【秋田】さなづらとは?お土産でも喜ばれる美味しくてヘルシーな和菓子をご紹介

秋田のお土産というと金萬やいぶりがっこが定番だけれど、もう少し珍しくて喜んでもらえそうなものはないかと感じる人も多いのではないでしょうか。

この記事ではそんな人におすすめの美味しくてヘルシーな和菓子、「さなづら」について詳しく解説します。


さなづらとは?

さなづらとは1883年創業の和菓子の老舗、榮太楼が製造・販売する、山ぶどうと天然の寒天を原材料とするゼリー状のお菓子です。

山形の銘菓「のし梅」は梅をすりつぶし寒天に練り込んだものを長方形に成型し竹皮2枚に挟んでいますが、さなづらも長方形で経木(きょうぎ=薄い木の板)を模した2枚の紙に挟み和紙で包まれているため見た目がよく似ています。

秋田の山野に生息する山ぶどうを意味する方言「さなづら」から名付けられましたが、今では方言よりお菓子の方が有名になったと言えるでしょう。

山ぶどうは昔から貧血と疲労回復に良いと言われていましたが、近年では生活習慣病の原因となる活性酸素の働きを抑えるポリフェノールを多く含むことでも注目されています。

また寒天は食物繊維を多く含むため、最近はダイエット食品としてもよく食べられるようになりました。

美味しくてヘルシーな和菓子であるさなづらは、お土産としても普段のお茶請けとしてもおすすめです。


さなづらの食べ方や賞味期限は?

2021年7月の秋田経済新聞の記事に、さなづらを刻んで生クリームで和えた「マリトッツォ」を榮太樓のいとく新国道店と自衛隊通り店で発売することが掲載されました。

秋田県内でも話題のスイーツとしてマリトッツォを販売する店舗が増加していたタイミングで、さなづらのコラボレーション商品を発売するのは目新しさも加わり、若い世代の和菓子ファンにも訴求できる結果につながったのではないでしょうか。

またマリトッツォに使用しているブリオッシュをロールパンに置き換え、生クリームと刻んださなづらを準備すれば自宅でも簡単にさなづらのマリトッツォを作ることができます。

さなづらはそのまま食べても美味しいお菓子ですが、このようなアレンジレシピも知っておくとさらに楽しみ方が広がるでしょう。

さなづらは天然の酸の効果でおよそ40日間持つため、この間にさまざまな食べ方を試してみるのもおすすめです。

参考:秋田経済新聞「人気スイーツ『マリトッツォ』秋田の菓子店などがアレンジさまざま」


さなづらを購入するなら

さなづらは榮太樓の直営店舗である幸町店、南通店、いとく新国道店、いとく自衛隊通り店、秋田駅トピコ店、仁井田店で購入できます。

また、榮太樓のホームページにはオンラインショップへのリンクも貼ってあるため、そこから購入するのもよいでしょう。

オンラインショップで2022年3月現在手に入るさなづら関連商品を表にまとめてみました。

さなづら関連商品の名前

価格(全て税込)

さなづら(8枚入り)

\840

さなづら(12枚入り)

\1,260

さなづら(18枚入り)

\1,890

さなづら(24枚入り)

\2,520

さなづらゼリー(3個)

\860

さなづらゼリー(6個)

\1,690

榮太樓の秋田土産セット(小)

\3,140

榮太樓の秋田土産セット(大)

\4,090

榮太樓の秋田土産セットは2022年4月1日以降随時発送となります。

自分で食べるためのお取り寄せとしても、お土産としても手ごろな枚数のものがそれぞれあるのがメリットだと言えるでしょう。

参考:榮太樓公式ホームページ「さなづら」


まとめ

さなづらは秋田の老舗の和菓子店、榮太楼が製造・販売する山ぶどうと天然の寒天を原材料とするゼリー状のお菓子ですが、美味しいだけではなく食物繊維やポリフェノールを豊富に含むヘルシーなお菓子であることから贈り物としてもお取り寄せとしても人気が高いことがわかりました。

秋田を訪れた際は、ぜひ一度さなづらを食べてみてください。


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