【青森県鶴田町】気分は吉永小百合?「鶴の舞橋」は絵画のような絶景スポット
目次
自然が豊かで絶景スポットが数多く存在する青森県。
今回はそんな青森県の中でも近年特に人気が高い「鶴の舞橋」について紹介します。
吉永小百合も訪れた美しい風景は一見の価値ありです!
鶴の舞橋とは
鶴の舞橋は、江戸時代に多くの丹頂鶴が飛来した青森県鶴田町にある、日本一長い木造の三連太鼓橋です。
『津軽富士』と称される日本の百名山「岩木山」を湖面に映す津軽富士見湖にかかる橋で、その姿はまるで鶴が舞う姿のように美しいと言われています。
人気の理由は?
1,994年の完成以来、鶴田町の新たなシンボルとして地元の人に愛されてきた鶴の舞橋ですが、なぜ近年青森県有数の観光スポットとなったのでしょうか。
その答えは、女優の吉永小百合さんが出演するJR東日本「大人の休日倶楽部」のCMやポスターのロケ地となったからです。
2,016年のCM放映後、「あのきれいな場所はどこにあるの?」「吉永小百合さんが行った場所に私も行ってみたい!」と話題になり、知名度は一気に全国区となりました。
鶴の舞橋の概要
名 称 | 鶴の舞橋 |
長 さ | 300メートル |
幅 | 3メートル |
橋脚の径 | 直径30センチ(樹齢150年以上を700本) |
使用材料 | 青森県産「ひば」1等材 |
使用量 | 丸太3千本、板材3千枚(4LDKだと約30棟) |
休憩所 | 大ステージ:10メートル×21メートル 小ステージ:9メートル×9メートル |
溜池名称 | 廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ) |
溜池通称 | 津軽富士見湖 |
完 成 | 平成6年7月8日 |
鶴の舞橋おすすめの過ごし方
鶴の舞橋では眺望を楽しみながら、ゆっくり過ごすのがおすすめです。
長いアーチ状の橋の上からは見渡す限りの絶景を楽しめます。
青森県産の上質な「ひば」ならではのぬくもりが感じられるその佇まいは、人工物でありながらも青森の大自然に見事に調和し、まるで一枚の絵画のようです。
長い橋の途中には休憩所も設置されているのがありがたいところ。
湖の上は心地よい風が吹いていて、休憩所の中は夏でも涼しく感じられます。
津軽富士見湖は約350年前の弘前藩時代に農業用として造られた青森県最大の人口湖です。淡水魚の宝庫としても知られ、桜が咲き誇るゴールデンウィーク頃には「全国へら鮒釣り大会」の会場にもなっています。
風がない日にだけ見られる「津軽の逆さ富士」
風がない日の津軽富士見湖は吉永小百合さんのCMにも出てきた「津軽の逆さ富士」を撮影するチャンス。鏡のような湖面に映る岩木山は息を飲むほどの美しさです。
長寿のご利益があるパワースポット
鶴の舞橋は「長い木(ながいき)の橋」の語呂から「長生きの橋」として開運長寿の効果があるといわれ人気を集めています。
「橋を渡ると長寿になる」とそのご利益を求め遠方からも観光客が訪れているんだとか。
家族でのおでかけやデートにぴったり
鶴の舞橋とあわせて訪れたい、周辺のスポットを紹介します。
丹頂鶴自然公園
鶴の舞橋に隣接する丹頂鶴自然公園は、野生ではなかなかお目にかかれなくなった丹頂鶴を無料で見学できる人気スポットです。30年以上前に中国とロシアからそれぞれつがいで譲り受けた丹頂鶴を飼育し、2,012年には公園内でヒナが誕生しています。
富士見湖パーク
津軽富士見湖の湖畔にある広大な敷地面積を誇る公園です。
敷地内には巨大な複合遊具やバーベキューが楽しめる広場などがあり、1日たっぷり楽しめる充実した施設となっています。
アクセス
鶴の舞橋は最寄りのJR陸奥鶴田駅から車で約10分ほどの距離にあります。
自家用車での移動が便利ですが、鶴田駅から期間限定で「特別料金タクシー」が運行されているので、お出かけ前に運行時期や時間を確認しておくことをおすすめします。(詳細:鶴田町観光WEBマガジン「メデタイツルタ」)