市場

青森県八戸では、毎週日曜限定で、日本最大級の朝市が開催されています。その名は館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市です。


いつもは何の変哲もない館鼻岸壁のL字型エリアに、約800mにわたり300を超えるお店が軒を連ねます。普段の静寂とは打って変わった活気は、異様でもあり他にはない興奮が息づいています。

八戸といえば、太平洋の生き生きとしたたくさんの魚が水揚げされる水産都市として全国的に有名です。そこでは、9つの朝市が開かれています。
なかでも人気で規模も大きいのが、今回紹介する館鼻岸壁朝市です。1日に1万人以上が来場します。

 

館鼻岸壁朝市は普通じゃない!

朝市に並ぶ品といえば、普通は魚介を始めとして野菜や果物、お肉などですよね。しかし、館鼻岸壁朝市は一筋縄ではいきません。

非常にカオスなお店が多く存在しています。たとえば、お花やスイーツ、パン、骨董品、ミシンなどありとあらゆる物が集結しています。


八戸のものだけではなくて、アメリカやインド、韓国、中国といった世界的な品がみられます。

 

八戸版B級グルメが大人気

特に人気なのが、八戸地産のB級グルメです。たとえば、サバめしコロッケ(1個80円)を片手に食べ歩いている人が多いです。

八戸で採れた新鮮で脂ののったサバをご飯と混ぜて、それをコロッケにしています。揚げたてはサクサクでサバの匂いも感じられて美味しいと評判です。

 専用マップをゲットしよう

店の数があまりに多くて、どこを見て廻ったら良いのか分からない、という人が大勢います。そこで、「館鼻岸壁朝市マップ」が用意されています。
これを見れば、お目当てのお店が見つかるはずで、場所も分かるので便利です。朝市の中心部に事務所があって、そこで100円で売っています。

行ってからお店を探すのだと、それで時間を食ってしまって無駄に感じる、という人は、あらかじめマップを手に入れておくのがおすすめです。

Web八戸朝市通販のサイトでマップが販売されています。

館鼻岸壁朝市まっぷ2018 パンフレット版
http://www.ukipal.jp/web_asaichi/item/map2018/

シュールな名物キャラクター「イカドン」

朝市を歩いていると、イカドンという個性的でシュールなキャラクターに会うことがあります。もちろん、館鼻岸壁朝市の黙認で活動しています。

イカドンには家族がいて、「イカドンパパ」と「イカドンママ」、「イカドン長女」の3人です。眉毛が「八戸」でできていて、可愛さとは一線を画した奇妙ないでたちをしています。

普通はご当地のキャラクターがいると、子どもたちが集まっていきますが、イカドンは逆に怖がって逃げ出されることがあるそうです。

とはいえ、いたらどうしても目に付いて見入ってしまう、不思議な魅力を持っています。

 

館鼻岸壁朝市の人気店をピックアップ!

朝市は、日の出とともに始まります。終わるのは、9時ごろです。一番混雑する時間帯は、7時前後です。特に人気のお店はすぐに完売してしまうので、それこそ日の出に合わせて一番に行くのが良いです。

大ぶりしいたけと揚げたての「しおてば」

大村しいたけ農園と、大安食堂の「しおてば」は特に人気で列が長くできます。

大村しいたけ農園

しいたけ農園は、1袋300円という安さと、大きなしいたけが目一杯詰め込まれる量と、やはり新鮮な美味しさが評判を集めています。
しいたけ農園は、6時ごろには完売してしまいます。5時台には行っておきたいお店です。

大安食堂

「しおてば」(1つ70円)も早く行かないとなくなってしまう人気商品です。大安食堂のテント内には、たくさんのフライヤーが用意されています。

そこで手羽肉が唐揚げにされます。塩味のシンプルな味付けと、弾力のあるお肉、そして軽い食感の衣が絶妙なハーモニーを奏でます。値段も安いので、いくつでも食べられてしまいます。

ハーフサイズもあるので、少しだけ食べたい、という人にもおすすめです。注文後に揚げる列とすでに揚げたものをすぐに買える列で分かれています。
多少時間はかかりますが、やはりその場で揚げてくれる列がおすすめです。最高のしおてばを味わえます。

健康的なご当地鶏を使っている

五戸のあべどりが使用されています。みちのくの清々しい空気のなかで育てられた鶏は最高に美味しいと評価を得ています。あべどりは創業から110年以上を経過している信頼のブランドです。
地産の鶏肉の味を大安食堂でぜひ味わってみましょう。

海産物もたくさん揃っている

もちろん、魚介系も安く、豊富な品揃えです。キンキの大きな干物が3枚で500円など、圧倒的な安さで質の良い魚たちが売られています。

別の記事で紹介した八食センターは観光地化されているため、そこと比較すると断然に安いです。青森県の代表的な湖である「小川原湖」で採れた水産物も多く扱われています。たとえば、砂抜きされたしじみが新鮮で美味しいと評判です。

館鼻岸壁朝市についてまとめ

今回紹介した以外にも、館鼻岸壁朝市には多種多様なお店が並んでいます。八戸のスーパーではお馴染みの、麺や餃子を販売している一山製麺の焼きそばは、パックに詰め放題で300円と安く美味しいです。

他に幼虫グミも名物です。これはテレビでたびたび紹介されるほど評判で、リアルなカブトムシの幼虫の形をしたグミなどが販売されています。

ただ、あまりにリアルで人によっては衝撃を受けると思うので、画像は割愛します。興味のある人や、怖いもの見たさ、食べたさの人は、ぜひ現地に行ってその目と舌で確かめましょう。

INFORMATION

名称 館鼻岸壁朝市
所在地 青森県八戸市新湊3丁目
電話番号 0178-80-7878
公式URL https://hachinohe-kanko.com/10stories/asaichi/tatehanaganpeki-asaichi
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