
【出羽鶴】自然米酒 松倉とは?伊勢丹のバイヤーも注目した銘品を詳しく【秋田県】
目次
季節が肌寒くなると、日本酒を飲むなら冷酒より燗酒と考える人も多くなってくるのではないでしょうか。
今回は秋田の地酒でお燗をするのにもおすすめの【出羽鶴】自然米酒 松倉について詳しく解説します。
【出羽鶴】自然米酒 松倉とは?
【出羽鶴】自然米酒 松倉は、出羽鶴酒造株式会社が醸し秋田清酒株式会社が販売する秋田県大仙市生まれの日本酒です。
大仙市大曲北部の山間に位置する松倉地区では、50年以上も無農薬・無化学肥料でお米や野菜を栽培しています。
出羽鶴 自然米酒 松倉は、出羽鶴酒造株式会社がこの松倉地区の農家と契約し、特別栽培(栽培期間中農薬不使用)で育てたあきたこまちを酒米として使用しているため、日本酒がお米から生まれていることをしみじみと感じさせる味わいとなっています。
また仕込水には幾重もの地層を透過して湧き出てくる出羽丘陵の雪解け水を使用していることが、飲み口の柔らかさとなめらかできめ細かい酒質を生み出していると言えるでしょう。
分類 | 特別純米酒 |
原料米 | あきたこまち(無農薬) |
日本酒度 | 2 |
酸度 | 1.8 |
味のタイプ | 濃醇で辛口 |
精米歩合 | 60% |
おすすめの温度 | ・5~10度(雪冷え・花冷え) |
・10~15度(涼冷え) | |
・40~50度(ぬる燗・上燗・熱燗) |
【出羽鶴】自然米酒 松倉を購入するなら?
【出羽鶴】自然米酒 松倉は、蔵のお膝元である秋田県大仙市大曲のスーパーやインターネット通販で購入可能です。
日本各地の酒とつまみを利き酒師も含む一流のバイヤーが取りそろえた、伊勢丹新宿店の「粋の座」でも販売されたことのある日本酒です。
そのためデイリーに楽しむお酒やおみやげ品としてではなく、本格的な日本酒の知識のある人がいるお店で、日本酒好きの人に向けて販売されることが多いと言えるのではないでしょうか。
【出羽鶴】自然米酒 松倉のおすすめの飲み方とつまみ
【出羽鶴】自然米酒 松倉は、無農薬で作られていることから、ヘルシーな飲み方とおつまみをテーマに昆布の出汁割りとミズの実漬けのレシピをご紹介します。
昆布の出汁割り

材料
- 昆布(20g)
- 水(1L)※あれば軟水のミネラルウォーターが望ましい
- 醤油(少々)
- みりん(少々)
作り方
- 雑味や濁りを少なくするため水に昆布を入れて冷蔵庫で10時間ほど置き、水出し法で出汁を取る
- 出汁を温めて「出羽鶴 自然米酒 松倉」と好みの割合で混ぜ、好みで醤油やみりんを少し加える
昆布に含まれたカリウムにはむくみを解消し血圧を下げる効果があり、アルコール度数も下がるため身体に優しい飲み方ができます。
ミズの実漬け

材料
- ミズの実(1袋)
- 塩(適量)
- 砂糖(適量)
作り方
- 洗ったミズの実に塩を5本指でつまんでまぶし、塩で洗う感覚で塩もみする
- 流水で洗い塩を流す
- 味見をして調整しながら、小さじ1杯程度の塩を全体にまぶし、甘味がほしい場合砂糖を少し加えてタッパーなどの容器に入れる
- タッパーの上に重しがあれば置き、2日間ほどで完成
秋田県内でミズの実がよく採れる地域での食べ方ですが、ミズの実は山菜なので農薬や肥料を用いておらず、食感が良くて日本酒のおつまみとしても良く合うのです。
最後に

【出羽鶴】自然米酒 松倉は、秋田県大仙市生まれの日本酒ですが、無農薬で育てたあきたこまちと出羽丘陵の雪解け水を使って醸したお酒のため、お米の旨味をしっかりと感じさせる味わいに仕上がっています。
これから本格的に秋田の日本酒を飲んでみたい人におすすめのお酒なので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
秋田清酒株式会社<Information>
- 名称:秋田清酒株式会社
- 住所:〒014-0801 秋田県大仙市戸地谷字天ケ沢83-1
- TEL:0187-63-1224
- FAX:0187-66-2277
- URL:https://www.igeta.jp/