宮城のご当地納豆

【宮城県】北から南まで!スーパーで買える宮城県のご当地納豆7選!

気軽に手に入って栄養満点、朝はこれがないと!という方も多いと思われる加工食品「納豆」。

西日本の方には苦手な人が多いともいわれますが、東北出身者は好きな人の方が多いんじゃないでしょうか?今回は宮城県内のスーパーで買うことができる宮城県のご当地納豆をいくつか紹介します。


宮城県は全国に誇れる納豆菌の発祥の地

もともと納豆菌は農学博士の沢村真博士によって1905年に発見されました。その後、北海道帝国大学農学博士の半澤洵博士が研究を重ね、1916年に納豆菌の純粋培養に成功。「大学納豆」と称して販売したのが近代納豆の始まりです。

そして「大学納豆」をいち早く取り入れて起業し、1920年に半澤式納豆製造の産業化を行ったのが何を隠そう仙台市の宮城野納豆製造所の創設者三浦二郎氏なのです。

宮城野納豆製造所の納豆菌「宮城野株」は、現在の市販の納豆の始祖株となる三大株(宮城野株、高橋株、成瀬株)の内の一つとされています。

ちなみに三大株の残り二つも、高橋株は山形県、成瀬株は岩手県と、東北が納豆のルーツとなっています。知らなかった!


宮城野納豆(仙台市)

仙台市宮城野区に製造所を構える大正九年創業の宮城野納豆製造所の商品。仙台市内のスーパーを中心に購入可能です。

宮城野納豆製造所は、現在市販されている納豆の始祖株といわれる三大株(宮城野株、高橋株、成瀬株)の内の「宮城野株」発祥という由緒ある製造所です。

宮城野納豆
宮城野納豆

種子証明、農薬証明、選別・保管証明等5つの証明書がついたロシア産の大豆が使用されていて、大豆は約10ミリ程度の小粒。

柔らかくしっとりした歯ごたえで食べやすい納豆です。上の写真のタイプの他に、しなの木の経木を使って三角に包んだ昔ながらの形のものもあります。

宮城野納豆<Information>

  • 名  称:宮城野納豆製造所
  • 住  所:〒983-0047 宮城県仙台市宮城野区銀杏町4−29 宮城野納豆製造所
  • 電話番号:022-256-7223
  • 公式URL:https://www.miyagino-nattou.com/

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川口納豆(栗原市)

創業75年以上の歴史を持つ有限会社川口納豆の商品。栗原市を中心に宮城県北のスーパー、道の駅等で購入可能。仙台市内のスーパーでも見かけることができます。

川口納豆
川口納豆(中粒)

主に小粒納豆には北海道産小粒大豆の「スズマル」、大粒納豆には宮城県産大粒大豆の「タンレイ」、そして中粒には北海道、青森、岩手、宮城を中心とした国産の大豆が使用されています。

写真のものは約12~14ミリの中粒で、もっちりとした歯ごたえに大豆のうまみをしっかりと感じることができる納豆です。

川口納豆<Information>

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とよま納豆(登米市)

登米市登米町の塚本食品が製造する商品で、宮城県北のスーパーなどで購入可能。

とよま納豆
とよま納豆

宮城県産の小粒大豆が使用されていて豆の大きさは約10ミリ程度。生産量の少なさからか、中々見かけることがないレアな納豆です。

塚本食品<Information>

  • 名  称:塚本食品
  • 住  所:〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池金谷27
  • 電話番号:0220-52-2276
  • 公式URL:ー

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グリーンパール納豆(村田町)

村田町の大永商店が手掛ける商品。主に宮城県南のスーパー、道の駅等の他ネットショッピングでも購入可能です。

グリーンパール納豆
グリーンパール納豆(こつぶ)

約9ミリ前後の極小粒の納豆で、もっちりした歯ごたえとしっかりした豆のうまみが特徴です。

パッケージも2食が一体となって真ん中に仕切りがあるという特殊な形をしています。

グリーンパール納豆のパッケージ
グリーンパール納豆のパッケージ

ちなみにオンラインショップには上記商品以外に多数のラインナップが展開されていて、中にはチョコ納豆やドライ納豆なんていう商品もあります。

大永商店<Information>

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萬永納豆(村田町)

前述のグリーンパール納豆の大永商店が手がける商品ですが、こちらの商品は地元での販売にこだわり通信販売等は一切行われていません。県南地域のスーパーや物産館等でのみ購入可能です。

萬永納豆
萬永納豆

特徴はなんといっても驚異的な「粘り」。割り箸なんかでかき混ぜると下手したら折れてしまうかもしれません…。

萬永納豆の中身
萬永納豆の中身

粘りが強めな納豆が好きな人にはかなりおすすめです。

大永商店<Information>

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あぶくま納豆(角田市)

宮城仙南農業協同組合から独立した株式会社加工連の商品。主に宮城県南地域のスーパー等で購入可能。

株式会社加工連はもともと宮城県角田市の大豆生産者の大豆を納豆に加工するため設立された会社なので、国産大豆となっていますが主に宮城角田産の大豆が使用されていると思われます。

あぶくま納豆
あぶくま納豆

10ミリ程度の小粒納豆で、大豆の甘みがしっかりしていてご飯が進みます。

株式会社加工連<Information>

  • 名  称:宮城仙南農業協同組合(株式会社加工連)
  • 住  所:〒981-1521 宮城県角田市江尻巻向136−2
  • 電話番号:ー
  • 公式URL:ー

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わたり納豆(亘理町)

有限会社わたり納豆の商品。主に宮城県南地域のスーパーなどで購入可能。

2016年の第21回全国納豆鑑評会で宮城県知事賞を受賞しています。

わたり納豆
わたり納豆

北海道産の小粒大豆が使用されていて大きさは約9~10ミリ程度。

わたり納豆<Information>

  • 名  称:わたり納豆
  • 住  所:〒989-2341 宮城県亘理郡亘理町長瀞河原39−1
  • 電話番号:0223-34-1439
  • 公式URL:http://www.watarinatto.co.jp/

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まとめ

宮城県内には大体30社ほどの納豆製造所が存在するようなので、もちろんこの他にもまだまだ県内産のご当地納豆は多数存在します。

納豆好きな人は是非、旅先など色々な場所で探してみてください。


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