
【秋田県】秋田はババヘラアイスだけじゃない!バラエティ豊かな道の駅ソフトクリーム5選!
目次
秋田の夏の風物詩と言えば、道端の駐車スペースなどにパラソルを立てて、その下でヘラを上手に使ってバラの花のようなアイスを作ってくれる「ババヘラアイス」です。
そのババヘラアイスに負けるまいと、工夫を凝らしたオリジナルソフトクリームを開発して販売している道の駅が秋田にも増えています。
この記事ではそんな、ちょっと気になる道の駅のソフトクリームをご紹介します。
なお、記事に記載されている価格(税込)は、2025年7月中旬時点のものです。
【道の駅 あきた港 SELION(セリオン)】秋田県初の「恋人の聖地」のオリジナルソフトクリームたち!(秋田市:県臨港道路13号線・港湾通)

出典:Wikipedia(ファイル名:Selion full view.jpg、撮影者:103momo )
秋田港にある「ポートタワーセリオン」には売店やレストランのほかに、地上100mのポートタワー(展望無料)があり、秋田市内や男鹿半島に鳥海山などの360度のパノラマを楽しめます。

このタワーから見る日本海に沈む夕陽と、秋田市内の夜景はこれ以上ない絶景とされていて、5階の展望台や4階のカフェなどからの景観が人気です。

そのほか敷地内には、多目的ホールなどがある秋田港振興センター「セリオンプラザ」や、砂場や滑り台があって子どもが遊べる室内緑地公園「セリオンリスタ」があります。
ババヘラソフトクリーム:350円

秋田名物「ババヘラアイス」の味(ピンク色のいちご味と黄色のバナナ味のシャーベット)を、製造元の新藤冷菓がソフトクリームにして、道の駅限定で販売しています(冬季間は販売休止)。
「ミルキーなババヘラアイス」といった味わいですが、後味はババヘラアイスと同様にさっぱりしています。

ババヘラソフトクリームは新藤冷菓のセリオン屋外店舗(セリオンリスタ側出入口の横)で販売されています。

なお、この店舗ではセリオンと新藤冷菓のコラボソフト「うどんそば自販機つゆ味ソフトクリーム(トッピングあり430円)」もオリジナルソフトとして人気がありますが、訪れた7月18日は「機械の不調」のため販売休止で味見ができなかったのは残念でした。
乳酸菌ソフト:440円(イートイン価格、テイクアウトは432円)

ポートタワー展望台の下、地上96mの4階にある展望カフェ「セリオンカフェ」オリジナルのヨーグルト風味のソフトクリームです。
口に含むと泡を立てたかのようなフワフワな食感で、名前の通りに乳酸菌飲料の風味が広がり、次にヨーグルトの酸味と風味が感じられます。
そして、後味にまた乳酸菌飲料の風味が戻り、最後までさっぱり感を感じながら味わえるソフトクリームで、トッピングにさまざまなシロップが用意されています。

カップルで一つのソフトを頼むと、スプーンを2つ用意してもらえる心使いがあり、気持ちよくソフトクリームと景色を楽しむことができます。

テイクアウトするならコーンになりますが、カップを選んでカフェ店内で眼下に広がる絶景を眺めながら食べるのがおすすめです。
50年の歴史!佐原商店の「うどん・そば自動販売機」のそばとうどん!

1杯350円、お金を入れて25秒で熱々のそばとうどんが食べられる、昔懐かしい自動販売機がセリオンリスタ内の一角に置かれていて、専用スペースでゆっくり味わえます。

小エビなどが入った大きな天ぷら入りで、ネギもたっぷり入っていてコスパ抜群です。
自販機は2016年4月から今の場所に移転されましたが、50年にわたってそばとうどんを提供し続けて来て今も現役で頑張っています。

私が訪問したのは平日でしたが、たくさんの地元の家族連れが訪れていて、暑いなかで熱いそば・うどんを味わっていました。

自動販売機のメンテナンスには苦労していると伝えられているので、ぜひお早めに訪れて佐原商店の味を楽しんみてはいかがでしょうか。
道の駅 あきた港 SELION(セリオン) <Information>
- 施設名称:道の駅 あきた港 SELION(セリオン)
- 所在地:秋田県秋田市土崎港西1丁目9-1
- 電話番号:018-857-3381
- 営業時間:ポートタワーセリオン売店 9:00~18:00(末日は17:00まで)
- 営業時間:展望台 9:00~21:00)
- 営業時間:セリオン屋外店舗 9:00~17:00(11月~3月は休業)
- 営業時間:うどん・そば自販機 10:00~17:00
- 定休日:セリオン屋外店舗は木曜
- URL:道の駅 あきた港 SELION(セリオン) 公式サイト
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【道の駅 おが OGARE(オガーレ)】なまはげの道の駅のおすすめソフトは、みたらしの味わいの醤油ソフトクリーム!(男鹿市:県道59号)

男鹿半島の付け根の男鹿市にあるオガーレは男鹿半島の観光拠点であり、「なまはげの里」として知られ、いつも新鮮な海産物が並ぶ道の駅です。

海産物は地元の漁師さんがパック詰めをして値段付けをしているので、鮮度抜群な魚介類をいつでも格安で入手することができます。
諸井醸造醤油ソフトクリーム「もろそふ」:350円

「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」で販売されている、「オガーレ名物」の「もろそふ」は、男鹿市内の諸井醸造所の醤油が使われた甘じょっぱいソフトクリームです。

みたらし団子の味わいにミルクの風味が感じられて、香ばしいしょう油の風味トコクにもろみの旨味の余韻が残る、日本人好みの美味しいソフトクリームです。
「キッチンウマイーヌ」郷土料理を楽しめる自販機

休憩コーナーに、男鹿の食材が使われた料理の冷凍食品自販機があり、そばに電子レンジが設置されているので、24時間いつでもその場で食べることができます。

急速冷凍されているので、レンジで解凍してもできたてのように美味しく、2025年7月時点で10種類のメニューは、さらに増やされる予定だそうです。
男鹿しょっつる焼きそば:750円

「しょっつる」は秋田名物ハタハタを塩漬けして作られる「魚醤(ぎょしょう)」と呼ばれる調味料です。
ハタハタの旨味がいっぱいの和風焼きそばは具だくさんで、青菜の風味と食感が良いアクセントになっています。
きりたんぽ海鮮カレー鍋:1080円

こちらの海鮮カレー鍋も具だくさんで、スパイシーなカレー味のブイヤベースは栄養満点で、郷土料理「きりたんぽ」がライス代わりとなってなかなかボリューミーです。
道の駅 おが OGARE(オガーレ) <Information>
- 施設名称:道の駅 おが OGARE(オガーレ)
- 所在地:秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-19
- 電話番号:0185-47-7515
- 営業時間:物産館 9:00~17:30(7月1日~8月31日までは9:00~17:00)
- 営業時間:レストラン(夏季)10:30~18:30(L.O.18:00、3月1日~9月30日)
- 営業時間:(冬季)10:30~17:00(L.O.16:30、10月1日~2月末)、土曜・日曜・祝祭日 10:30~18:00(L.O.17:30)
- 営業時間:GWおよび夏休み期間は10:00に開店(詳細は公式サイトをご確認ください)
- 営業時間:キッチン ウマイーヌ 24時間
- 定休日:無休
- URL:道の駅 おが OGARE(オガーレ) 公式サイト
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【道の駅 しょうわ ブルーメッセあきた】花の町で味わうバラの香りのブーケソフトクリーム!(潟上市昭和:国道7号昭和飯田川バイパス、県道229号)

八郎潟の南岸にある昭和地区は花の栽培が盛んで、敷地内に草花の鑑賞用温室や広いチューリップ畑などがある芝生花壇広場が併設されています。

産直コーナーなどでも野菜などと一緒に草花が特産品として販売され、「産品交流コーナー」では全国の特産品などが置かれていて、見るだけでも楽しいと評判です。
ブーケソフトクリーム:450円

バラの花びら入りのバラアイスの上にミルキーなバニラソフトクリームが乗せられ、バラの風味豊かなジャムと、バラ型の米粉クッキー(あきたこまち使用)を添えられています。

イチゴフレーバーのイチゴの香りとバラの風味が口の中いっぱいに広がり、香ばしいワッフルコーンとのマリアージュを楽しめます。
変わり佃煮「ナッツみかん」

八郎潟で獲れる魚介類の佃煮が地区の特産品で、物産販売コーナーでは地区の各店が競うようにそれぞれ伝統の味付けによる佃煮を販売しています。
「ナッツみかん(450円)」はナッツやクルミの佃煮にイカや寒天の佃煮が混ぜられ、オレンジの佃煮?がアクセントとなっている、スイーツ感覚のちょっと変わった佃煮です。

甘苦いオレンジと香ばしいナッツやクルミが良く合い、イカや寒天の食感も楽しく、ワインやウィスキー、ハイボールなどのお供に最的です。
道の駅 しょうわ ブルーメッセあきた <Information>
- 施設名称:道の駅 しょうわ ブルーメッセあきた
- 所在地:秋田県潟上市昭和豊川竜毛字山ノ下1番地1
- 電話番号:018-855-5041
- 営業時間:物販販売 9:00~18:00
- レストラン:11:00~18:00(L.O.17:00)
- 定休日:12月31日、1月1日、1月2日
- URL:道の駅 しょうわ ブルーメッセあきた 公式サイト
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【道の駅 協和 四季の森】米どころで酒どころの道の駅ソフトは、純米吟醸酒粕ソフトクリーム!(大仙市:国道46号)

大仙市は「大曲の花火」で有名な大曲市と仙北郡という秋田県内でも有数の米どころが合併してできた市で、「刈穂」など全国に知られる酒蔵がたくさんあります。

広い敷地内には芝生公園やグラウンドゴルフ場があって、自然に囲まれてゆったり過ごすことができる道の駅です。
酒粕ソフトクリーム:400円

大仙市協和にある老舗の酒蔵・奥田酒造店の純米吟醸「千代緑」の酒粕を使用した、吟醸香が楽しめるソフトクリームです(アルコールは入っていません)。

酒粕の風味がしっかり感じられ、甘酒のソフトクリームを食べているかのように後味スッキリで、炭入りの黒いワッフルコーンの味とよく合います。
人気ナンバーワンのテイクアウトグルメは「おはぎ」!

地元のもち米「ヒデコモチ」と国内産の小豆で手作りされている「おはぎ(250円)」が、ほどよくさっぱりした甘さで、「半殺し」の食感が良くいくつでも食べられます。
「協和からまつ特産開発部」が、おはぎで有名な宮城県の秋保温泉にあるあのスーパーで作り方を学んだそうで、きなこ餡のおはぎとの「2色おはぎ(250円)」もあります。

朝から販売を待つリピーターも多く、平日でも11時にはおはぎの在庫が少なくなっていました。
おはぎには添加物がいっさい使われておらず、消費期限は翌日までなのでご注意ください。
道の駅 協和 四季の森 <Information>
- 施設名称:道の駅 協和 四季の森
- 所在地:秋田県大仙市協和荒川新田表15-2
- 電話番号:018-881-6646
- 営業時間:農林水産物販売 9:00~18:00(5月~10月)、 9:00~17:00(11月~4月)
- 営業時間:売店 9:00~18:00(5月~10月)、9:00~17:00(11月~4月)
- 営業時間:レストラン 11:00~17:00(L.O.16:30)
- 営業時間:軽食(クイック) 9:00~18:00(5月~10月)、 9:00~17:00(11月~4月)
- 定休日:無休
- URL:道の駅 協和 四季の森 公式サイト
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まとめ
秋田県は豪雪地帯のため、県内の道の駅の多くは夏季と冬季で営業時間が異なる所が多いので、4月ごろや11月ごろの訪問は事前に確認しておくことをおすすめします。
また、ソフトクリームについても冬期間はお休みとなる道の駅があるので、やはり行く前に確認しておくと良いでしょう。