【福島県須賀川市】特撮の町がアツい！ウルトラマンを生んだ特撮の神様の生まれ故郷

幼き日に、テレビや映画で活躍するヒーローに胸を熱くした思い出はありますか？

今回ご紹介するのは、福島県須賀川市。「特撮の神様」と呼ばれた円谷英二監督の生まれ故郷です。ウルトラマンやゴジラなど、多くの子どもたちを虜にした特撮映像を手掛けた円谷監督。その功績を称え、須賀川市は特撮をキーワードにした町づくりに挑戦しています。

特撮ファンの方や子ども時代に思い出のある方には、たまらないスポットが目白押しです。ぜひチェックしてみてください。

特撮の神様：円谷英二監督

円谷英二監督は、ゴジラシリーズなどの怪獣映画、ウルトラマンシリーズなどのテレビ作品を多く手がけた特撮監督です。

円谷監督がなぜ「特撮の神様」と呼ばれたのか？それは日本の映画界・テレビ界の発展に大きく貢献するような特殊映像技術をたくさん生み出したためです。その後の映画界では当たり前のように使われるようになった撮影技術も、円谷監督が試行錯誤を重ねて作り上げたものが多くあるといいます。

例えば、撮影背景に使われる精巧なミニチュアの町並みや、フィルムを重ね合わせる合成技術など。これらを駆使して作られた映像は、フィクションの世界がまるで現実になったような臨場感があり、多くの人を魅了しました。

円谷監督が立ち上げた株式会社円谷プロダクションは、創業者の思いを受け継ぎ、今日もさまざまな作品やサービスを開発し続けています。

見て・学んで・楽しめる！須賀川の特撮スポット3選

須賀川市は円谷監督の功績を称え、特撮を軸とした町づくりを進めています。そのため子どもから大人まで楽しめるスポットが急増中！特撮作品を間近に感じられる、おすすめスポットを紹介します。

①円谷英二ミュージアム

須賀川市役所からほど近い位置にある、須賀川市民交流センター「tette」。施設内はおしゃれで明るい雰囲気。図書館や子どもの遊び場、様々な大きさの貸しスペースなどを備える市民の憩いの場です。

その5Fに常設されている円谷英二ミュージアムでは、円谷監督のバックグラウンドを知ることができます。円谷監督の生涯を追えるクロニクルボックスや、撮影所の様子を再現したミニチュアジオラマ、怪獣やメカ模型などの展示物など、円谷監督が作品に込めた思いに触れられる空間です。

じっくりと読み込めば読み込むほど、円谷監督の作品がさらに好きになること間違いなし！入場料は無料なので、気軽に訪れられます。

なお、tetteの1Fロビーには、おなじみの怪獣たちの姿も。歩き疲れたときの休憩場所におすすめです。

INFORMATION

  • 施設名　円谷英二ミュージアム
  • 所在地　福島県須賀川市中町 4-1
  • お問合せ番号　024-873-4407
  • 営業時間　9時00分～17時00分
  • 閉館日　火曜日、12月29日～1月3日まで
  • 観覧料　無料
  • URL　tetteホームページ
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②須賀川特撮アーカイブセンター

須賀川駅から車で20分ほどの場所にたたずむ須賀川特撮アーカイブセンターも、ぜひチェックしたいスポットです。貴重な特撮資料の保存と調査研究を目的に設置された同センターでは、収集した特撮資料の一部を無料で公開しています。

中に入ると、子ども時代にテレビや映画で目にした作品のキャラクターたちがズラリ。作品の撮影に使われた実物を目の当たりにして、まず驚くのが「作りの精巧さ」と「サイズの小ささ」。「画面越しに見ると、まるで本物のように、あんなに大きく感じたものが…！」と、撮影技術の高さに改めて感動します。

子ども時代の純真無垢な気持ちを思い出しつつ、じっくり眺めてみると、新たな発見があるかもしれませんね。

INFORMATION

  • 施設名　須賀川特撮アーカイブセンター
  • 所在地　福島県須賀川市柱田字中地前22番地
  • お問合せ番号　024-894-5200
  • 営業時間　9時00分～17時00分
  • 閉館日　火曜日、12月29日～1月3日まで
  • 入館料　無料
  • URL　須賀川特撮アーカイブセンター
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③街中のモニュメントの数々

須賀川市中心部の松明通りを訪れると、目に入るのがモニュメントの数々。ウルトラヒーローやウルトラ怪獣たちが、須賀川の暮らしに溶け込むようにかたどられています。

おなじみのかっこいいポーズをとっているものや、なかにはベンチにちょこんと腰かけている怪獣も…。ついつい一緒に写真を撮りたくなってしまいますね。須賀川の街歩きを楽しみながら、ゆっくり見つけてみるとよいでしょう。

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買い物も楽しい！おすすめショップ3選

せっかく特撮の町を訪れたからには、特撮グッズも手に入れたい…！そんなときにおすすめなショップを3店舗ご紹介します。

①SHOT M78 大束屋

円谷プロダクション公認のオフィシャルストアです。経営者は、円谷監督の生家の子孫にあたる方。店内にはグッズが所狭しと並べられています。ジオラマ模型が展示されていたりと、レトロ感が残る雰囲気もファンにはたまらないものでしょう。

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②すかがわ観光物産館flatto

洗練された佇まいの「flatto」は、扱う商品もおしゃれ感満載。特撮ヒーローや怪獣をかたどったグッズは、定番品から、少し変わったものまで取り扱っています。例えば、デフォルメされた怪獣たちや、須賀川市の景色とウルトラヒーローがコラボした”須賀川ならでは”のグッズなど。グッズがきっかけで、作品を見てみたくなる人もいそうですね。

「flatto」には特撮グッズのほかにも、地域のおいしいもの・特産物などが置かれています。お土産探し全般に便利なスポットです。

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③すかがわDEMO

松明通りから路地に入ると、コンテナハウスが立ち並ぶ一角があります。そのなかの1つ「すかがわDEMO」では、地域の情報発信と共に、特撮グッズ販売を行っています。

こちらのおすすめは、アウトドアブランドとウルトラマンのコラボグッズです。ウルトラマンや怪獣たちの姿がスタイリッシュにあしらわれたテントやアウターは超クール！いつまでも遊び心をもちたい大人にぴったりのアイテムに仕上がっています。

スタッフさんはとてもフレンドリーで、町の情報もたくさん教えてくれます。買い物とお喋りを楽しみに、ぜひ訪れてみてくださいね。

INFORMATION

  • 施設名　すかがわDEMO
  • 所在地　福島県須賀川市中町17-4
  • お問合せ番号　024-894-6590
  • 営業時間　10時00分～17時00分
  • 定休日　火曜日
  • URL　こぷろ須賀川ホームページ
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誰もが住民になれる！「すかがわ市M78光の町」

最後にWEB上に存在する仮想都市「すかがわ市M78光の町」をご紹介します。この仮想都市は、ウルトラマンたちの生まれ故郷「M78星雲　光の国」が須賀川市と姉妹都市を提携したことで生まれました。

WEB上から住民登録をすることで、限定コンテンツにアクセスできるほか、なんと住民票も発行可能に！一般的な自治体発行の住民票と近い本格的な質感で、持っていたらついつい周りに自慢したくなっちゃいそう。ウルトラマン好きにはたまらない、ユニークなサービスですね。

すかがわ市M78光の町に登録を起点とすれば、須賀川市・ウルトラマンそれぞれのコンテンツにも効率よくアクセスできるようになりますので、情報収集にも活用してみてください。

INFORMATION

まとめ

今回は特撮の町として地域を盛り上げる、須賀川市の取り組みをピックアップしました。

誰もが一度は目にしたことがある。そう言いきれるキャラクターの数々が、街中にあふれる須賀川市。特撮ファンのみならず、大人も子どもも楽しめるスポットが多数あります。自身の子ども時代を思い起こしながら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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