2020年6月18日の「おにぎりの日」を記念して一般社団法人おにぎり協会が発表した2020年コンビニおにぎり人気調査では、調査対象のセブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンの4社全てで3位までにツナマヨと鮭のおにぎりが入っていました。

この記事では秋田県で定番のおにぎりの具とは何かからコンビニで人気の限定おにぎりまで詳しくご紹介します。

参考:一般社団法人おにぎり協会「2020年コンビニおにぎり人気調査」

秋田県の定番おにぎりその1「ぼだっこ」

秋田県でおにぎりの具として定番人気を獲得しているのが「ぼだっこ」です。

ぼだっことは秋田の方言で塩鮭の切り身のことを指し、塩鮭の色が牡丹色をしているからという由来や、猪肉(ぼたん)の色に似ているからという由来を耳にしますが、はっきりとしたことはわかっていません。

2018年に水産庁が発表した平成30年度水産白書によると、秋田県における鮭の消費量は1989年には1世帯あたり4,343gで全国1位、2018年には2,939gと、鮭をこよなく愛する県民性が伺えます。

また2016年に厚生労働省が行った「平成28年国民健康・栄養調査」の結果では1日あたりの食塩摂取量が全国平均で男性10.8g、女性9.2gなのに対し、秋田県平均では男性11.6g、女性9.6gでした。

これらのことから鮭を塩辛い味付けで食べられるぼだっこは、秋田県では朝食のおかずとしてよく食べられていますが、おにぎりの具としても人気が高いというのは頷けます。

2021年12月現在、大手コンビニ4社でぼだっこのおにぎりの取扱いがあるかどうかを表にまとめてみました。

コンビニ名

商品名

限定エリア

セブンイレブン

取扱なし

ファミリーマート

取扱なし

ミニストップ

取扱なし

ローソン

手巻きおにぎりぼだっこ

秋田県限定

ローソン以外は残念ながら取扱なしという結果でしたが、過去に各社で販売されていたこともあるため、今後に期待しましょう。

参考:厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査報告」

参考:水産庁「平成30年度水産白書 水産物消費の状況」

秋田県の定番おにぎりその2「すじこ」

秋田県においてもう1つおにぎりの具として人気なのはすじこでしょう。

すじこはよくいくらと混同されますが、同じ鮭やマスの卵でも未成熟なものをほぐさず塩漬けにしたのがすじこ、成熟したものをほぐして醤油や味噌で漬けたのがいくらです。

すじこは塩分濃度4~7%で漬けますが、ぬか漬け1本(100g)当たりの塩分量である5.3gより高い塩分濃度となることから塩辛いものが好きな秋田県民によく食べられているのは頷けます。

2021年12月現在、大手コンビニ4社ですじこのおにぎりの取扱いがあるかどうかを表にまとめてみました。

コンビニ名

商品名

限定エリア

セブンイレブン

二段仕込み熟成塩漬け筋子

秋田県・青森県・岩手県

ファミリーマート

直巻き筋子

東北6県

ミニストップ

取扱なし

ローソン

手巻きおにぎりすじこ

東北6県

 

取扱いがあるコンビニではかなりこだわってすじこのおにぎりを作っているため、見かけたらぜひ購入してみてください。

秋田県の定番おにぎりその3「味噌焼きおにぎり」

 

おにぎりの中に入れる具ではありませんが、秋田県では味噌焼きおにぎりも人気です。

2017年にJタウンネットが行った焼きおにぎりの味付けに使う調味料についてのアンケート調査結果によると、醤油が73.7%、味噌が18.5%で、東北地方に味噌という意見が集中しました。

秋田県でも焼きおにぎりに味噌を使用するのは同じですが、砂糖を使用するという特徴があるため、レシピをご紹介します。

材料(1人分)

  • 米(1合)
  • 味噌(大さじ2)
  • 砂糖(小さじ1)

作り方

①お米を炊いて、おにぎりを作る(魚焼き機に入るように小さめに作る)

②味噌と砂糖を混ぜて、おにぎりの表面に塗る

③魚焼き機におにぎりを並べ、焦げないよう注意しながら好みの焼き加減で焼いて完成

砂糖を使用するのは秋田県では砂糖が高級品だという意識があるのと、隠し味としての意味があるためです。

「秋田県風」焼きおにぎりをぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。

参考:Jタウンネット「焼きおにぎりの味付けに使うメイン調味料アンケート調査」

まとめ

秋田県でおにぎりの具として定番人気なのは塩辛い味付けが好まれることからぼだっこ、すじこ、味噌焼きおにぎりであることがわかりました。

米どころ秋田のおいしいおにぎりを、ぜひさまざまな具で試してみてください。