントになっています。

徳島産にこだわる背景は味のほかに、徳島と会津の繋がりがあります。
旧会津藩士の長男として生まれた松江豊寿は、徳島県鳴門市の坂東俘虜収容所の所長に就任します。
第一次大戦中、松江は捕虜は「愛国者であって犯罪者」ではないとの思いから、当時の陸軍の捕虜への扱いに反発、人道的に接するべきだと公言し、収容所ではドイツ兵が自由に活動することを認めていました。

その結果、鳴門では市民とドイツ人との交流が盛んに行われ、鳴門市にはドイツ館が建設されることになったのです。
また、会津若松市は松江ゆかりの地である鳴門市と平成11年10月に親善交流都市となってます。

ちなみに秋冬限定商品なので、購入する際は注意しましょう!


長門屋『くるみゆべし花雪』

花雪

次に紹介するのは東北土産で人気の『くるみゆべし』です。
くるみゆべしは東北各地で銘菓として愛されるお菓子ですが、長門屋の『花雪』は中でも特に美味しいと人気のゆべしです!

モチモチの食感も魅力の一つですが、おいしさの秘密は、何と言っても素材のゴロゴロ入った鬼くるみです。
実は、会津はくるみの隠れた名産地!
一般に流通している洋くるみよりも渋味や苦味が少なく味わい深いため、子供でもパクパク食べられます!
苦みが少ない分、甘さも控えめなので、甘いのが苦手な方にもオススメ!
そんな鬼くるみをふんだんに使用した花雪は、お茶請けにぴったりですよ!


長門屋『会津 起き上がり最中』

起き上がり最中

最後に紹介するのも、長門屋のお菓子です。
起き上がり小法師といえば、会津の郷土玩具のひとつ。
そんな起き上がり小法師を再現した最中『起き上がり最中』をご紹介します!

この最中は、起き上がり小法師の形の皮に和三盆を使用した「こし餡」と福島産の桃を贅沢に使用した「もも餡」が入れて食べる最中。
自分で手作りするのが面白いところです!

作り方は簡単!
上下に分かれた小法師型の皮の両方に、餡をつめて合体!
あとはおいしく食べるだけ!
皮に入れたてを食べることができるので、パリパリの食感が味わえます!

起き上がり最中
起き上がり最中

作って遊びながら食べることができるので、子供も大喜び間違いありません!


まとめ

会津は福島でも人気の観光地!
名物に便乗したお土産品は多いですが、せっかく贈るなら地元民にも愛される銘菓がオススメです。
太郎庵や長門屋では、今回紹介した商品のほかにも魅力的なお菓子をたくさん販売しています。
お店でじっくりお土産を検討してみるのも、会津旅行の楽しみのひとつになりますよ!


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