【秋田県】味覚・景色・レジャーを満喫できる《仁賀保高原》

「仁賀保高原」は、東北の中でも指折りの火山である鳥海山の北麓に広がる丘陵地帯です。
標高は500メートルほどで、広々とした牧草地や湿原、そして四季折々に草花が咲き大自然を満喫できます。

秋田県の最南端にある自治体「にかほ市」とそのお隣にある「由利本荘市」をぐるりと一望でき、日本海や男鹿半島、ふり返れば奥羽山脈、鳥海山などなど、360度のパノラマが楽しめます。
今回は地元住民もよく足を運ぶ観光地である仁賀保高原、その魅力をスポットごとにご紹介します。


風力発電の風車が目じるし!

仁賀保高原で一際目を惹くのは、にかほ市のシンボルともいえる「風車」です。仁賀保高原では風力発電が盛んであり、青々として野原に立つ15基以上の風車を目にすることができます。

仁賀保高原

この風車はにかほ市の国道や高速道路からも見ることができ、たくさん立ち並ぶ風車から「あのへんが仁賀保高原かな?」と目測をつけることができます。


高原を自転車で疾走!仁賀保高原サイクリングターミナル

展望台周辺には1周約5キロの専用サイクリングロードが整備されており、高原のさわやかな風に吹かれながら、湖沼や鳥海山、まっ白な風車と…贅沢な景色を眺めながらのサイクリングを体験できます。

仁賀保高原サイクリング

営業時期は4月下旬~11月中旬で、冬季は休業です。微妙な時期に利用する場合は事前ににかほ市観光課に問い合わせをしてみてください。


INFORMATION

  • 名称:仁賀保高原サイクリングターミナル
  • 住所:〒018-0413 秋田県にかほ市馬場曲師小屋4−5(仁賀保高原 ひばり荘)
  • 電話:0184-43-3230(にかほ市観光課)
  • 営業時期:4月下旬~11月中旬
  • 料金:一般車440円,子供車330円,二人乗630円。
  • URL:あきたタウン情報(仁賀保高原サイクリングターミナル)

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ミルク製品が抜群に美味しい!土田牧場

仁賀保高原は牧草地帯でもあり、有名な牧場「土田牧場」もあります。牧草地帯であることを利用し放牧によりジャージー牛を育てています。

土田牧場

現在の日本では、放牧は少なくなっています。北海道などの土地が広い自治体では行われていますが、市街に近い牧場で放牧は非常に難しいそうです。

こちらの土田牧場では、のんびりとした風車を背景に牛たちが生活している様子を見ることもできます。また、ジャージー牛以外にも動物を飼育しています。

牧場では、牛から絞ったミルクでアイスクリームやチーズ、ヨーグルトなどの乳製品やウィンナーなどの食肉加工品を作って提供しています。土田牧場の製品は「味が濃厚で美味しい」と県内外で評判を呼んでいます。牧場内には休憩所もありますのでそちらで食べることもできます。


INFORMATION


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最後に

仁賀保高原は鳥海山の北麓にある高原地帯です。車やバス、電車を使えば一日でアクセスできる距離ではありますが、鳥海山や鳥海山の裾野にある湿原地帯、そしてレジャーに最適な施設が整備されているこの仁賀保高原を存分に楽しむためには、とても一日では足りません。

にかほ市には道の駅、そして多数の温泉施設があります。温泉が湧くのも、まさに鳥海山という火山の賜物です。こういった温泉などで休養を取りながら、ゆっくりと一日ずつかけて自然を満喫するのも素敵なレジャー計画ではないでしょうか。

とにかく自然が美しいところが秋田県の特徴です。リフレッシュするつもりで遊びに来てくださいね。

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