地元では「中野のお不動様」として親しまれている中野不動尊。
初詣や歳祭り、花火大会には多くの人で賑わいますが、なぜか県外の人にはあまり知られていません。
見どころ盛りだくさんなこの中野不動尊の魅力をご紹介しましょう。

 

まずは入口で音声ガイドにアクセス。順路にそってGO!

中野不動尊の入口には、QRコードの看板が。アクセスすると、スポットごとに音声ガイドも楽しめますよ。

最初のスポットは、「とげぬき地蔵」。腰が痛ければお地蔵様の腰をたわしでこするというように祈願します。え、頭? はい。こすってください。
ミネラル分に富む湧き水である霊水「こと清水」や「岩窟の清水」で喉を潤して、参拝順路を進んでいきましょう。

総ケヤキ造りの祈祷殿では、正面の「力持ち」や「龍」の彫刻も見どころ。
そして、一番の撮影スポットが、奥の院に建つ朱色が華やかな三層の建物・大日堂です。
新緑にも映えますが、雪景色もとても美しいとのこと。

水音も清々しい不動滝では現在も水行が行われています。
この不動滝周辺を奥の院と呼び、1179年に恵明道人が梵天をくわえたカモシカに導かれてこの地を訪れたのが中野不動尊の起源なのです。

 

いよいよ洞窟にはいります! 頭上注意~

大日堂の下層にある顕霊門が、中野不動尊のハイライト?洞窟めぐりの入口です。

洞内の壁ところどころに不動明王の眷属である三十六童子が祀られています。一体ずつフォルムが違います。

洞窟めぐりの所要時間は5~10分。夏は比較的涼しく、冬は温かい洞内ですが、順路が狭く、天井も高くはないので注意して歩いてくださいね。

 

お詣りの後は、薬草茶と銘菓でほっこり

洞窟から出ると、水芭蕉が咲く「たにしヶ池」、疫病流行時に不動明王のお告げによって薬草を煎じたという巨大な「あんど釜」などが。後深草天皇の持仏とされていた厄除不動明王が祀られている本堂もみどころです。
これは本堂正面口の天井部分。

お詣りした後は、中野不動尊直営の茶屋「かもしか庵」へ。
ここでは厄除け団子、縁起蕎麦などの軽食を摂ることができますが、無料の休憩所でもあり、オリジナルの十貴茶(とうきちゃ)を自由に飲むことができます。十貴茶は、ニホントウキ、イカリソウ、ゲンノショウコ、ドクダミの配合で、まさに和風ハーブティー。

中野不動尊の銘菓「童子豆」の試食もさせてもらえますよ。これはここでしか手に入らない菓子なのでおみやげにもいいですね。

桜や水芭蕉が終わると新緑、シャクナゲ、そして紅葉と四季折々の風情が楽しめ、7月中旬には「夏のお茶会」が開催されるなどいろいろな行事も行われている中野不動尊。
飯坂温泉からも近いので、是非訪れてみてくださいね。

INFORMATION

名称 中野不動尊
住所 〒960-0261 福島県福島市飯坂町中野字堰坂28
電話番号 024-542-2100
開扉時間 8:30~17:00(10月中旬~12月は16:00まで)
URL http://nakanofudouson.jp/
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