【福島県】お土産にいかが?ふくしまらしい「桃味」のお菓子&ジュースが大集合!

ふくしまの特産物といえば「」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。フレッシュでみずみずしい桃は、福島ならではの夏の味覚です。

しかし、桃シーズンを逃してしまった、買える場所がわからない、日持ちが心配…など、生の桃を味わえなかった方に朗報です!福島には「ふくしまらしさ」を感じさせてくれる“桃味”のお菓子やジュースが売られています。

今回はお土産にも持ち帰りやすい、パッケージされた“桃味”製品をピックアップ。実食しながら、紹介します。

※一部商品は季節限定・数量限定の販売になっていますのでご注意ください。


桃を買い損ねたら「桃味」という選択肢もアリ!

福島の特産物として有名な桃ですが、旬の味覚であるため、買うことができなかった方も多いのではないでしょうか。

桃のシーズンは品種によって異なり、一番はやい「はつひめ」などは6月下旬から出荷が始まり、ゆっくりと登場する「ゆめかおり」などは9月下旬まで姿を見ることができます。余談ですがフルーツ王国ふくしまでは、桃シーズンの終わる頃から、バトンを受け取るようにぶどうや梨がお目見えし、こちらもおいしいのでおすすめです。

旬の桃を食べ損ねてしまった、または福島らしいお土産が欲しい、という方もいるでしょう。おすすめなのが、桃味のお菓子やジュースです。

  • 旬を気にせず手に入れられる(一部の製品は販売時期が限られている・生産数などによって販売休止する可能性あり)
  • 道の駅などの立ち寄りやすい立地の施設で買える
  • パッケージされているので持ち帰りやすい
  • 日持ちがする
  • 求めやすい価格で売られている
  • 生の桃のように傷みやキズなどで品質に差が出たりしない
  • 大勢の方に配りやすい

上記のメリットがあります。福島の桃を味わいたい、ふくしまらしいお土産を探している方は、ぜひ道の駅などで、桃味の製品をチェックしてみてくださいね。


ふくしまらしさが味わえる「桃味」お菓子4選

まずはおすすめ「桃味」お菓子を4製品ご紹介します。

人気洋菓子店が仕上げる極上しっとりサブレ「桃笑」

桃笑(ももさく)は福島県郡山市の洋菓子店「フルラージュ」が製造販売するソフトサブレです。フルラージュといえば、ケーキやシュークリームなどの生菓子が有名。ショーケースは趣向にとんだ生菓子であふれ、旬のフルーツを上品に仕上げたアーティスティックな品々が並びます。お土産や贈答にも向く焼き菓子やチョコレートなどもおすすめです。

桃笑は、桃のセミドライフルーツと、ホワイト生チョコレートを生地に練り込み、しっとりと仕上げた焼き菓子です。使用する小麦粉や桃は福島県産にこだわり、ふくしまらしさがぎゅっと濃縮。

ピンクパープルの光沢のあるパッケージは、売り場でひときわ目を引きます。

パッケージを破ると、ふわんと香る、桃。

桃色のまんまるフォルムは、桃を連想する見た目です。そして見ただけでわかる、しっとり感。2本の指で挟むように持つと、少したわむくらいにやわらかいです。

口に入れると、桃の香りと味が主張します。サブレは2層になっていて、周囲のほろほろしたくちどけの良い層と、内部の少しねっとりとしたなめらかな層があります。頬張ったときの、食感の違いがおもしろい。ホワイトチョコレートが全体をまとめ上げ、しっかり甘いけど、甘すぎないのが上品です。ぜひ紅茶と一緒に味わいたいお菓子でした。

全体がとてもソフトに出来上がっているので、子どもからシニアの方まで心配なく食べられるでしょう。(※アレルギーの方は確認してくださいね)

桃笑<infomation>


あんこ屋がつくったオシャレあんみつシリーズ「and 3 Peach」

株式会社郡山製餡は、郡山市で1974年に創立した企業です。さまざまな種類の業務用あんこを製造しており、まんじゅう用・パン用・だんご用など、今日まで多くのお菓子作り・パン作りのプロを支えてきました。職人のこだわりに応えるOEM生産も可能です。公式Instagramアカウントには、製品を活用したオシャレすぎるレシピがたくさん投稿されています。

郡山製餡は、他にもオリジナリティあふれる小売商品の開発にも力を入れています。なかでも人気なのは、あんみつ・ぜんざい・おしるこを現代風のおしゃれパッケージで販売する「and 3シリーズ」です。

  • あんみつ
  • あんみつ 抹茶
  • ぜんざい(つぶあん)※10月~3月季節限定
  • おしるこ(こしあん)※10月~3月季節限定
  • 抹茶おしるこ(こしあん)※10月~3月季節限定

上記のラインナップが定常的に販売されています。すべて常温で保存可能なので、売り場でも常温コーナーにおかれていることがほとんどです。

そして今回、登場したのが「桃味のあんみつ」です。

透明容器の中には寒天とフルーツがたっぷり詰まった袋と、あんこの袋が入っています。Peachは、あんこが桃あんです。スプーンフォークも付属しているので、開けてすぐに食べられます。

プラカップに注ぐと、かなり容量いっぱいです。寒天のシロップの量は、お好みによって調整するとよいでしょう。

お味は、さらっとしたシロップに、なめらかな桃あんがふんわりと広がって、少しやさしい印象の甘さに。桃フレーバーのあんこであることが、しっかりと感じ取れます。付属の寒天は、主張しすぎないほどよくソフトな食感。まさに、あんこを主役にすることを考えたあんみつ、だと感じました。ミルキーなやさしい雰囲気は、きっとバニラアイスと相性抜群。次回はぜひ、トッピング用のアイスを用意して食べてみたいです。

and3 Peach<infomation>


グミ好き必見!あの大手お菓子メーカーとコラボした「至福の桃グミ」

UHA味覚糖株式会社といえば、コロロやシゲキックスなどのグミで有名な大手メーカー。そして有名メーカーと福島がコラボし、福島県桑折町の桃の魅力がぎゅっと詰まったグミが商品化されています。1袋あたりのお値段も、200円前後と大変お手頃です。パッケージもデザイン性があってオシャレですよね。

よく見ると、グミのかたちも、ほんのり桃フォルムになっています。コイン状のフォルムに、割れ目がかわいい。

グミ自体はしっかりめの食感で、噛めば噛むほどに桃の甘さが感じられます。酸味が少なく、甘みが強い福島県桑折町産の桃「あかつき」の果汁の良さを濃縮して詰め込み、旬の桃のおいしさを年中味わえる製品です。

至福の桃グミ<infomation>


老舗和菓子店の変わり味かりんとう「福島桃の恵みかりんとう」

福島県本宮市で営業する老舗和菓子店ぬか茂は、さまざまなフレーバーのかりんとうを販売していることで有名です。なかでも紅茶かりんとうは、英国首相に「ふくしまビスケット」と紹介され、一躍有名となりました。

ぬか茂のかりんとうの紹介については、ぜひこちらもご覧ください。

次々に新しい味の開発に挑戦しているぬか茂ですが、実はJAふくしま未来の商品「福島 桃の恵み」(桃ジュース)とコラボレーションした、桃味のかりんとうが販売されています。

小ぶりなかりんとうに、ほんのりとミルキーなコーティングがされて、つややかな見た目です。頬張れば、とろりと甘く、ほんのりと桃の風味を感じます。コーティングの層は決して厚すぎず、かりんとう自体のさくさくと軽い口当たりを邪魔しません。油っぽさも感じず、口の中が痛くならないので、いくらでも食べられてしまうかりんとうです。

福島桃の恵みかりんとう<infomation>


ふくしまらしさを味わえる「ジュース」という選択肢もアリ

お菓子がアリなら、ジュースもアリ!甘いお菓子が苦手な方も、飲み物であれば「桃味」に手を出しやすいかもしれません。ご当地サイダーの「黄金桃サイダー」を紹介します。

しゅわっとはじけるやさしい甘み「黄金桃サイダー」

ピンク色のちょっとレトロなデザインが目を引く「黄金桃サイダー」。こちらの製品は、福島県伊達市産の黄金桃の果汁を使用しています。黄金桃とは、その名の通り、見た目がゴールド。たっぷりとした果汁を含んだ果肉はしっとりとした食感で、甘みが強く、甘く熟れた果実の華やかな香りがする人気品種です。

黄金桃サイダーは、黄金桃の果汁をたっぷりと使っています。桃本来の味が活かされており、甘さに丸みを感じるのが特徴的。自然な桃の風味に近い、さっぱりとしたお味です。炭酸の刺激もやさしく、細かい泡がやわらかくしゅわしゅわと立ち上ります。バチバチする強炭酸が苦手でも、嫌な思いをせずに飲めるのではないでしょうか。容量も200mlとコンパクトで、瓶に比べて持ちやすく、程よく飲み切れるサイズ感が筆者にはちょうど良く感じました。

黄金桃サイダー<infomation>


まとめ

今回は福島の魅力がぎゅっと詰まった「桃味」お菓子&ジュースを紹介しました。

福島の味覚といえばはずせない桃ですが、生の桃は購入できる時期に制限があり、タイミングが重要です。お菓子やジュースであれば、ふくしまらしさを手軽に味わうことができますので、お土産にもぜひ活用してください。


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